高橋一生は“世界で1番上手い” 蒼井優・東出昌大らと絶賛される<スパイの妻>
2020.10.17 19:53
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映画「スパイの妻<劇場版>」の公開記念舞台挨拶が17日、都内で行われ、主演の蒼井優、共演の高橋一生、東出昌大、坂東龍汰、メガホンをとった黒沢清監督が登壇した。
同作は6月に放送されたNHKドラマの劇場版。昭和初期の日本を舞台に、運命に翻弄されるある夫婦の試練を描いており、高橋は神戸で貿易商社を営み、赴いた満州で恐ろしい国家機密を知ることになる優作を、蒼井は優作の妻・聡子を演じている。
席を1席ずつ空けずに座っている観客を見て、蒼井は「すごいですね。100%のお客様ですごく嬉しいです。いろんな思いがあるでしょうけど、こうして映画館に帰ってきてくださってありがとうございます」と感慨深げに挨拶。試写を見た際に驚いたそうで「こんなこと言っていいかわからないんですけど、すごいスケールが大きいように見えて、でも実際の撮影は、スケジュールだったり予算の兼ね合いで攻防戦が繰り広げられていて、画の中にしかセットがないというか、最後の日はわーっと広がって見えるけど、実はこの辺にしかなかったりして(笑)、黒沢監督の作品は画の中を撮りながら、画の外も撮られてるというのがすごいなと思いました」とぶっちゃけて、関係者を笑わせた。
また、黒沢監督の魅力について蒼井は「画の中からの圧と、画の外の広がりだと思います。すいません、勝手に監督の前で(笑)。銀獅子監督の前でえらそうにって感じですけど、本当にすごいなって思いました。すごく骨太な映画ができたなと思いました」と語った。
これに蒼井は「“頑張ってるなあ”って見えた…ウソです(笑)」と茶目っ気たっぷりに笑いつつ、「あそこで一生さんが現場のエンジンをかけてくださったという感じだったので、本当に感謝しています」と頭を下げた。
東出についても「東出さんは大好きなんですけど、ご本人は嫌がるかもしれないですが、あやしいんですよね。あやしいって言っても妖怪の怪のほうの怪しさもあるし、妖怪の妖のほうの妖しさもある。東出さんが妖怪だと言っているわけではないんですけど、あらゆる面のあやしさを持っていて、ご本人が気付いていないのかもしれないんですけど、出てきた瞬間、何か起こりそうって思えるところが大好きです」とコメントした。
東出は「すごく嬉しかったです。僕自身も黒沢清監督の映画が好きで、怪しさとか曖昧さとか、そういうものが好きなので、言語化が難しい感覚なんですけど、今後ともいろんな監督の映画を見て、いろんな映画体験をして、自分のお仕事に繋げていければなと思います」としみじみと語った。(modelpress編集部)
席を1席ずつ空けずに座っている観客を見て、蒼井は「すごいですね。100%のお客様ですごく嬉しいです。いろんな思いがあるでしょうけど、こうして映画館に帰ってきてくださってありがとうございます」と感慨深げに挨拶。試写を見た際に驚いたそうで「こんなこと言っていいかわからないんですけど、すごいスケールが大きいように見えて、でも実際の撮影は、スケジュールだったり予算の兼ね合いで攻防戦が繰り広げられていて、画の中にしかセットがないというか、最後の日はわーっと広がって見えるけど、実はこの辺にしかなかったりして(笑)、黒沢監督の作品は画の中を撮りながら、画の外も撮られてるというのがすごいなと思いました」とぶっちゃけて、関係者を笑わせた。
また、黒沢監督の魅力について蒼井は「画の中からの圧と、画の外の広がりだと思います。すいません、勝手に監督の前で(笑)。銀獅子監督の前でえらそうにって感じですけど、本当にすごいなって思いました。すごく骨太な映画ができたなと思いました」と語った。
蒼井優、高橋一生に感謝
そんな黒沢監督と初仕事だったという高橋は「非常に充実した時間でしたね。お芝居を1月半くらい毎日、“明日はこのシーンだ”って思いながら撮影ができるくらい、幸せな時間でした」と回顧。長ゼリフに苦労しなかったか追及されると「一応、僕、俳優としてやっているので大丈夫でした。テスト2回と本番1つで一連の撮影をして、あれは撮影2日目だったんですけど、例えば今ここで『すごく頑張った』って言ったら、僕が中学生みたいになっちゃうので(笑)。でも非常に楽しい、ある緊張感というか、切迫したシーンと合間って、試写を見たときに“高橋一生、セリフを頑張っている”って見えなくてよかったです」と吐露。これに蒼井は「“頑張ってるなあ”って見えた…ウソです(笑)」と茶目っ気たっぷりに笑いつつ、「あそこで一生さんが現場のエンジンをかけてくださったという感じだったので、本当に感謝しています」と頭を下げた。
黒沢清監督から見た蒼井優・高橋一生・東出昌大
また、出演者の素晴らしかったところを聞かれた黒沢監督は、蒼井について「見てお分かりの通り、華があるんですね。会っていると普通の人のような感じがするんですけど、なぜか画面に映ると、隅のほうにいても、後ろを向いていても、絶対に輝くと言いますか、持って生まれたものなんでしょうね。だから、どんなひどい目にあっても“この人について行こう”って感じで見ていただけたのではないかと思います」と語り、高橋については「初めてご一緒しましたけど、舌を巻くほど上手いんですよ。上手いってどういうことってよく言われるんですけど、上手いに尽きますね。長くても短くてもセリフが見ている側に飛び込んでくる。聞いていると光景が浮かんでくるんですよね。ただ話しているだけで、ときには映ってもいなかったりするのに。観客の心を誘導する力がある。上手いなあと思いました。世界で1番上手いんじゃないかなと思いました」と大絶賛。東出についても「東出さんは大好きなんですけど、ご本人は嫌がるかもしれないですが、あやしいんですよね。あやしいって言っても妖怪の怪のほうの怪しさもあるし、妖怪の妖のほうの妖しさもある。東出さんが妖怪だと言っているわけではないんですけど、あらゆる面のあやしさを持っていて、ご本人が気付いていないのかもしれないんですけど、出てきた瞬間、何か起こりそうって思えるところが大好きです」とコメントした。
東出昌大「自分のお仕事に繋げていければ」
黒沢監督の言葉に、蒼井は「ありがとうございます。言わせてしまったというか、ありがたいですし、これからも頑張ろうって思います」と恐縮し、高橋は「もう思い残すことないんじゃないですかね。今日が終わってしまってもいいくらい嬉しい言葉ですね。本当に幸福な時間というか、映画的な時間を過ごさせていただいた上に、こんなことを言っていただいて、黒沢さんが僕のことを言ってくださっているときに『ありがとうございました』って切っちゃおうかなと思うくらい、気恥ずかしくもあり、でも嬉しくもありでした」とニッコリ。東出は「すごく嬉しかったです。僕自身も黒沢清監督の映画が好きで、怪しさとか曖昧さとか、そういうものが好きなので、言語化が難しい感覚なんですけど、今後ともいろんな監督の映画を見て、いろんな映画体験をして、自分のお仕事に繋げていければなと思います」としみじみと語った。(modelpress編集部)
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