上白石萌歌が「ゴーストバスターズ／アフターライフ」公開前スペシャルイベントに登壇

上白石萌歌「マスクを交換しないといけないくらい、めちゃくちゃ泣いた」映画『ゴーストバスターズ』最新作は「いろんな愛情について考えさせられる」

2022.01.26 23:20

女優の上白石萌歌と声優の梶裕貴が、1月26日に都内で行われた映画「ゴーストバスターズ／アフターライフ」(2月4日[金]公開)スペシャルイベントに登壇した。同作は1984年に公開された映画「ゴーストバスターズ」、1989年公開の「ゴーストバスターズ2」に連なるシリーズ最新作。監督は、オリジナル版「ゴーストバスターズ」「ゴーストバスターズ2」の監督を務めたアイヴァン・ライトマンの息子・ジェイソン・ライトマン。

初代ゴーストバスターズの一員だったイゴン・スペングラー博士の孫・フィービーが主人公となり、封印を解かれたゴーストに立ち向かう物語が描かれる。上白石は日本語吹替版でフィービーを、梶はフィービーの兄トレヴァーの声を務める。

子どもの頃、両親とオリジナル版を見ていたという上白石は、「(出演を伝えると)母親と父親が飛び上がって喜んでくれて、そういうふうに世代を継いで、家族みんなで楽しめるのもこの作品の魅力だと思いますし、家族のつながりみたいなものもテーマでもあるので、皆さんもご家族で楽しんでいただきたいなと思います」と、喜びを込めて話した。

ストーリーについては「吹き替えをする前に全編通して見させていただいたんですけど、めちゃくちゃ泣いて、マスクを交換しないといけないくらいヨレヨレになってしまって。完成して、物語を知った上で見たときもまた号泣してしまって」と話し、明るく楽しい要素に加え泣ける要素もあることを明かした。

作品にはさまざまな“ゴースト”が出てくることから、司会者から霊感があるか聞かれると、上白石は「母親は霊感があったんですけど、私と姉を生んでから、霊感がなくなって。私達もまったくないんですけど、母親から色んな話を聞いていると、ゴーストというか…人の魂がさまよっている感じとかは信じられるなあと思いますね」と返答。

続けて、「父親が歴史が好きで、新婚旅行でエジプトに行ったら(母親が)とりつかれてしまって、数日間、日本語じゃない言語をしゃべっていたりとか、低い声で話していたみたいで。おとぎ話とかじゃなくて本当にあるんだっていうことは、母親の話から知りましたね」と話すと、司会者からは驚きのあまり「こんなところで軽く話す話じゃないですよ(笑)」との言葉が。

「このあとは話しにくいんじゃないですか？」と気遣われた梶だったが、梶は梶で「僕も霊感はまったくなくて、ないからこそイメージして怖がってしまう。奥さんは霊感というか、見える時は見えるようで、コロナ禍前に旅行に行った時も、ぼーっと見ている時があるので、これは何かいるんだな、見えているんだなって聞いてみると、うんって応えるので。僕は苦手なので、そういう話は絶対にしないでくれって言ってるから中身は分からないんですけど…」と話し、再び司会者を驚かせていた。

イベントでは、ミニ・マシュマロマンやゴーストたちのラスボス役の声優を日本語吹替版で務めた渡辺直美からのVTRの披露やステージに現れた巨大マシュマロマンを上白石と梶が倒すといった企画も行われ、上白石と梶は終始、楽しそうな笑顔を見せた。

最後は、上白石が「『ゴーストバースターズ』シリーズの最新作、これまでのシリーズからさらにラッシュアップされてて、ゴーストがすごくリアルだったりとか、これまでのコメデイ要素に加えて泣けるようなハートフルなシーンも。いろんな愛情について考えさせられるような作品になっているので、ぜひ初代の映画を見てから劇場に足を運んでいただきたいです」と、「ゴーストバスターズ」愛あふれるメッセージを送り、イベントを締めくくった。