生田斗真「守ってあげたい」“母性”の目覚めを告白
2017.02.25 15:46
views
25日、都内にて映画「彼らが本気で編むときは、」の公開初日舞台挨拶が行われ、生田斗真、桐谷健太、柿原りんか、荻上直子監督が登壇した。
生田斗真がトランスジェンダーの女性役
同作は、優しさに満ちたトランスジェンダーの女性・リンコ(生田)と、彼女の心の美しさに惹かれ、すべてを受け入れる恋人のマキオ(桐谷)の前に、愛を知らない孤独な少女トモ(柿原)が現れたことから、3人が奇妙な共同生活をスタート。「母と子」の多様な関係性をはじめとする「家族の枠組み」を大きなテーマに掲げ、3人それぞれの幸せを見つけるまでの心温まる60日を描く。トランスジェンダーの女性という難役を演じた生田は、「本当にりんかちゃんがとってもとっても可愛らしくて、守ってあげたいなと思いましたし、自分で今まで感じたことのないような胸の痛み、きっと僕の心の奥底に隠れていた小さな小さな母性みたいなものがこの期間中は膨れ上がっていたような気がしますね」と撮影をしみじみと振り返った。
ベルリン国際映画祭でW受賞
また、先日ドイツで開催された「第67回ベルリン国際映画祭」において、同作がパノラマ部門、ジェネレーション部門の2部門に選出され、同映画祭で上映されたLGBTをテーマにした作品の中で優れた作品に与えられる“テディ審査員特別賞”を受賞。ドイツの一般観客の投票によって決定する“観客賞”とのダブル受賞の快挙を成し遂げ、舞台挨拶ではテディベアモチーフのトロフィーと賞状がお披露目された。生田は「“日本映画って面白いでしょ”って思ったし、これからの日本映画の可能性をもっと広げていくべきだと思ったし、自分もその力添えを少しでもできればいいなと強く思いました」と喜びを語った。(modelpress編集部)
【Not Sponsored 記事】
関連記事
「映画」カテゴリーの最新記事
-
トム・クルーズ25回目の来日で東京都庁に登場 雨でも笑顔でファンサービスWEBザテレビジョン
-
広瀬すず“ほぼ一発撮り”感情爆発シーン回顧「頭で考えてもできることじゃない」【宝島】モデルプレス
-
妻夫木聡、主演映画「宝島」宣伝アンバサダー就任 全国行脚で観客に伝えたいこととはモデルプレス
-
妻夫木聡、旧知の永山瑛太に全幅の信頼「彼がいるっていうだけですごく心強い」WEBザテレビジョン
-
山田孝之「シゲ(加藤シゲアキ)が言っていたことは結構常識」加藤浩次の脚本執筆に冷静な指摘【MIRRORLIAR FILMS Season7】モデルプレス
-
Aぇ! group正門良規、“ペーパードライバー”も冒頭シーンで5年ぶり運転「もうやめてくれと思って」【MIRRORLIAR FILMS Season7】モデルプレス
-
Aぇ! group正門良規、NEWS加藤シゲアキ監督からのキャスティング理由に即ツッコミ「断るという選択肢は1つもなかったです」【MIRRORLIAR FILMS Season7】モデルプレス
-
世界が注目 MCU「サンダーボルツ*」で脚光浴びる美女優フローレンス・ピューとは?「ミッドサマー」など名作に多数出演WEBザテレビジョン
-
松田元太&高石あかりが語る“おかしエピソード”に「自分の中ではほぼ主食ですね(笑)」理想のリーダー像も明かす<たべっ子どうぶつ THE MOVIE>WEBザテレビジョン