山本美月 C)2017「ピーチガール」製作委員会

伊野尾慧・山本美月・真剣佑・永野芽郁「ピーチガール」で輝かせた役者魂 涙のクランクアップ秘話も独占公開

2017.05.12 12:00

Hey! Say! JUMP伊野尾慧、モデルで女優の山本美月がW主演をつとめ、真剣佑、永野芽郁らが出演する映画『ピーチガール』(5月20日公開)の新メイキング写真とともに、撮影秘話、クランクアップエピソードが公開された。

累計発行部数1300万部を超える同名コミックを実写映画化した同作。

見た目は派手だけど中身はピュアな女子高生・もも(山本)は、真面目で硬派なさわやか男子・とーじ(真剣佑)に片想いしていたが、とある勘違いから学校一のモテ王子・カイリ(伊野尾)にキスをされて学校中の噂に。さらに小悪魔・沙絵(永野)の罠にはまり、もも・とーじ・カイリの三角関係は予想もつかない方向へと加速していく

主演女優の貫禄・山本美月

永野芽郁、山本美月(C)2017「ピーチガール」製作委員会
永野芽郁、山本美月(C)2017「ピーチガール」製作委員会
色黒で派手なギャル風の見た目に悩むヒロイン・ももを演じた山本は、日焼け止めを顔中に塗りたくるシーンや、大雨に打たれて泣きじゃくる場面など、チャレンジングなシーンをしっかりとワンテイクで撮影。

ワイヤーを装着しているとはいえ、病院の4階の窓から落ちるという危険な撮影では、過去にも屋上から落ちるシーンを撮った経験があったからか「よく落ちるんですよー」とケロっとした様子で挑み、主演女優らしい貫禄を見せつけた。

リハから号泣する感性の豊かさ・伊野尾慧

学校イチのモテ王子・カイリを堂々と演じた伊野尾は、自分がその瞬間に何を求められているのかを察知する能力が高く、自分が「こうありたい」ではなく、周りが欲しているものを提供するタイプゆえ、驚くほど早くカイリのチャラいキャラクターをつかんで撮影へ。

父親役の升毅に感情をぶつけるシーンでは、気持ちが高まりすぎてリハーサルで感情を出し切って号泣してしまい、本番で気持ちをつくるのに苦労。しかし、映画初出演で初主演ながら、感性豊かな役者としてのポテンシャルの片鱗を見せていた。

負けず嫌いは役そのもの・真剣佑

真剣佑 C)2017「ピーチガール」製作委員会
真剣佑 C)2017「ピーチガール」製作委員会
アメリカ育ちらしい人懐こさで、スタッフにもフラットに接していた真剣佑。ある意味天然で、現場では突っ込まれ役として4人のバランサーになっていたが、実は大の負けず嫌い。

プロデューサーと初めて会ったときは、第一声で「悔しい。(自身が演じる)とーじが一番ももちゃんに相応しくないですか?」と感情的に話し始めたそう。役に対して本気で向き合っていた。

髪バッサリ小悪魔キャラで新境地・永野芽郁

山本美月、永野芽郁 C)2017「ピーチガール」製作委員会
山本美月、永野芽郁 C)2017「ピーチガール」製作委員会
5才以来ずっとロングヘアにしていた髪をバッサリと30㎝カットし、ショートへアにして沙絵役に臨んだ永野。

撮影中、神徳幸治監督の「白目できる?」などのリクエストを表情豊かにこなし、悪事をはたらくのにどこか憎めない “少女コミック史上最強の小悪魔”といわれるキャラクターで、清純派イメージを脱却する新境地を開拓した。

クランクアップは涙の連続

(左から)山本美月、永野芽郁、真剣佑 C)2017「ピーチガール」製作委員会
(左から)山本美月、永野芽郁、真剣佑 C)2017「ピーチガール」製作委員会
そんな個性豊かな4人は、和気あいあいと撮影に挑み、クランクアップの“サプライズ合戦”。

永野がクランクアップすると、その日は撮影のない山本が花束を手にサプライズで登場。「え!え?」と思考停止していた永野は、目から涙がこぼれ落ちていた。

数日後、山本と真剣佑より2シーン先にクランクアップした伊野尾は、カイリ風にチャラく挨拶をし始めたものの、徐々に声を震わせて涙ぐみ、山本が思わずもらい泣きしそうに。その後、山本と真剣佑のクランクアップをサプライズで祝うために物陰に潜みながら「絶対俺が待ってるってバレてるでしょ(笑)」「一緒にクランクアップしたかった(笑)」とボヤく伊野尾。伊野尾が花束を持って2人の前に駆けつけると、山本は緊張の糸が切れたのか涙を流しながら「すごく大変でした…」と初めて弱音をこぼしていた。(modelpress編集部)
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