土屋太鳳、佐藤健へ“8年越し”の思い伝える “5分間”手紙を朗読<8年越しの花嫁 奇跡の実話>
2017.12.25 16:06
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俳優の佐藤健と女優の土屋太鳳が25日、都内で行われた映画『8年越しの花嫁 奇跡の実話』の大ヒット舞台あいさつに登壇した。
土屋太鳳、佐藤健への思いを込めた手紙を朗読
同作の初日舞台あいさつでは、佐藤から土屋へ手紙が送られる一幕もあったが、この日は土屋から佐藤へサプライズで手紙が送られた。佐藤がマイクの位置を調整し、準備が整った土屋は「健先輩にお返事を書こうと決めたものの、伝えたいことがありすぎて何から書けばよいのか3日間考え続けました。1つだけハッキリ言えるのは、健先輩は本当に本当にまっすぐな方なので、こういう場所用に選ぶ言葉なんていらないだろうなということ。だから今日は思っていることをそのまま、まっすぐにしたためたいと思います」と朗読。続けて「健先輩と出会ったのは8年前のことでした。だからある意味本当に8年越しに妻役を演じさせていただいたわけなのですが、実は個人的にとても心に刺さっている健先輩の言葉がありました。それは2012年に放送されたあるドキュメンタリー番組での健先輩の言葉です。そのとき、今の私と同じくらいの健先輩は『変わらない愛はない』とおっしゃいました。私はそのとき何故だかすごく強く、この方に『変わらない愛はある!』って伝えたいと思ってしまって、テレビに向かって『そんなことはないですよ』と話し掛けてしまったんです。一緒に観ていた家族は笑ったけれど、私は理由はないのに本当に本気でした…」と言葉を詰まらせ、「もしかしたら、あのときからこの作品でご一緒する未来があったのかもしれないと、いま勝手に思っています。変わらない愛はあります!しかもそれは健先輩の心の中に。どんなときもファンの方々と向き合い感謝をして、エキストラさんには現場の仲間として尊敬の気持ちを持って接し、常に自分よりスタッフさん方を労う健先輩の姿は、熱く、温かく、柔らかく、優しい、本当に豊かな変わらぬ愛を宿していらっしゃいます。そして私は、その姿や言葉、舞台あいさつで元気よく出ていく瞬間の楽しそうな背中、客席の方々を嬉しそうに見つめる目に、役者として大切なたくさんのことを教えていただきました。心から、心から、心から感謝しています」と思いを伝えた。
さらに「もう1つ!健先輩の笑顔は最高に素敵です。健先輩は、何でもできて、何でも知っていて、何でもわかるのに、何故か仕事以外の自分のことだけよくわかっていないと思います」といい、「だから、悪ガキから妻役までご一緒させていただいた私が、この場で全力で責任を持ってお伝えします。健先輩の笑顔は素敵です。この作品の撮影中もどんなに支えられたことか。年上の男性に失礼かもしれませんが、とてもチャーミングで、猫が笑ったときみたいです。健先輩の笑顔はたくさんの人を幸せにするんです。だからどうか、健先輩の笑顔が、健先輩ご自身を温めるときがくることを心から願っているし、その時まで私はしつこく健先輩に『笑顔が素敵だ』って伝え続けたいと思います」と宣言。「性別が違うだけでコミュニケーションが取りにくくなる世界ではございますが、これからも同業の後輩の1人として、変わらぬ孫愛と一緒によろしくお願いします」と5分半の手紙朗読を終えた。
佐藤健、土屋太鳳の手紙に「恥ずかしいの10乗くらいですね」
土屋の思いが詰まった手紙に、佐藤は「恥ずかしいの10乗くらいですね」と照れ笑いを浮かべつつも、「うまくリアクションが取れないんですけど本当に嬉しいです。ビックリしました」と感謝。そして「『変わらない愛はない』とか思っちゃうような僕ですけど、だからこそまっすぐに『変わらない愛はあるんだよ』って本心から信じて、口にできるような土屋さんに憧れがありますし、尊敬しています。こちらこそ、今後ともよろしくお願いします」と感慨深げに語った。
佐藤健&土屋太鳳、理想の結婚式は?
また、理想の結婚式を尋ねられると、佐藤は「やっぱり結婚式に理想はなくて、男の人だったら共感してもらえると思うんですけど、別にやらなくてもよくないですか?」と客席に投げかけ、男性陣がうなずくと「大切な人がやりたいって言うからやるというモチベーションだと思うんです。そういう意味で理想の結婚式は大切な人がしたいという願いを叶えてあげることかな」と胸の内を明かした。一方、土屋は「いろんな取材をしていただいて考えていたんですけど、結婚するほど好きな方を育ててくださった両親に喜んで欲しい式を挙げたいので、話し合う時間自体が大切な思い出になると思います。感謝をいっぱい伝えて2人がおもてなしをするような式にできたらいいなと思います」と語った。
撮影エピソード明かす
同作は、YouTubeに投稿された動画をきっかけに、「奇跡の結婚式」「号泣する実話」として話題となった、あるカップルに起きた奇跡の実話を映画化。目を覚まさない恋人を献身的に支え続け、苦悩しながらもひたむきに彼女を思い続ける尚志を佐藤、病と闘う麻衣を土屋が演じ、信じる力と深い愛に満ち溢れた感動のドラマを紡ぐ。
演じた上で印象に残っているシーンを聞かれると、土屋が特殊メイクをして動けなくなっているシーンを挙げた佐藤は「今まで僕がやってきた中にはなかった空気感でした。何とも言えない絶妙な緊張感がありました」と回顧し、「そんな特殊メイクをして動けなくなっている土屋さんを、僕はなんとか笑わせようとしました。笑うと取れちゃうんですけど、そういうちょっかいを出していました」と告白。
このちょっかいに耐えられたのか聞かれた土屋は、「耐えきれると思いますか?耐えようとしていたんですけど、本当に笑わせてくるので、ちょっとそこは…(笑)でも、愛情を感じましたね。ちょっと困りましたけど(笑)」と笑顔を見せた。
また、同じ質問に2人の出会いのシーンを挙げた土屋は「すごく難しくて…あのシーンで2人が恋をするということを、観てくださる方に感じていただかないといけないし、奇跡に繋がる方向を作っていかないといけないので、新幹線の中でギリギリまで(佐藤と)やり取りをさせていただきました」とコメント。
さらに「酔っているけど、強く言わないといけないところもあったので、日本酒を買って鼻で嗅いでいました(笑)」と明かし、「健先輩は酔っぱらっているシーンは『俺だったら飲む』って言っていて、でも朝5時まで撮影でしょって思って…。そういうところにも健先輩の凄さを感じますね(笑)」と感嘆していた。
佐藤健&土屋太鳳、クリスマス婚に「ドキドキ」
なお同舞台あいさつでは、劇場に招待されたリアルカップルのクリスマス婚を佐藤と土屋が見届け、結婚の立会人を務める一幕も。プロポーズを成功させたカップルを前に、佐藤は「初めてかもしれません、生プロポーズ。ドキドキしますね。人生で1度のイベントなので、そんな大切な時間を一緒に過ごせて光栄な気持ちですね」と声を弾ませると、土屋も「私も初めてです。ドキドキしました」と目を輝かせていた。(modelpress編集部)
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