山田裕貴が狂気に満ちた怪演 「鋼の錬金術師」完結編、イシュヴァール殲滅戦の映像解禁
2022.05.27 07:00
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Hey! Say! JUMPの山田涼介が主演を務める映画『鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー/最後の錬成』(復讐者スカー:公開中/最後の錬成:6月24日公開 ※二部作連続公開)より、俳優の山田裕貴らが出演するイシュヴァール殲滅戦の映像が解禁された。
山田涼介主演「鋼の錬金術師」完結編
原作は、2001年に月刊「少年ガンガン」(スクウェア・エニックス)で連載が開始するや、魅力的なキャラクター、緻密に練られたストーリー、圧倒的で唯一無二な世界観で、世界中から愛されるベストセラーとなった漫画「鋼の錬金術師」。錬金術が存在する架空の世界を舞台としたダーク・ファンタジーの人気は、連載終了した今も留まることを知らない。そして連載開始20周年新プロジェクトとして発表された実写二部作では、エドとアル、兄弟の物語の最終章を、原作のままに映像化することにこだわった。国家錬金術師の抹殺を誓う男スカーとの対決を描く『復讐者スカー』。国家を揺るがす巨大な陰謀に導かれていく『最後の錬成』。物語の壮大なラストを描くには、どうしても二作が必要だった。
主演は前作に引き続きHey! Say! JUMPの山田涼介が務め、主人公で“鋼の錬金術師”の二つ名を持つ国家錬金術師エドワード・エルリックを演じ切る。また本田翼をはじめ、ディーン・フジオカ、蓮佛美沙子、本郷奏多らが続投。そして本作から登場する新キャストに、内野聖陽や新田真剣佑、舘ひろし、渡邊圭祐、黒島結菜、山本耕史、栗山千明、山田裕貴ら豪華俳優陣が名を連ねる。
幼い頃に亡くした母親を蘇らせようと行った錬金術の禁忌とされる人体錬成により、失われた身体を取り戻そうとする兄弟が最後に出した答えとは?原作を愛するキャスト・スタッフ陣が、『鋼の錬金術師』という唯一無二の作品世界を圧倒的スケールで描き切る、堂々の“完結編”。そして今回の二部作では入場者特典として、原作者・荒川弘先生による描き下ろしのスペシャルイラストカードが配布されることも発表されており、原作と実写映画のコラボレーションによって、エドとアル、兄弟の旅の結末を盛り上げる一大プロジェクトとなっている。
山田裕貴演じるゾルフ・J・キンブリーがイシュヴァール人を襲撃 映像解禁
この度解禁されたのは、かつて国家錬金術師が“人間兵器”として駆り出され多くの市民が犠牲となったイシュヴァール殲滅戦の回想シーン映像。将校がイシュヴァール人の子どもを誤射し殺してしまった事件をきっかけに起こったイシュヴァール内乱を終わらせるために、キング・ブラッドレイ大総統(舘)からイシュヴァール人を一人残らず殺害するという非人道的な命令が下されたこの戦いは、『復讐者スカー』のカギを握る傷の男“スカー”(新田)に“国家錬金術師を抹殺する”という強い復讐心が生まれた元凶となっている。本映像では、イシュヴァール人を狙う国家錬金術師たちが迫り、爆撃によって崩壊する家屋の合間を縫って兄を探して必死に走り回るスカーの姿が。無事に兄(大貫勇輔)と合流したスカーは、兄から錬金術に関する研究書を渡され、生き残る確率の高いスカーにそれを持って逃げて欲しいと告げられる。
そんな中、怪しい男がスカーと兄たちの前に。「紅蓮」の二つ名を持つ国家錬金術師・キンブリー(山田裕貴)が、錬金術によって爆発を起こし、原作でもお馴染みの台詞「いい音だ!」と自身の起こした爆発に興奮して歓喜の雄たけびを上げる。キンブリーの攻撃からスカーを守ろうとした兄が命を失い、悲しき復讐者が生み出されてしまう運命的なシーンとなっている。
原作でもこのイシュヴァール殲滅戦は凄惨な出来事として描かれており、焔の錬金術師である、ロイ・マスタング(ディーン)、リザ・ホークアイ(蓮佛)、“剛腕の錬金術師”アレックス・ルイ・アームストロング(山本)、マース・ヒューズ(佐藤隆太)ら、アメストリス軍のメンバーにとっても、清算すべき過去として心に刻まれるものとなっており、マスタング役のディーンも「イシュヴァールの戦いのシークエンスが加わることで、物語に深みと奥行きが生まれますよね。マスタングにとっては、あの戦いがターニングポイントであり、出発点であるので、非常に演じごたえがありました」とコメントを寄せている。
爆発を愛する爆弾狂であり“紅蓮の錬金術師”、ゾルフ・J・キンブリーを見事に演じきった山田裕貴は、2021年だけでも、『東京リベンジャーズ』で髪を剃り上げ、暴走族の副総長・ドラケンを好演し、「ハコヅメ~たたかう!交番女子~」(日本テレビ)では生真面目で努力家の後輩刑事を演じ、また年末には「志村けんとドリフの大爆笑物語」で主人公・志村けん役を見事に演じ切った実力派の俳優だ。
「原作が好きで、アニメも見てキンブリーという役を演じてみたいと思っていたところに、オファーを頂けたので嬉しかったですしありがたかったです」と喜びを明かしており、狂気に満ちたキンブリーという役は高い演技力を持つ山田裕貴にぴったりな役であり、運命的な役であったと感じさせる。
一方、キンブリーによって兄を殺され復讐を誓うこととなるスカーを演じた新田は「スカーは内に秘めているものがすごく深いキャラクター」と自身の演じた役についてコメントしており、過去のシーンやスカーにとって辛いシーンは難しかったと振り返っている。本映像では、緊迫感に満ちた中、スカーにとって辛く、決して忘れることが出来ない出来事となったシーンが収められており、新田はスカーが負った傷を体現。スカーの過去を知った観客は、悪であると分かっていてもスカーの悲しみに共感しどこか魅力を感じてしまうに違いない。
エドとアルの前に現れた、国家錬金術師に恨みを抱え、抹殺を誓う、最強の復讐者“スカー”だが、圧倒的な強さを持つ、スカーとの対決を乗り越え、兄弟二人は元の身体を取り戻せるのか。国家の根幹を揺るがす衝撃の真実とは一体?ついにシリーズのフィナーレを飾るハガレン完結編が幕を開ける。荒川先生も太鼓判を押す、映画化で再現される迫力溢れる名シーンの数々。
傷の男“スカー”誕生のきっかけとなった、イシュヴァール殲滅戦。原作でも印象的なこのシーンも再現された今回の完結編二部作。物語にもより深みが生まれ、前作よりも遥かにスケールアップした本作の結末に注目だ。
原作者・荒川弘先生の描き下ろしスペシャルイラストカード限定配布
また、27日より入場者特典第二弾の配布が開始。27日~29日の三日間のみ、先着限定で配布。今回配布されるのは原作のキャラクターたちが映画の撮影に臨む様子を収めた、原作者・荒川先生の描き下ろしイラスト。荒川先生は、自身も撮影現場を訪れたことを明かしており、「撮影風景がとても面白かったので、原作絵で楽しい感じのイラストを描きたいと思い、このイラストを描かせていただきました」とコメントを寄せている。イラスト内ではキャラクターたちが今にも動き出してしまうのではないかと思うほど、活き活きと描かれており、実写映画の撮影も活気に満ちた現場だったことがうかがえる。
さらに28日、京都にて『鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー』公開記念舞台挨拶&全国同時生中継。ライブビューイングが開催。主演の山田涼介が登壇予定。そして同日28日に大阪にて、そして29日には『鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー』公開御礼舞台挨拶に加え、『最後の錬成』舞台挨拶付き最速先行上映も開催される。(modelpress編集部)
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