臼田あさ美、5年ぶり主演 人気恋愛漫画を実写化
2017.03.04 10:00
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女優の臼田あさ美主演で魚喃キリコの代表作『南瓜とマヨネーズ』(2017年11月公開)を実写映画化することがわかった。臼田にとって、5年ぶりの映画主演となる。
臼田あさ美が5年ぶり主演
『blue』『strawberry shortcakes』などの実写化作品で知られる魚喃氏の代表作を、『パビリオン山椒魚』『パンドラの匣』『ローリング』などで知られる冨永昌敬監督が手がける同作。夢を追うミュージシャン志望の恋人・せいいち(太賀)と自由奔放で女好きな昔の恋人・ハギオ(オダギリジョー)の間で揺れる主人公・ツチダ(臼田)の繊細な女心を描く。ツチダ役の臼田は、原作を初めて読んだ頃から出演を熱望した思い入れたっぷりの同作で5年ぶりの主演。2016年10月の撮影を振り返り「映画を作りました。と、こうして皆様に伝えられること、ツチダとして過ごした時間、せいちゃんが太賀さんだったこと、ハギオがオダギリさんだったこと、すべてが尊くて、大切で、嬉しいです」とコメントした。
キャスティングに自信「臼田さん以外にありえません」
また、映像化に着手するにあたり、4年も前から臼田にオファーしたという冨永監督は、「魚喃さんが描いたツチダそっくりな人を探しました。その女優はすぐに見つかりましたが、似ているのは顔だけではなかった気がします。ツチダは臼田さん以外にありえません」とキャスティングに絶対的な自信を吐露。せいいち役の太賀も、同作の仕上がりについて「原作ファンの方にも映画ファンの方にも納得して頂ける作品になっていると思います。どうか楽しみにしていてください」とアピールした。
清水くるみらキャストも明らかに
ほか、ツチダのキャバクラでの同僚役に清水くるみ、ツチダがせいいちとの生活費を稼ぐために愛人関係となるサラリーマン・安原役に光石研。さらに、優しく厳しい眼差しでせいいちを見守るバンド仲間に浅香航大、若葉竜也・大友律・岡田サリオらが名を連ねた。なお、「音楽」「バンド」が重要な要素となる同作の音楽監修・劇中歌制作は、冨永監督が数々のMVを手がけており、親睦も深いという音楽家・やくしまるえつこが担当する。(modelpress編集部)
臼田あさ美コメント
映画を作りました。と、こうして皆様に伝えられること、ツチダとして過ごした時間、せいちゃんが太賀さんだったこと、ハギオがオダギリさんだったこと、すべてが尊くて、大切で、嬉しいです。そして4年も前に声をかけてくださった監督の冨永さんと、やっとの想いで特別な日常を収めました。1999年の魚喃キリコさんが誕生させたツチダが2017年の今も相変わらず元気でやってます。
太賀コメント
映画に参加するにあたって原作を読ませて頂きました。自らの感情のわからなさに立ち止まる登場人物に強烈に共感を抱きました。あたり前の事なんて何一つもない、男女の平凡な奇跡と、葛藤。この原作のもつ普遍的な尊さがどうか映画に宿ってくれと、撮影に臨みました。冨永組として「南瓜とマヨネーズ」を作っていく過程は、役者としてあまりにも濃密で幸せな時間で、撮影を終えた今でも、心地の良い余韻がまだ残っています。原作ファンの方にも映画ファンの方にも納得して頂ける作品になっていると思います。
冨永昌敬監督コメント
主人公ツチダの望みは「せいちゃんの歌を聴きたい」というごく些細なものでした。せいちゃんが軽い性格だったら一秒後にはイントロが聴けるかもしれないほど、些細な望みです。もの作りというのは自意識と生活と時間のあいだで、その三つを削るようにして為されるものである。などと断言するつもりはありませんが、ある意味で時間にボロ負けしてしまったのがこの二人なのだと思います。結末にはツチダの涙とせいちゃんの歌声と、二人の爽快な敗北が待っています。と言ったところでネタバレ全然してません。この映画が目指したのは、結末を先に知ってもまったくネタバレにならない魚喃さんの作品の、とりわけその描写の強さでした。なので、まず、魚喃さんが描いたツチダそっくりな人を探しました。その女優はすぐに見つかりましたが、似ているのは顔だけではなかった気がします。ツチダは臼田さん以外にありえません。臼田さん本人もそう思ってるはずです。
魚喃キリコ氏 映像化された作品を見た感想
みごとにのまれた、感謝!
【Not Sponsored 記事】
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