伊藤万理華、金子大地ら共演者からべた褒めで照れ コロナ禍の撮影中断は「真っ暗になった」<サマーフィルムにのって>
2021.07.14 20:11
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乃木坂46の元メンバーで女優の伊藤万理華、俳優の金子大地が14日、都内で行われた映画『サマーフィルムにのって』(8月6日公開)の特別試写会イベントに共演の河合優実、祷(いのり)キララ、小日向星一、池田永吉、篠田諒、甲田まひる、ゆうたろう、板橋駿谷、メガホンをとった松本壮史監督とともに出席。撮影の様子を明かした。
伊藤万理華、共演者からべた褒めで照れ
本作は、時代劇を溺愛する映画部所属の女子高生ハダシ(伊藤)が、仲間を巻き込みながら映画制作に奮闘する姿を描く。ハダシは武士役にぴったりの少年・凛太郎(金子)と出会うも、彼はタイムトラベルで過去に来た未来人だった…というSF青春映画となる。若人の青春を描く作品とあって、伊藤は「とにかく皆としゃべって、同じ思いなのかを確かめるのを大事にしていた。同じ方向に向いて歩いていくのが大事」という思いから共演者と距離を縮めようと務め、自ら「トランプやりたいね」「チェキを撮ろう」と提案して雰囲気作りに力を注いだという。
そんな伊藤を見ていた金子は「皆が仲良くなることがこの作品をよくすることになると言っていたとおり、皆に明るく話しかけている姿が『ハダシがそこにいる』と思えた。それがすごく見ていて素敵だった」といい、「なんとしてもハダシのために頑張ろうと思えた」と刺激を受ける。
ハダシの親友・ビート板を演じた河合も、「万理華ちゃんの『サマーフィルムにのって』にかける思い、劇中のハダシと同じで熱いものがあった。伊藤万理華が熱を持っていたから皆がまとまることができましたね」と同意。ハダシの親友・ブルーハワイを演じた祷も「クランクイン前、ビート板との3人の関係を詰める土台を作ってくれた。作品と向き合う気概、立ち姿、セリフの声に掻き立てられた」としみじみと語った。
また、祷は試写で完成品を見た後に「言葉にしがたいけど万理華に会わなきゃ!という気持ちになった」と振り返り、「どうしても会いたくて、試写を出て万理華に電話して『とにかく顔だけでも見たい、握手がしたい。試写に来てほしい』と伝えた。その後で駅で会った」と明かした。
共演者たちからの褒め言葉に、伊藤は「こんなに褒められることはないのでありがたい」と照れ笑いを浮かべ、「私は自分が引っ張ったという気持ちではない。皆が押し上げてくれた。隣にいながらも背中を支えてもらった。皆がいなきゃ自分は成立していない」と感謝した。
コロナ禍の撮影中断は「真っ暗になった」
映画は無事に完成したが、新型コロナウィルス感染拡大の影響で撮影が中断することもあった。伊藤は「中断になったタイミングが、皆が1番ピークで仲良くなって、やっと1になるときだった。この作品はいいものになると確信していた中で中断と言われて、真っ暗になった。劇中で『未来に映画がない』と言われている状況と重なって、色々考えましたね」と気苦労もあったことを吐露した。(modelpress編集部)
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