瀧内公美(提供写真)、神尾楓珠/Photo by sai

瀧内公美&神尾楓珠、裏アカ通じて出会う男女描く

2020.01.24 11:00

映画『裏アカ』(6月12日公開)の主演を瀧内公美、その相手役を神尾楓珠が務めることがわかった。


映画「裏アカ」

今の社会や時代が持つ二面性を象徴する“SNSの裏アカウント”通して出会う男女の姿から、現代に生きる者が抱える葛藤や欲望、そして性への衝動を赤裸々に描き出した本作。

主演の瀧内は、映画「火口のふたり」で第41回ヨコハマ映画祭最優秀新人賞受賞し、確かな演技力で注目を集めている実力派女優。思い描いていたものとは違う毎日に行き場のない気持ちを抱え、ふとしたきっかけでSNSの裏アカウントにハマっていく女性をリアルに演じる。

一方、相手役の年下の男として抜擢された神尾は、ドラマ「3年A組 ―今から皆さんは、人質です―」などへの出演をきっかけにブレイク。表の顔と裏の顔を巧みに使い分けながらも、心に深い闇を抱えて生きる複雑な青年を繊細に演じ切った。

神尾楓珠/Photo by sai
神尾楓珠/Photo by sai
瀧内公美(提供写真)
瀧内公美(提供写真)

瀧内公美&神尾楓珠、映画「裏アカ」を語る

本作について瀧内は、「監督はじめスタッフの方々と、どんな形にしていきたいかを共有し、何度も話し合いを重ねて撮影に挑んだ、私にとって思い入れのある作品です」と告白。さらにヒロインの「真知子と同じように“これでいいのだろうか”と悩みながら、光を追い求めるかのように、必死に駆け抜けた日々でした」と明かした。

一方の神尾は「すごく挑戦的な役柄とストーリーだったので、どう演じるべきか苦労しました」と回顧。そして「加藤監督のこの作品で挑戦できたことを嬉しく思います」と喜びを語った。

ほかキャストは?

なお、監督を務めるのは木村大作、降旗康男、原田眞人、成島出ら日本を代表する数々の名監督の下で厚い信頼とともに助監督を務めてきた加藤卓氏。キャストは、真知子が働くアパレルショップの佐伯崇役に市川知宏、年下のカリスマ店員・新堂さやか役にSUMIRE、社長の北村圭吾役は田中要次。真知子が訪れる大衆食堂「ふじ食堂」のシーンでは、神戸浩、松浦祐也、仁科貴、ふせえりといった個性豊かな俳優が揃う。(modelpress編集部)

伊藤真知子役・瀧内公美コメント

加藤監督の初監督作品に参加することができ、無事公開されることをとても嬉しく思います。『裏アカ』は監督はじめスタッフの方々と、どんな形にしていきたいかを共有し、何度も話し合いを重ねて撮影に挑んだ、私にとって思い入れのある作品です。

主人公・伊藤真知子の孤独と満たされない日常に、ひとりの女性として、脚本を初めて読ませてもらった時から共感していました。撮影中も、真知子と同じように、“これでいいのだろうか”と悩みながら、光を追い求めるかのように、必死に駆け抜けた日々でした。

もがきながら、一生懸命生きている女性の姿をぜひ劇場でご覧ください。

原島&ゆーと役・神尾楓珠コメント

今回、原島とゆーとを演じさせていただきました。自分の中でもすごく挑戦的な役柄とストーリーだったので、どう演じるべきか苦労しましたが、加藤監督のこの作品で挑戦できたことを嬉しく思います。

この役を演じて、僕が演じたような人物が実際にいるかもしれないということだったり、映画の中に出てくる事柄がもしかしたら身近で起こってるかもしれないということをSNSが発達した現代だからこそ感じました。

刺激的なシーンも多々ありますが、ぜひ劇場へ足を運んでいただけると嬉しいです。

あらすじ

青山のアパレルショップで店長を務める伊藤真知子は、どこか満たされない毎日を送っていた。自分の意見は採用されず、年下のカリスマ店員・新堂さやかに仕事を取られ、ストレスが溜まる日々。

そんなある日、さやかの何気ない一言がきっかけで真知子はSNSの裏アカウントを作り、胸元の際どい写真を投稿する。表の世界では決して得られない反応に快感を覚えた真知子の投稿はどんどん過激になっていき、それに呼応するようにフォロワー数も増えていった。

「リアルで会いたい」「もっと自分を解放して」 そんな言葉に誘われ、フォロワーの1人と会うことになった真知子。その相手は、”ゆーと”という年下の男だった。真知子は自分と同じ心の乾きを持つ彼に惹かれていく。しかし、その関係は1度きり。それがゆーととの約束だった。ゆーとと会えないことから、真知子は他の男と関係を持つようになるが、その心は満たされない。
裏の世界でフラストレーションがたまっていくのとは裏腹に、表の世界は、店の売り上げ不振回復への施策に自身のアイデアが採用され、大手百貨店とのコラボレーション企画が決まるなど充実していく真知子。やりがいのあるプロジェクトに意気込む真知子だったが、その百貨店担当者の原島努こそが、あのゆーとだった。

表の世界で再会を果たした2人。平静を装う原島に対し、心乱れ動揺を隠せない真知子。原島ではなく、ゆーとに会いたいという思いが日増しに募っていく。表と裏、愛情と憎悪、真実と嘘、理性と欲望…相反する2つが激しく交錯する中、真知子に突然訪れる結末とは…。
【Not Sponsored 記事】

関連リンク

関連記事

  1. 久保田紗友・萩原利久・神尾楓珠ら、キスシーンの舞台裏明かす<鈍色の箱の中で>
    久保田紗友・萩原利久・神尾楓珠ら、キスシーンの舞台裏明かす<鈍色の箱の中で>
    モデルプレス
  2. ドラマ「鈍色の箱の中で」久保田紗友らキャスト発表 神尾楓珠「僕は全員とキスします」
    ドラマ「鈍色の箱の中で」久保田紗友らキャスト発表 神尾楓珠「僕は全員とキスします」
    モデルプレス
  3. 神尾楓珠、話題の金髪姿披露 颯爽とランウェイ<TGCしずおか2020>
    神尾楓珠、話題の金髪姿披露 颯爽とランウェイ<TGCしずおか2020>
    モデルプレス
  4. 神尾楓珠、熱烈キス動画が話題 “ニビハコ”出演予想の声広まる
    神尾楓珠、熱烈キス動画が話題 “ニビハコ”出演予想の声広まる
    モデルプレス
  5. 「3年A組」神尾楓珠&萩原利久&望月歩、プライベート交流に反響
    「3年A組」神尾楓珠&萩原利久&望月歩、プライベート交流に反響
    モデルプレス
  6. 神尾楓珠、1st写真集決定 これまでのイメージ覆す
    神尾楓珠、1st写真集決定 これまでのイメージ覆す
    モデルプレス

「映画」カテゴリーの最新記事

  1. 生田斗真“ずっと我慢していたこと”告白に会場沸く「言いたくて言いたくて…」【告白 コンフェッション】
    生田斗真“ずっと我慢していたこと”告白に会場沸く「言いたくて言いたくて…」【告白 コンフェッション】
    モデルプレス
  2. 生田斗真、マキシマム ザ ホルモンとの主題歌コラボを“告白”「ずっとずっと言いたくて今日まで我慢してきた」
    生田斗真、マキシマム ザ ホルモンとの主題歌コラボを“告白”「ずっとずっと言いたくて今日まで我慢してきた」
    WEBザテレビジョン
  3. 「踊る大捜査線」2部作で映画化 最新映像・公開日・タイトル解禁<室井慎次 敗れざる者/室井慎次 生き続ける者>
    「踊る大捜査線」2部作で映画化 最新映像・公開日・タイトル解禁<室井慎次 敗れざる者/室井慎次 生き続ける者>
    モデルプレス
  4. 窪塚愛流、作品に全身全霊で向き合った結果“自宅で恐怖体験”「ヤバいなと思ってパッと見たら…」【ハピネス】
    窪塚愛流、作品に全身全霊で向き合った結果“自宅で恐怖体験”「ヤバいなと思ってパッと見たら…」【ハピネス】
    モデルプレス
  5. JO1&FANTASTICS、チームワーク発揮の撮影裏側 映画「逃走中 THE MOVIE」新規場面&メイキングカット解禁<現場レポート>
    JO1&FANTASTICS、チームワーク発揮の撮影裏側 映画「逃走中 THE MOVIE」新規場面&メイキングカット解禁<現場レポート>
    モデルプレス
  6. <機動戦士ガンダム SEED FREEDOM>シリーズNo.1の興収を更新 フィナーレ上映に向けて新たな情報公開
    <機動戦士ガンダム SEED FREEDOM>シリーズNo.1の興収を更新 フィナーレ上映に向けて新たな情報公開
    WEBザテレビジョン
  7. 「2024年1月~3月に公開されたおすすめの邦画」トップ10を発表【モデルプレス国民的推しランキング】
    「2024年1月~3月に公開されたおすすめの邦画」トップ10を発表【モデルプレス国民的推しランキング】
    モデルプレス
  8. 「名探偵コナン」劇場版シリーズ累計観客動員数1億人突破 メモリアルムービ解禁・最新作応援上映決定<日時・劇場一覧>
    「名探偵コナン」劇場版シリーズ累計観客動員数1億人突破 メモリアルムービ解禁・最新作応援上映決定<日時・劇場一覧>
    モデルプレス
  9. 映画「カラオケ行こ!」“成田狂児大生誕祭”決定 入場者プレゼント&当日限りの特別映像も
    映画「カラオケ行こ!」“成田狂児大生誕祭”決定 入場者プレゼント&当日限りの特別映像も
    モデルプレス

あなたにおすすめの記事