土屋太鳳、壇上で涙 最優秀新進女優賞、家族見守る前で決意のスピーチ<第9回TAMA映画賞>
2017.11.18 19:17
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18日、東京・多摩市で開催された映画ファンの祭典「第27回映画祭 TAMA CINEMA FORUM」にて、「第9回TAMA映画賞」授賞式が行われ、最優秀新進女優賞を受賞した土屋太鳳が登壇した。
土屋太鳳、感極まり涙
土屋は、『トリガール!』『PとJK』『兄に愛されすぎて困ってます』『金メダル男』に出演し、「どの役にもひたむきに向き合い、あふれる笑顔と抜群の運動神経で演じ切る姿は、観客の心をわしづかみにした」という理由で受賞。家族が客席で見守る中、壇上に立った土屋。「映画の扉を叩いてから12年、少しずつ必死にこじ開けた中で本当にたくさんのお言葉に出会いました。温かい言葉に出会うこともあれば、冷たい何かが心をえぐることもあって…」と話したところで涙で言葉をつまらせた。
客席から「頑張れ!」という励ましが飛ぶ中、言葉を続け「いつのまにかでこぼこな心になっていましたけれど、今回受賞した受賞理由にいただいた言葉はそれで良いんだよと包み込んでくださるような、これからの自分の背中を押してくださるような言葉でした。この言葉を胸にこれから女優として歩いていきます」と受賞の感謝と決意を語った。
また、今後演じてみたい役柄を問われると、「こんな役を演じてみたいというよりかは、どんな役でも演じきれる女優になりたいと思います」とコメント。「人としての野性を感じられるような演技を目指したい」と目を輝かせた。
「第9回TAMA映画賞」
国内映画賞のトップバッターとして注目を集める同賞は、多摩市及び近郊の市民からなる実行委員が「明日への元気を与えてくれる・夢をみせてくれる活力溢れる<いきのいい>作品・監督・俳優」を、映画ファンの立場から感謝をこめて表彰したもの。最優秀作品賞は『散歩する侵略者』(黒沢清監督、及びスタッフ・キャスト一同)、『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』。
また、最優秀男優賞を浅野忠信(この日は欠席)と池松壮亮、最優秀女優賞を満島ひかりと長澤まさみが受賞。さらに、本年度最も飛躍した男優、もしくは顕著な活躍をした新人男優を表彰する最優秀新進男優賞には間宮祥太朗と高杉真宙、同じく最優秀新進女優賞に土屋と石橋静河が輝いた。(modelpress編集部)
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