前田敦子は「脱力の名人」 “3度目共演”高良健吾が印象明かす<葬式の名人>
2019.08.29 21:10
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女優の前田敦子が29日、都内で行われた主演映画「葬式の名人」(9月20日公開)の完成披露舞台挨拶に、共演の高良健吾、メガホンをとった樋口尚文監督とともに登壇した。
前田敦子、初ママ役に「そういう年齢なんだ」
大阪府茨木市を舞台に、奇想天外な高校の同級生のお通夜を体験する人々を描く本作。女手一つで息子を育てる女性・渡辺雪子役を前田が、雪子たち同級生を不思議な一夜に巻き込む豊川大輔役を高良が演じる。今回、初のママ役を演じた前田は「もう自分はそういう年齢なんだなって、そのときに思いましたね(笑)」と笑い、「撮影中も“子どもっていいものだなあ”とすごく思いました」と吐露。さらに、茨木市で2018年7月下旬から8月中旬にかけてオールロケを敢行し、関西弁で撮影を行ったそうで、初の関西弁挑戦。
高良から「前田さんは上手」と褒められると「私は高良さんが上手だと思いました」と返して笑いを誘い、高良が「僕は上手じゃないといけないんですよ。その前に朝ドラ(『べっぴんさん』)で大阪弁をやっていたので」とコメントすると、前田は「(先にクランクインしていた)高良さんは現場で(関西弁を)もうしっかりやられていたので“ヤバい…”と思って。“どうしよう…”って思いました」と当時の心境を回顧して苦笑した。
また、前田と高良は「1番苦労したことは大阪弁」と声を揃えたが、高良は「今回、これ(本作)をやりたいと思ったのは、関西弁というのがあったんです。自分の苦手意識をとりたいというのがあったので、苦手意識はなくなったんですけどね。観てみてください。勢いです!」と語っていた。
前田敦子&高良健吾、お互いの印象は?
2人は、本作で3回目の共演だったそうで、お互いの印象を尋ねられると、高良は「監督と3人で取材をしているときに、監督が前田さんをどういう人って例えていて“それだ!”って思ったんですけど、シャーマン(巫師・祈祷師)。巫女さん」と表現し、「シャーマンって何ですか?」と目を丸くする前田を横目に、高良は「巫女とかシャーマンという言葉が前田さんにしっくりしてきて」と説明。前田は「嬉しい…。わからないけど嬉しいです(笑)」とにっこり。加えて樋口監督が「直感で神が降ってきたような演技をする感じです。最大限の褒め言葉です」と補足説明し、高良も「そういう感じです」と首を縦にふると、前田は理解したようで「ありがとうございます」と頭を下げた。
一方、高良について前田は「出会ったときは私も18、19くらいだったので、最初は全然喋れなかったんですけど、でも私がこの世界は憧れるなと思っていたところに高良さんはいたので、私にとってはずっと憧れの人です」と語ると、高良は「嬉しいですね、これは。わかりやすくてね」と頬を緩めた。
高良健吾の私服が派手?
タイトルにちなみ、お互いは何の名人だと思うか質問された場面では、「僕が1番面白くないから」と我先に挙手した高良は「前田さんは“脱力”。リラックスという意味なのかもしれないですけど、入りすぎていたら近寄れなかったり、話しかけづらかったりするんですけど、前田さんは意識的にですけどリラックスしてくれているというか、脱力してくれているから、それが芝居にもわかるし、入れたときも素敵ですけど脱力の名人ってイメージです」と回答。対して前田は「全然関係ないですけどいいですか?」と前置きをし、「派手な服が似合う名人」と答えて会場を沸かせ、「今日もこれは違う人が着たら大変ですよ。このスカーフをチョイスするのは」と高良が首からかけていた派手なスカーフをイジり、高良は「まさかだった…」と意表を突かれた表情。
前田は「ごめんなさい。せっかく褒めていただいたのに(笑)」と謝罪しつつも、「私服のときに、すごい派手なパンツを穿かれていて、スゲーと思って(笑)。それ、よく穿けますねって言って(笑)。しかも赤いキャップを被ってた」と回顧。高良は「虎パンでしょ?雷みたいって言われたもん」と明かした。(modelpress編集部)
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