長澤まさみ、監督を怯えさせる 意外な悩みを告白<散歩する侵略者>
2017.09.15 23:14
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女優の長澤まさみが15日、都内で行われた公開中の映画「散歩する侵略者」のスペシャルトークイベントに、黒沢清監督、映画評論家の樋口尚文氏とともに登壇した。
長澤まさみ、“黒沢組”初参加への思い
今回、黒沢組(黒沢監督のもとでの撮影)を初めて経験しての感想を聞かれた長澤は「油断をしていると撮影がどんどん進んでいって終わっちゃうような現場でした。監督、撮っていくのが早いので、そのペースに負けないように、お芝居を準備していかないと、というプレッシャーが日々あったという感じでしたね」と回顧。黒沢組に入る前に噂などは聞いたか尋ねられると「たぶん(松田)龍平くんから聞いたんだと思いますけど、『黒沢監督の現場は一発本番らしいよ』っていう風に言われて、それは聞いておいてよかったなって、撮影初日に思いましたね」と打ち明けた。
黒沢清監督、長澤まさみに怯える
そんな長澤はどんな感じだったか尋ねられた黒沢監督は、「とにかく芝居が上手い方でした。上手いんだろうと思っていたんですけど、その前の打ち合わせでは『はい…』とか『やってみまーす…』とか煮え切らない感じで、嫌がっているのかと不安な気分でビクビクしていました」と暴露。「この煮え切らなさがこの方の独特な個性なんだなってだんだん分かってきて、途中でこちらも楽にやりましたけど、最初は怯えていました。ただ芝居となると、一気に自分がやるべきこと、物語上、なにを望まれているかというのを瞬時に理解して、あっという間に素晴らしい演技に到達できる方でしたね」と絶賛した。
黒沢監督からの言葉を受けて長澤は、「嫌がっていないですけど、昔からよく言われるんですよね。“やる気がなさそう”とか“怒っているの?”とか…」と言い、「自分のそのときの感情を人に伝えるのが恥ずかしいタイプですね」と釈明した。
映画「散歩する侵略者」
劇団・イキウメの人気舞台「散歩する侵略者」を映画化した同作は、数日間の行方不明の後、夫が“侵略者”に乗っ取られて別人のようになって帰ってくるというストーリー。夫の異変に戸惑いを感じながらも夫婦の再生のために奔走する主人公の加瀬鳴海を長澤が演じ、侵略者に乗っ取られた夫の加瀬真治を松田龍平が演じる。(modelpress編集部)
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