松岡茉優(C)2017映画「勝手にふるえてろ」製作委員会

松岡茉優主演映画「勝手にふるえてろ」、原作者・綿矢りさ氏が「ママレード・ボーイ」から着想得たことを告白

2017.10.17 16:00

女優の松岡茉優の初主演映画『勝手にふるえてろ』が12月23日より公開。映画の原作となった小説を執筆した綿矢りさ氏が、物語は人気少女漫画『ママレード・ボーイ』に着想を得たことを明かした。

『蹴りたい背中』で第130回芥川賞を受賞した綿矢氏の妄想力爆発の恋愛小説を映画化する『勝手にふるえてろ』。主人公・ヨシカを松岡が演じるほか、2人の彼氏を、黒猫チェルシーのボーカルであり、役者・映画監督としても独特の存在感を放つ渡辺大知、DISH//でボーカル・ギターを務め、『君の膵臓をたべたい』、『恋と嘘』など話題作への出演が続く俳優・北村匠海が演じる。

松岡茉優演じる主人公のネジ曲がった乙女心が炸裂!

物語は松岡演じる24歳まで片思いしか恋愛経験のないOL・ヨシカ(趣味は絶滅した動物をパソコンで調べること)が、突然交際を申し込んできた会社の同期「二」との“リアル恋愛”に乗り切れず、“脳内片思い”を10年間続けている中学時代の同級生・イチと再会するために同窓会を計画する…といったストーリー。2人の彼氏、理想と現実、どっちも欲しいし、どっちも欲しくない…というネジ曲がった乙女心を持った恋愛に臆病なヨシカが、もがき、苦しみながら本当の自分を解き放つ痛快エンターテイメントとなっている。

原作者の綿矢氏はそんなヨシカのことを「頭の中の暴走具合がすごいことになっている、前のめり性格の“暴走女子”」と評しており、演じた松岡を「笑えたし、観た後に明るい気持ちになれて、私のなかではもうヨシカ=松岡さん」と絶賛。劇中、ヨシカは突然会社の同期「ニ」に告白され、突然“リアル恋愛”が舞い込んでくるが、ネジ曲がった乙女心を持つヨシカは“リアル”と“妄想”の恋の間でに暴走する。

『ママレード・ボーイ』から着想

綿矢氏は「“自分の憧れの人”と“自分を好きだと言ってくれる人”が登場する物語というのは少女漫画の王道」と語っており、原作の執筆をはじめる際に、「自分の世代の王道少女漫画『ママレード・ボーイ』がすぐに思い浮かんだ」という。『ママレード・ボーイ』(原作:吉住渉)は、1992年~1995年に集英社 りぼんで連載されていた少女漫画。「クールな男の子に惹かれるけれど、そうじゃない人と一緒になったほうが楽だし、心の安定度にもつながりそうだな…」という、まさに三角関係のはじまりのようなことを考え、その話を小説を書いてみたいと思ったのが『勝手にふるえてろ』を書くきっかけだったと明かした。(modelpress編集部)
【Not Sponsored 記事】

関連記事

  1. 松岡茉優の透明感にうっとり “純白の世界”でピュアオーラ放つ
    松岡茉優の透明感にうっとり “純白の世界”でピュアオーラ放つ
    モデルプレス
  2. 松岡茉優、安室奈美恵の引退発表で“推し”に思い馳せる
    松岡茉優、安室奈美恵の引退発表で“推し”に思い馳せる
    モデルプレス
  3. 松岡茉優、赤ちゃん抱く姿に反響「コウノドリ」クランクインで「おかえり」「待ってた」の声
    松岡茉優、赤ちゃん抱く姿に反響「コウノドリ」クランクインで「おかえり」「待ってた」の声
    モデルプレス
  4. 松岡茉優、渡辺大知&北村匠海“2人の彼氏”の間で揺れる?<勝手にふるえてろ>
    松岡茉優、渡辺大知&北村匠海“2人の彼氏”の間で揺れる?<勝手にふるえてろ>
    モデルプレス
  5. 松岡茉優も心配そうに見つめる…バカリズムが乗り切った“真夏の撮影”
    松岡茉優も心配そうに見つめる…バカリズムが乗り切った“真夏の撮影”
    モデルプレス
  6. 松岡茉優の「おいひい」が可愛すぎる!吉田羊とガールズトークも
    松岡茉優の「おいひい」が可愛すぎる!吉田羊とガールズトークも
    モデルプレス

「映画」カテゴリーの最新記事

  1. 堤真一「容疑者Xの献身」でわざと髪薄くしていた プライベートで困ったことも明かす
    堤真一「容疑者Xの献身」でわざと髪薄くしていた プライベートで困ったことも明かす
    モデルプレス
  2. 宮世琉弥&原菜乃華、カップルシートで映画鑑賞 監督からは「10年付き合ったような雰囲気」の声<恋わずらいのエリー>
    宮世琉弥&原菜乃華、カップルシートで映画鑑賞 監督からは「10年付き合ったような雰囲気」の声<恋わずらいのエリー>
    モデルプレス
  3. 池松壮亮“博”の運命を変えた森田剛“あいつ”との出会い 映画「白鍵と黒鍵の間に」の一部映像が特別公開
    池松壮亮“博”の運命を変えた森田剛“あいつ”との出会い 映画「白鍵と黒鍵の間に」の一部映像が特別公開
    WEBザテレビジョン
  4. 「アイアンマン」「ロキ」など新生活に向けて背中を押してくれるマーベル作品の名言を一挙紹介
    「アイアンマン」「ロキ」など新生活に向けて背中を押してくれるマーベル作品の名言を一挙紹介
    WEBザテレビジョン
  5. 赤澤遼太郎×高橋健介主演『アキはハルとごはんを食べたい』第2弾が公開決定「何杯も“おかわり”してもらえるとうれしいです!」
    赤澤遼太郎×高橋健介主演『アキはハルとごはんを食べたい』第2弾が公開決定「何杯も“おかわり”してもらえるとうれしいです!」
    WEBザテレビジョン
  6. 警官姿の宮世琉弥&原菜乃華が仲良く“エリーポーズ”「りゅびなの尊すぎ」「制服姿見れるの幸せ」<恋わずらいのエリー>
    警官姿の宮世琉弥&原菜乃華が仲良く“エリーポーズ”「りゅびなの尊すぎ」「制服姿見れるの幸せ」<恋わずらいのエリー>
    WEBザテレビジョン
  7. 森七菜、撮影合間の寝顔ショットに「どんな夢見てるんだろう」とファン歓喜
    森七菜、撮影合間の寝顔ショットに「どんな夢見てるんだろう」とファン歓喜
    WEBザテレビジョン
  8. <オーメン:ザ・ファースト>ワールドプレミアが開催 「本作のポイントは『オーメン』のいくつかの疑問に答えること」
    <オーメン:ザ・ファースト>ワールドプレミアが開催 「本作のポイントは『オーメン』のいくつかの疑問に答えること」
    WEBザテレビジョン
  9. “台湾のスター”シュー・グァンハン、清原果耶&藤井道人監督から日本語学ぶ「あざす!」に会場笑顔<青春18×2 君へと続く道>
    “台湾のスター”シュー・グァンハン、清原果耶&藤井道人監督から日本語学ぶ「あざす!」に会場笑顔<青春18×2 君へと続く道>
    モデルプレス

あなたにおすすめの記事