松岡茉優、主演女優賞に喜び “親戚”安藤サクラと抱擁<第32回日刊スポーツ映画大賞・石原裕次郎賞>
2019.12.28 16:06
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28日、都内で「第32回日刊スポーツ映画大賞・石原裕次郎賞」授賞式が開催され、主演女優賞を「蜜蜂と遠雷」の松岡茉優が受賞。プレゼンターとして同作で共演した鈴鹿央士が駆けつけ、同賞の前年受賞者である安藤サクラも登場した。
松岡茉優「中途半端な映像化は許されない」受賞に喜び
松岡は「本当に嬉しいです」と受賞の喜びをあらわにし、同名原作を「読めば読むほど尊い作品」と表現。「恩田先生が死ぬ気で書いたであろう作品なので、中途半端な映像化は絶対に許されないと、一所懸命撮影しました」とコメント。また、同作を“音楽だけ”の作品ともいい、「このような華やかな場所に呼ばれるとは思っていなかったので光栄です。映画全体も褒めていただいたということで、嬉しいです」と感謝を述べた。さらに、苦労したシーンを問われると共演の鈴鹿央士との連弾シーンを上げ、「朝まで撮影して。ほんとに月明かりに照らされながら何度も撮影したので、とても寒かった」と振り返った。それには鈴鹿も同調し、「みなさんでキャンプに来たような感じで楽しく撮影しました」と明かした。
松岡茉優「映画って一期一会だな」
そして、授賞式では映画「万引き家族」で共演した安藤と抱擁を交わす一幕が。また、楯を授与する際にマイクを通さず談笑する仲睦まじい様子も見せた2人。安藤は、松岡を「女優として知り合ったというのを超えて、親戚な気持ちでいるので」とにっこり。また「今までに見たことのない力強さと柔らかさを持った女優」と表し、祝福した。松岡は、安藤と鈴鹿に感謝の言葉を口にし、「2人から楯とお花を貰って、映画って一期一会だなって」としみじみ。続けて「撮影が終わったらそれぞれ俳優に戻って、寂しいけど、悔いのないように一作一作挑んでいきたいなと思いました」と語った。
池松壮亮・松岡茉優が主演男優・女優賞
今年は、松岡が「蜜蜂と遠雷」で主演女優賞に、池松壮亮が「宮本から君へ」で主演男優賞に輝いた。また新人賞は「愛唄 ─約束のナクヒト─」「デイアンドナイト」「いちごの唄」の清原果耶、石原裕次郎新人賞は「チワワちゃん」「翔んで埼玉」「愛がなんだ」「さよならくちびる」「人間失格 太宰治と3人の女たち」の成田凌が受賞した。またプレゼンターとして松坂桃李、安藤、高橋一生、蒼井優、平手友梨奈、岩田剛典、浜辺美波らが登場した。
「第32回日刊スポーツ映画大賞・石原裕次郎賞」受賞者・作品
作品賞:「新聞記者」 監督:藤井道人監督賞:真利子哲也「宮本から君へ」
主演男優賞:池松壮亮「宮本から君へ」
主演女優賞:松岡茉優「蜜蜂と遠雷」
助演男優賞:渋川清彦「半世界」「WE ARE LITTLE ZOMBIES」「閉鎖病棟─それぞれの朝─」
助演女優賞:市川実日子「初恋 ~お父さん、チビがいなくなりました」「よこがお」
新人賞:清原果耶「愛唄 ─約束のナクヒト─」「デイアンドナイト」「いちごの唄」
外国作品賞:「グリーンブック」
石原裕次郎新人賞:成田凌「チワワちゃん」「翔んで埼玉」「愛がなんだ」「さよならくちびる」「人間失格 太宰治と3人の女たち」
石原裕次郎賞:「アルキメデスの大戦」監督:山崎貴
(modelpress編集部)
【Not Sponsored 記事】
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