飯豊まりえ“覚悟のダイブ” 緊迫撮影で見せた凄み明らかに
2017.03.17 11:00
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女優の飯豊まりえ、清水富美加が主演を務める映画『暗黒女子』(4月1日公開)のメイキング映像が17日、公開された。同作で初めて映画主演を務めた飯豊の、覚悟と凄みが映し出されている。
飯豊まりえ“決死のダイブ”
このたび解禁された映像が捉えるのは、飯豊演じるいつみが恐ろしい“裏の顔”を初めて露わにするシーンの撮影風景。暗黒感たっぷりに「い・や・だ」と言い放った後の、意味深なセリフを吐いて自ら身を自ら身を投げたとも取れる飛び降りを見せる、緊迫さに満ちた映画の見どころのひとつだ。同場面の撮影が行われた日は台風が迫り、直撃も危ぶまれていた2016年8月のある日。物語の中心人物という作品全体を牽引する存在として、他のキャラクターや観客を“ちゃんと”裏切り、“完璧に美しく”身を投げることが求められた飯豊は、朝から誰とも口を利かずナーバスになっていたという。場合によっては身の安全も保証もできない難しい条件の中で、飯豊は一発OKでこの場面を演じきった。
飯豊まりえが「殻を破った日」
ほかの作品でも共演した経験がある耶雲哉治監督は、飯豊の性格をよく知る故、いつみを演じるに当たり自信を持てていないことに気付いていたようで、「この屋上のシーンを撮った日が飯豊さんが自分の殻を破った日ではないかと思います」と回顧。「『い・や・だ』というセリフにすべてを駆けるという彼女の意気込みや、そこまでにため込んだものをここで爆発させようというムードがすごく伝わってきました。この場面はそれに続けて撮っていますが、あのセリフを完璧に演じられて、キャラクターを完全に裏返す演技ができたことで、彼女の中でもこの日で変わったような気がします」と彼女の変化について語り、「物語の主役として勢いよく飛び降りるということを、こちらから何も言わずともやってくれました」と飯豊を称えた。
映画「暗黒女子」
映画は、秋吉理香子氏の小説「暗黒女子」を映画化。セレブな名門女子高を舞台に、カリスマ女子高生・白石いつみの謎の死を巡り、彼女をとりまく文学サークルの仲間たちの壮絶なダマし合いを繰り広げる。いつみの親友で彼女の死後、文学サークルの会長を継ぐ澄川小百合を清水が演じ、全てが完璧に見えていたが、死後にいくつもの秘密を抱えていたことが明かされていく。(modelpress編集部)
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