松岡茉優「心が軽くなった」大先輩の言葉にふるえる<勝手にふるえてろ>
2017.12.23 16:32
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女優の松岡茉優が23日、都内で行われた映画「勝手にふるえてろ」の公開初日舞台あいさつに、共演の渡辺大知(黒猫チェルシー)、石橋杏奈、北村匠海(DISH//)、メガホンをとった大九明子監督とともに登壇した。
芥川賞作家・綿矢りさの小説を映画化「勝手にふるえてろ」
本作は、芥川賞受賞作家・綿矢りさ氏の同名小説を実写映画化したもので、綿矢氏の十八番とも言える毒舌さえわたる切れ味のいいモノローグで女性のリアルな感情を描く物語。本作が映画初主演となる松岡は、少々変わった恋愛ド素人OL・ヨシカを演じ、理想と現実を行き来しながら、正直で悪意に満ちた本音をとりとめもなく吐き出しながらも、どこか憎めない不器用すぎる女子を演じ切り、コメディエンヌとしての新たな才能を開花させた。松岡茉優、芸歴14年目で初主演
初主演作が初日を迎えた心境を聞かれた松岡は「私事ですが、子役で8歳からこの仕事をしていて、今22歳。14年目にして初めて主演映画が務めることができて、そしてこの初主演作品の初日の初・初・初のこの時間を皆さんとともにできることと、見てくださった皆さまのお顔を拝見できることがとても幸せな思いです」と感無量な面持ちを見せた。また本作は、106媒体からの取材を受け、舞台あいさつもこの日で10回目だそうで、印象に残っていることを尋ねられた松岡は「それだけのライターさんや編集者さんがいて、映画ってそれぞれ捉え方が違うから、媒体さんによって捉え方が違うんですよね。自分だけは見ている『勝手にふるえてろ』の世界じゃなくて、いろんな方から公開前にお話を聞けたというのはとても貴重な機会でした」と回顧し、さらにTBS系ドラマ『コウノドリ』の撮影中に取材を受けていたそうで「綾野剛さんに『取材大変だろう』って言ってくださったんです。そのとき『今50~60ですかねえ』って言ったら、『100は行くね』って言われたんですよ。それを思いまして今、さすが先輩、当ててきたなと思いました。やっぱり主演をたくさんやられている方だから、100行くことはわかっていらっしゃったのかな」と感嘆していた。
松岡茉優、最近ふるえたエピソード
舞台あいさつでは、本作のタイトルにちなみ、“最近ふるえたエピソード”を質問されると、最初に松岡は“石坂さんと加賀さんに頂いた言葉”と挙げ、テレビ朝日系ドラマ『やすらぎの郷』で石坂浩二と加賀まりことの3人のシーンを回顧し「カメラのセッティングチェンジをしているときに、お2人がジーっと私を見て『茉優ちゃんはどういう女優になっていくんだろうね』ってお話をしてくださったんです。そんな話をしてくださっているだけで、私はふるえていたんですけど、その中でお2人が『茉優ちゃんはそのままで行きなさい』って言ってくださったんです」と感慨深げに語り、「“自分はこうあるべきかな”とか、“もっとこうしたほうがいいかな”とか迷うことは今までも、この撮影中にもあったんですけど、なるべく自分を信じて、自分がこうだと思う道を進んでいいのかなと思えた、心が軽くなった瞬間というか、それをふるえながら聞いていたのが、今年1番ふるえたことですかね」とコメント。北村匠海のふるえたエピソードに松岡茉優が心配
この感動的な話に、そのあとに発表する北村は「この先が苦しいぞー!」と嘆いて会場を沸かせ、松岡が「この作品は東京国際映画祭で観客賞をいただいた作品でもありますし、主演ですから、それを行こうかなと思ったんですけど、今回ムービーさんも入っているということで、ワイドショーで使いやすいものをっていう」と思惑を明かし、「お願いしまーす」と報道陣に頭を下げると、渡辺は「プロだなあ…」と舌を巻いた。“歩いていたら靴底がベロンと…。”と発表した北村は「年代物の靴を履くことが多くて、散歩も趣味なので3駅分くらい歩いたんですけど、途中から素足で歩いている感覚になったんです」と告白し、「振り返ったら靴底だけがそこにあって…。靴って底が取れるとアミアミになっていてバレエシューズみたいになるんですよ。知ってます?(そのときは)ここから1キロくらいどうやって歩けばいいんだろうって。もうやって(足を引きずって)行きましたよ」と実演。これに松岡は「大丈夫?元旦に武道館でやるときに靴底確認してね。あんな聖地で靴底ベロンじゃ…」と声を掛けると、北村は「ありがとうね。音楽の宣伝までしてくれて」と感謝した。
そして、最後にあいさつを求められた松岡は「私事ですが、初主演映画の初日は今日だけなんですけれども、私が何年かして人としても、女優さんとしてももっともっと素敵な人になったときに、“そういえばあいつの初主演映画の初日に行ったんだよ”って自慢していただけるような女優さんになりたいと思います」と飛躍を誓い、「これからの映画界を盛り上げていくのも私たちだと思っています。映画がもっともっと元気になるように頑張ってまいりますので、どうか皆さん長生きしてください」とあいさつをして会場の笑いを誘った。(modelpress編集部)
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