小栗旬「銀魂」原作の人気シーンを撮影
2017.03.22 17:00
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俳優の小栗旬を主演に迎えて実写化する映画「銀魂」(7月14日公開)の撮影現場の様子が公開。原作の人気エピソードを盛り込んでいることが明らかとなった。
同作は、「週刊少年ジャンプ」で連載中の累計発行部数5100万部以上を誇る空知英秋氏の同名コミックが原作。パラレルワールドの江戸を舞台に、侍魂を堅持するちょっと変わった男・坂田銀時(小栗)と、その仲間の志村新八(菅田将暉)、神楽(橋本環奈)たちの身に起きる様々な事件を描く、笑いあり感動ありの物語。「勇者ヨシヒコ」シリーズの福田雄一氏が脚本・監督を務める。
この日は、主人公・坂田銀時を演じる小栗をはじめ、菅田将暉、橋本環奈、柳楽優弥、吉沢亮、岡田将生らが、エリザベス、真選組隊員エキストラとともに撮影に参加。撮影が行われたのは、カブト虫を追う万事屋と真選組が江戸の町を走り回る、まるで“壮大な追いかけっこ”のようなシーン。カブト狩りへ出かけた万事屋は、森の中で真選組一同と遭遇する。原作漫画でも、アニメでも人気のエピソード“カブト狩り”シーンを再現した。
セットは、「銀魂」らしいSFと時代劇がミックスされた混沌とした世界を屋外に再現。江戸家屋にかかる風俗看板、そして町の至る所には様々な姿の天人たちが。
万事屋の3人は麦わら帽子姿で姿を現し、柳楽が演じる土方十四郎もスタンバイ。万事屋、真選組ともに虫取り網を手に、虫取りカゴを装着の上、全力疾走。江戸の町を駆け抜ける道中では、岡田演じる桂小太郎とエリザベスに遭遇する。さらには、吉沢演じる沖田がバズーカをぶっ放すといった「銀魂」らしさ溢れる“楽しさ”てんこ盛りの撮影となった。
炎天下の中撮影は進められ、ずっと走り回っていたキャストたちだが、笑いが絶えることはなく、自分の撮影を終えても控え室には戻らずにみんなでモニターチェック。そして、豪華キャストで繰り広げられる全力の悪ふざけには笑いが起こった。
やはり冒頭から、近藤勲さんがとても面白かったので、凄くいいスタートを切ったという感じがありました。勘九郎さんのシーンは本当に面白かったです。ずっと笑ってました(笑)。
あそこまでやっていただけると、他の方々も影響を受けて続いていけたのではないでしょうか?
凄い覚悟を感じましたからね…その覚悟、必要なのかなって思いながら見てましたけど(笑)。でも勘九郎さんのあの現場を見て、みんな一気に触発された感じはありました。
― 笑えるシーンもありながら、シリアスな面もあり、友情・家族等、共感できるテーマもあると思うのですが、撮影を通して小栗さんが思う『銀魂』の魅力はなんだと思いますか?
凄く振り幅があるってことじゃないですかね。やっぱり今回の作品でも、シリアスになりそうになった途端、突然また“面白”になったりする所もあるし、『銀魂』という世界観がそれを許しているというか。本来だったら絶対にかっこいい所で終わっている部分をまた遊びにもって行けたりするところが一番魅力的な部分なんじゃないかなと思います。
最初に勘九郎さんの近藤局長にスタートダッシュを切ってもらいました。そして、やはりエリザベスが出てくると面白いです。実写ですので、明らかに違和感がありますし(笑)
― 菅田さんにとって、現段階で『銀魂』はどんな作品になりそうですか?
やっぱり、頭に小栗さんがいて、その他のキャストもとても豪華ですごいんですが、福田組ならでは、というキャストの方々もいっぱいいて、そこに同じように居させて貰えるのがとても光栄でした。
多分、最近の僕はメジャーな作品が増え、華やかだったり、派手だったり、チャラかったりイメージとして“陽”な役が多いんですが今回は割と真逆を行ってますので、いい裏切りになるといいなと思っております。キャスト発表の時に、福田さんがおっしゃっていた、みんなの評価、“あんな派手な菅田将暉にこんな地味なメガネできないだろう”とか“1000年に一度のアイドルが鼻ほじるわけないだろう”とか、“後の人間国宝かもしれない中村勘九郎が森で蜂蜜塗って全裸で立ってるわけないだろう”みたいなツッコミが全部フリにしかならない作品になっているんじゃないかなと思います。
声を合わせるところとかは、小栗さんを筆頭にこうしようっていうのはありましたね。最初のカブト狩りのシーンとかは、ハッ!と驚いたり、立ち止まったりするのとかは、タイミングを合わせてやっていました。
― コメディ要素の強いシーンも沢山ありましたが。
楽しかったです(笑)やる前から、やっぱり神楽はゲロインだし、鼻ほじのシーンとかもあるのは分かっていましたけど、中途半端にやっちゃうと、色んな人がこれは神楽じゃないっていうと思うし、神楽は夜兎族で本当に俊敏にアクションをやったり、かっこいい一面もあるけど、そういう面白いことも多いじゃないですか。とにかく振り切って、中途半端にしないことっていうのは、心がけていました。撮影で鼻ほじのシーンが終わった後に、みんなに拍手して貰ったんですよ、なぜか(笑)すごく嬉しかったんですけれど、やりきれたかなって気持ちはあります。
カブト狩りのシーンを撮影
キャストのビジュアルが解禁される度、大きな話題を呼んだ同作。昨年8月24日には、茨城県・ワープステーション江戸にて、原作でも人気のエピソード・カブト狩りのシーンを撮影した。この日は、主人公・坂田銀時を演じる小栗をはじめ、菅田将暉、橋本環奈、柳楽優弥、吉沢亮、岡田将生らが、エリザベス、真選組隊員エキストラとともに撮影に参加。撮影が行われたのは、カブト虫を追う万事屋と真選組が江戸の町を走り回る、まるで“壮大な追いかけっこ”のようなシーン。カブト狩りへ出かけた万事屋は、森の中で真選組一同と遭遇する。原作漫画でも、アニメでも人気のエピソード“カブト狩り”シーンを再現した。
セットは、「銀魂」らしいSFと時代劇がミックスされた混沌とした世界を屋外に再現。江戸家屋にかかる風俗看板、そして町の至る所には様々な姿の天人たちが。
万事屋の3人は麦わら帽子姿で姿を現し、柳楽が演じる土方十四郎もスタンバイ。万事屋、真選組ともに虫取り網を手に、虫取りカゴを装着の上、全力疾走。江戸の町を駆け抜ける道中では、岡田演じる桂小太郎とエリザベスに遭遇する。さらには、吉沢演じる沖田がバズーカをぶっ放すといった「銀魂」らしさ溢れる“楽しさ”てんこ盛りの撮影となった。
炎天下の中撮影は進められ、ずっと走り回っていたキャストたちだが、笑いが絶えることはなく、自分の撮影を終えても控え室には戻らずにみんなでモニターチェック。そして、豪華キャストで繰り広げられる全力の悪ふざけには笑いが起こった。
カブト狩りエピソードを採用した理由
カブト狩りエピソードの採用について、松橋真三プロデューサーは「キャラクターたちの説明や世界観の説明を冒頭でやることを考えたとき、是非ギャグで紹介したいと思い、カブトムシを獲りに行くエピソードから始まり、その後のエピソードにつながる形でできないかと考えました」と説明。この日、撮影に参加していなかった中村勘九郎演じる近藤勲と長澤まさみ演じる新八の姉・妙もこのシーンに登場する予定だ。(modelpress編集部)小栗旬 コメント
― 『銀魂』らしく笑った撮影現場でのエピソードはありましたか?やはり冒頭から、近藤勲さんがとても面白かったので、凄くいいスタートを切ったという感じがありました。勘九郎さんのシーンは本当に面白かったです。ずっと笑ってました(笑)。
あそこまでやっていただけると、他の方々も影響を受けて続いていけたのではないでしょうか?
凄い覚悟を感じましたからね…その覚悟、必要なのかなって思いながら見てましたけど(笑)。でも勘九郎さんのあの現場を見て、みんな一気に触発された感じはありました。
― 笑えるシーンもありながら、シリアスな面もあり、友情・家族等、共感できるテーマもあると思うのですが、撮影を通して小栗さんが思う『銀魂』の魅力はなんだと思いますか?
凄く振り幅があるってことじゃないですかね。やっぱり今回の作品でも、シリアスになりそうになった途端、突然また“面白”になったりする所もあるし、『銀魂』という世界観がそれを許しているというか。本来だったら絶対にかっこいい所で終わっている部分をまた遊びにもって行けたりするところが一番魅力的な部分なんじゃないかなと思います。
菅田将暉 コメント
― 『銀魂』らしく笑ったエピソード、好きだったシーンはありますか?最初に勘九郎さんの近藤局長にスタートダッシュを切ってもらいました。そして、やはりエリザベスが出てくると面白いです。実写ですので、明らかに違和感がありますし(笑)
― 菅田さんにとって、現段階で『銀魂』はどんな作品になりそうですか?
やっぱり、頭に小栗さんがいて、その他のキャストもとても豪華ですごいんですが、福田組ならでは、というキャストの方々もいっぱいいて、そこに同じように居させて貰えるのがとても光栄でした。
多分、最近の僕はメジャーな作品が増え、華やかだったり、派手だったり、チャラかったりイメージとして“陽”な役が多いんですが今回は割と真逆を行ってますので、いい裏切りになるといいなと思っております。キャスト発表の時に、福田さんがおっしゃっていた、みんなの評価、“あんな派手な菅田将暉にこんな地味なメガネできないだろう”とか“1000年に一度のアイドルが鼻ほじるわけないだろう”とか、“後の人間国宝かもしれない中村勘九郎が森で蜂蜜塗って全裸で立ってるわけないだろう”みたいなツッコミが全部フリにしかならない作品になっているんじゃないかなと思います。
橋本環奈 コメント
― シーンについて、キャスト同士での打ち合わせはありましたか?声を合わせるところとかは、小栗さんを筆頭にこうしようっていうのはありましたね。最初のカブト狩りのシーンとかは、ハッ!と驚いたり、立ち止まったりするのとかは、タイミングを合わせてやっていました。
― コメディ要素の強いシーンも沢山ありましたが。
楽しかったです(笑)やる前から、やっぱり神楽はゲロインだし、鼻ほじのシーンとかもあるのは分かっていましたけど、中途半端にやっちゃうと、色んな人がこれは神楽じゃないっていうと思うし、神楽は夜兎族で本当に俊敏にアクションをやったり、かっこいい一面もあるけど、そういう面白いことも多いじゃないですか。とにかく振り切って、中途半端にしないことっていうのは、心がけていました。撮影で鼻ほじのシーンが終わった後に、みんなに拍手して貰ったんですよ、なぜか(笑)すごく嬉しかったんですけれど、やりきれたかなって気持ちはあります。
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