広瀬すず、“人見知り”横浜流星と距離が縮まった瞬間明かす 24歳の抱負も<流浪の月>
2022.06.15 22:42
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女優の広瀬すずが15日、都内で行われた映画「流浪の月」スペシャルトークイベントにメガホンをとった李相日監督とともに出席。共演した横浜流星との“距離の詰め方”についてトークした。
広瀬すず、“人見知り”横浜流星と距離が縮まった瞬間明かす
2020年本屋大賞に輝いた凪良ゆう氏による同名小説が原作。10歳のときに誘拐事件の“被害女児”となり、広く世間に名前を知られることになった女性・家内更紗(広瀬)が、その事件の“加害者”とされた当時19歳の青年・佐伯文(松坂桃李)と15年ぶりに再会する…というストーリー。公開から約1ヶ月が経ち、この日はネタバレありのトークショーを展開。司会は設けず、フリートークスタイルで広瀬と李監督が自由に発言した。
まず監督が「横浜流星くんとすずは2人ともすごい人見知り。どうやって恋人に見えていくのか気になった。距離を詰められたと実感した瞬間はどこ?」と質問。広瀬は「撮影中でいうと肌と肌が触れ合う瞬間。私自身が信用できるようになった」といい、「おはようとか挨拶はしようと話していたんですが、それだと距離は縮まるけど知ることはできない感じがあった。撮影前半に触れ合うシーンがあってその瞬間に何も隠すことも遠慮することもしなくなった。それを感じたから、余計に信用できたのかも」と振り返った。
横浜が演じる亮との距離が近くなる一方で、「文に対しての気持ちに距離が出てしまった。亮君のほうが大きくなりすぎていた」と広瀬。松坂扮する文への気持ちに“壁”が出来てしまい、「こんなことがあるなんて思っていなかったから戸惑った」と吐露した。文との距離は「亮君から逃げて文に自分の思いを話した時、温度と目があった瞬間」に縮めることができたという。
広瀬すず、松坂桃李&横浜流星から刺激「命を削って演じている」
広瀬は李監督作品「怒り」でのクランクアップは「一生終わらないと思っていたので“終われた”と感じた」と告白。本作では「同じ気持ちになると思っていたけど、すっきりしたというよりは不安のほうが大きかった」とし、「流星くんと桃李さんの役との向き合い方を見て焦りと不安を感じた。こんなに感じたのは初めてなんじゃないかってくらい。命を削って演じている姿に、いい意味で焦りを感じたんです」と刺激を受けたことを明かした。「流浪の月」には“幻のラストシーン”があった
李監督曰く、撮影したが本編には採用されたなかったシーンがいくつかあるという。広瀬が思う「なんでないの?」と感じた場面はクライマックスシーンで「どこいっちゃったんだろうと思った。初号を見てびっくりした」と苦笑い。“幻のラストシーン”は文と更紗が電車に乗って旅立っていくシーンで、電車に向き合ってシュークリームを食べるという微笑ましいカット。李監督は「一言でいうと“余韻がなかった”。満たされた表情だったけど、そういう姿はお客さんが自分の映像で見てほしいって撮影した後に気づいたのよ(笑)」とカットした理由を明かした。「納得した?」と聞くと、広瀬は「もちろんです」と笑いながら答えた。
広瀬すず、24歳の抱負語る
6月19日に24歳となる広瀬に、李監督はサプライズで花束をプレゼント。広瀬は「え!うれしっ」と喜び。「今年と去年、テレビで隠すことなく悩んでいることを話していた。『流浪の月』に参加したことで自分の中で大きな何かが生まれて頑張ろうと思えたので、24歳になっても頑張りたい。監督と出会ったのが17歳くらい。もっとご一緒できるように努力しなきゃとクランクアップから改めて思っています」と抱負を語った。最後に李監督が「3作目のタッグはあるかな?」と聞くと、広瀬は「ぜひ!うれしい」と大歓迎だった。(modelpress編集部)
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