東出昌大、“ごちそうさん”懐古<第26回日本映画批評家大賞授賞式>
2017.05.16 20:34
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『第26回日本映画批評家大賞授賞式』が16日、東京・池袋の東京藝術劇場コンサートホールで行われ、映画「聖の青春」で助演男優賞を受賞した東出昌大が登壇した。
批評家ならではの視点で選出「日本映画批評家大賞」
映画界を励ます目的のもと、現役の映画批評家が集結し、批評家ならではの視点で選出される同賞は、1991年にはじまり今年で26回目を迎える。東出昌大、助演男優賞
29歳の若さでこの世を去った天才棋士の生涯を描いた同作は、俳優の松山ケンイチが主演。東出は主人公・聖の最強のライバルである羽生善治を実在する人物ながらも見事に演じきったことが評価され、助演男優賞を受賞した。東出は“いつもしないような話をする”と切り出し、この日新人女優賞の授与のために出席し、NHKの朝ドラ「ごちそうさん」で共演した高畑充希との思い出を語り「(ごちそうさんの)放送が始まる前、大阪・淀川に自電車で漕ぎ出してたこ焼きを買って、川辺で釣りを楽しんだ」と懐古。
放送から4年たち、高畑もヒロインとして朝ドラの主役を務めるほどの成長だが「彼女は新人女優賞を受賞し、本当に素晴らしい女優さんだと思います。ただ、こうやって会場で会うとあの頃に戻れる」としみじみ語った。
東出は「あの頃(ごちそうさんの頃)は何者でもなかった」としつつ、「役者になって5年たって、たった一回の俳優人生なので謙虚な気持ちを日々を感謝する気持ちをもって奢り無く進んでいきたい」と熱く意気込んだ。(modelpress編集部)
「第26回日本映画批評家大賞」受賞者・作品
新人女優賞:高畑充希『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』新人男優賞:岩田剛典『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』
助演女優賞:杉咲花『湯を沸かすほどの熱い愛』
助演男優賞:東出昌大『聖の青春』
主演女優賞:宮沢りえ『湯を沸かすほどの熱い愛』
主演男優賞:小林薫『続・深夜食堂』
監督賞:中野量太『湯を沸かすほどの熱い愛』
作品賞:『湯を沸かすほどの熱い愛』
ダイヤモンド大賞:樹木希林、松本零士(アニメ部門)
特別賞:佐藤忠男、岩波ホール
新人監督賞:小路紘史『ケンとカズ』
映画音楽賞:加古隆『エヴェレスト 神々の山嶺』
編集賞:穗垣順之助『ちはやふる』
脚本賞:西川美和『永い言い訳』
撮影賞:北信康『エヴェレスト 神々の山嶺』
ドキュメンタリー作品賞:日比遊一『健さん』
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