(左上から時計回り)山田涼介、芳根京子、佐々木蔵之介、蓮佛美沙子 (提供写真)

Hey! Say! JUMP山田涼介主演でヒューマンラブストーリー実写映画化 ヒロインは芳根京子<記憶屋>

2018.12.15 05:00

第22回日本ホラー小説大賞<読者賞>を受賞し、計35万部を越える織守きょうやの原作「記憶屋」が実写映画として2020年に公開されることが決定した。主演は山田涼介Hey! Say! JUMP)、ヒロインは芳根京子が演じる。


山田涼介主演でヒューマンラブストーリー

本作は、人々の中にある「忘れたい記憶」と「忘れたくない記憶」から「切なさ」や「想い」が浮かび上がり、誰もが共感できる人の「記憶」をめぐる感動のヒューマンラブストーリー。

主人公の吉森遼一を演じるのはアイドルから俳優とへと大きく飛躍している山田。愛する人が自分だけの記憶を失った事実に戸惑いながら、消えた記憶の真実に触れるという、等身大でありながら繊細なキャラクターに挑む。今回の映画に対し山田は「愛に切なさに優しさに寄り添っていただけると思います!」と力強くコメントした。

遼一の幼馴染・河合真希役には近年、ドラマや映画に出演が続く若手女優の芳根。幼馴染として遼一と一緒に記憶屋探しを手伝い、一番近くで彼を支えるが、実は遼一への想いを胸に秘める切ない女性を演じる。遼一と真希は広島出身という設定で、山田と芳根は本作において全編通して広島弁でのセリフに挑戦する。

このほかの共演者は…

また、遼一の元恋人、澤田杏子役には蓮佛美沙子。遼一の記憶だけ消えてしまい、物語のきっかけを作る重要な役どころ。芳根とはNHK連続テレビ小説「べっぴんさん」で姉妹として共演しており、本作ではどのようなやり取りになるのかも注目だ。

そして、遼一の大学の先輩で弁護士の高原智秋役に、日本映画には欠かせない俳優の一人・佐々木蔵之介が決定。遼一とともに記憶屋の存在を調べるが、実は記憶屋を探す別の理由を持つ男を演じる。

今作が山田にとって、芳根・佐々木とは初共演、蓮佛とは『鋼の錬金術師』以来の共演。監督には映画『ツナグ』『僕だけがいない街』、ドラマ「JIN-仁-」「天皇の料理番」「義母と娘のブルース」など次々と映像化作品を手がけ、<人間の本質>を描くことに定評のある平川雄一朗氏。今作でも見る人の心の琴線に触れる良質な人間ドラマを丁寧に描く。

なお、本作は2018年12月よりクランクインし、1月下旬にクランクアップの予定。(modelpress編集部)

山田涼介(吉森遼一役)

角川ホラー文庫から出ている小説が原作ですが、そこには「怖さ」ではなく、「切なさ」や「人を想う気持ち」が交じり合う普遍的な世界が描かれています。原作は漫画にもなっており、さらに実写化ということで、観ていただけると「記憶屋」の世界観をより理解していただけると思います。芳根さんと佐々木さんとは初共演、蓮佛さんとは二度目の共演ということで、みんなで力を合わせながらこの不思議な世界観を創っていきたいなと思います。愛に切なさに優しさに寄り添っていただけると思います!

芳根京子(河合真希役)

自分にとって挑戦の年だった2018年の締めくくりに、平川組で「記憶屋」の撮影に臨めることがとっても嬉しいです。そして今回初めてご一緒させて頂く山田さんにリードしてもらいながら、遼一を幼馴染みとして側で支え、複雑な気持ちを胸に抱える真希という無邪気な女の子を通して、自分なりに沢山悩みもがきぶつかってこの作品を皆さんの記憶に残る一本にできるようがんばります。

そして、蓮佛さんと「べっぴんさん」ぶりの共演、とても嬉しいです!姉妹から、恋の矢印が交錯する複雑な関係へと変わりました。いろんな経験をして成長できた姿を見せられたら、と気合が入ります。また、今まで同じ作品に参加させていただいてましたが、一緒にお芝居をしたことがなかった佐々木蔵之介さんと、やっと直接お会いできるのもすごく楽しみです。

蓮佛美沙子(澤田杏子役)

幸せだった日々から一転、大好きな人のことを全て忘れてしまった杏子。なぜ忘れてしまったのか、そこに在る理由やそれまでの幸せな日々、そして忘れてしまってからの微妙な関係性を、ひとつひとつ零さず丁寧にすくい上げていけたらなと思っています。

佐々木蔵之介(高原智秋役)

家族と囲んだ食卓、友達と笑い合った放課後、焦がれていたあの人の横顔、故郷の風景…この映画には、誰もの心に刻まれた、美しくあたたかい、時には切ない「記憶」が登場します。皆さまの心にそっと寄り添ってくれる優しい映画になってくれればと思います。
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