大島優子、不倫妻役に初挑戦「裸で向き合うことの大切さを学びました」<生きちゃった>
2020.05.14 18:00
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女優の大島優子が、俳優の仲野太賀が主演を務める映画『生きちゃった』(2020年秋公開)に出演することがわかった。
大島優子、不倫妻役で出演
山田厚久(仲野)と武田(若葉竜也)は幼馴染。厚久は同じく幼馴染である奈津美と結婚しており、5歳の娘がいる。平凡だがそれなりの生活。だがある日、厚久が会社を早退して家に帰ると、奈津美が見知らぬ男と情事に耽っていた。あまりにも急なことで、厚久は怒ることもできなければ悲しむこともできない。感情に蓋をすることしかできなかった。その日を境に厚久と奈津美、武田の関係は歪んでいき、物語は予期せぬ展開へと向かっていく。大島は、厚久と武田の幼馴染で厚久の妻である奈津美を演じる。
大島優子「裸で向き合うことの大切さを学びました」
石井裕也監督は、大島について「きっと多くの役者が避けるであろう重く苦しい役なのに、大島優子さんはあっさりオファーを受けてくれました。しかも、真っ向から全力で挑んでくれました。本当に尊敬します。ある重要なシーンの本番中、突然大島さんにスイッチが入って、その芝居があまりにも凄くて、ひっくり返るほど驚きました。大島さんを見ていて、ゾッとしてきて、演技なのか狂っているのか分からなくなって怖くなりました。こんなのは監督人生で初めての経験でした。きっと大島優子さんがずっと抱えていたものが爆発したんだと思います。その時、大島さんの何かが決定的に変わったと確信しました」と、これまで多くの俳優陣と作品作りをしてきた石井監督も今作での大島を絶賛している。大島は「この作品を通じて、役に“裸”で向き合うことの大切さを学びました。素直に表現したり、素直に受け止めるということ。とてもシンプルなことでありながら、一番大変なんですけど、自分自身から湧き出たものを自分で信じること、そしてそれらを自分でキャッチして、それを表にきちんと出すということを徹底しました。撮影現場では、常に苦労はありましたけど、石井監督との信頼関係もありましたし、撮影中、その信頼という名の橋は崩れることは無かったから、監督と繋がりながら剥き出しであり続けるという、私にとって初めての挑戦でした」と、撮影当時を振り返った。(modelpress編集部)
ストーリー
山田厚久(仲野太賀)と山田奈津美(大島優子)、武田(若葉竜也)は高校時代からの幼馴染でとても仲が良かった。厚久と武田は昔も今も二人で夢を追いかけている。微妙な三角関係にもつれた時期もあったが、今では厚久は奈津美と結婚し、5歳の娘がいる。平凡だがそれなりの生活を送っていたある日…。厚久が奈津美の浮気を知ってしまう。あまりにも突然のことで、厚久は怒ることもできなければ悲しむこともできない。感情に蓋をすることしかできなかった。その日を境に厚久と奈津美、武田の関係は歪んでいき、物語は衝撃的な展開へと向かっていく…。
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