星野源「脅迫文みたいだった」監督から熱烈オファー「星野さんなら必ず面白い」
2017.03.09 21:24
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歌手で俳優の星野源が9日、都内で行われたアニメーション映画「夜は短し歩けよ乙女」(4月7日公開)の完成披露舞台あいさつに、声優の花澤香菜、神谷浩史、お笑いトリオ・ロバートの秋山竜次、湯浅政明監督とともに出席。
「脅迫文かと…」監督が直筆手紙で星野へオファー
本作で初めてアニメ声優で単独主演を務めることとなるが、湯浅監督が直筆の手紙で直々にオファーしたことで、今回の起用が実現。星野は「監督の作品を観ていてずっと追いかけていたので、『星野さんとだったら必ず面白くなると思います』と言っていただいて、断れないなと。ぜひお受けしたいと思いました」と監督への感謝を込め、「『星野さんがやってくれたら面白くなるんですけどどうします?』って感じで脅迫文っぽい感じはありましたね」と冗談交じりに語った。湯浅監督は、キャストを決める場の様子を振り返り、「他のキャストも考えるはずだったんですけど、とにかく星野さんが決まらないとほかも決められない。何とか星野さんに、と盛り上がったことを手紙で伝えました」とスタッフ全員が星野とのタッグを熱望していたと明かすと、星野は恐縮しながら「ありがとうございます」と感謝した。
『四畳半神話大系』クリエイターが再集結
同作は、累計130万部を越える森見登美彦氏の同名ベストセラー青春恋愛小説が原作。クラブの後輩である“黒髪の乙女”(花澤)に思いを寄せる“先輩”(星野)が、『なるべく彼女の目にとまる』よう“ナカメ作戦”を実行して日々空回りし続ける姿と、天真爛漫に歩き続ける“乙女”の模様を描く。湯浅監督が手掛けた人気テレビアニメ『四畳半神話大系』と同様、脚本を上田誠氏、キャラクター原案を中村佑介氏、主題歌をASIAN KUNG-FU GENERATIONが担当する。星野が演じる“先輩”は、早口で話すシーンや独特の言い回しなども多いが、「すごく楽しかったです。収録中も監督たちと一緒に作っているというか、『納得いくまでやりましょう』と、夜遅くまでやらせていただいた」とアフレコを回顧。
『四畳半~』ファンからも注目されている同作だが、「『四畳半』は静かで淡々とスピーディーに進んでいくけど、『乙女』は大騒ぎしながらじっくり進んでいくのでテンションが高い印象。アフレコでも『感情を出してテンション高くいきましょう』と言っていただけたので、全然違う作品として考えていいんだなと勇気づけられました」と語り、「後半になるにつれ怒涛の展開。人間の想像力ってすごいなと痛感するアニメーション。観ているだけで脳みそが気持ちいい作品です」と胸を張った。
神谷浩史「四畳半」オーディション落選していた
また、主人公の学友“学園祭事務局長”の声を務める神谷は、出演が決定した際の心境を「本当にうれしかった」と喜びを伝え、「『四畳半神話大系』で僕、オーディション受けて落ちてるんです」と告白。「だから監督を恨んでいて…。嘘です(笑)。いつか機会があればいいなと思っていたところでお話をいただけたので、本当にうれしかったです」と熱い思いを語った。
“パンツ総番長”ロバート秋山、謎の対抗心を燃やす
“パンツ総番長”の声を務めた秋山は、「最初に聞いた時は、『パンツ総番長、何だこれは!?』と思ったんですが、パンツは好きだったので、その辺の喜びはありました。僕もパンツなしでは生きていけないので。この役が向いているなと安心感がありました」と笑わせ、パンツを穿き替えない“パンツ総番長”にちなみ「皆さんもパンツを穿き替えない状態で観ていただくのが一番」と謎のアピール。さらに「パンツ総番長の1個上を行きたいので、今日は歯を磨いていません。こいつは磨いているから」と終始パンツ総番長に対抗心を燃やし続けると、星野からは「さっきから全部ウソばっかり言ってますよね?」とツッコミが飛び、会場は笑いに包まれた。(modelpress編集部)
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