松坂桃李、菅田将暉は「あらためて兄弟なんだと実感」父親と喧嘩&家を出た過去を告白
2017.02.03 09:00
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俳優の松坂桃李と菅田将暉がW主演を務める映画「キセキ -あの日のソビト-」(公開中)より、父親との対決シーンの場面写真が公開された。
同作は、歯科医師とアーティストを両立する顔出し一切無しの異色ボーカル・グループ「GReeeeN」の名曲「キセキ」が誕生した秘話を描いた作品。松坂演じるジンと菅田演じるヒデ、2人の兄弟を中心にその家族と仲間との間で起こる様々な迷いと衝突の中で、自分の進むべき道を切り開いていく姿を描き出す青春ストーリーとなっている。
医師の誠一は、息子たちにも人を助ける仕事に就いてほしいと願い、ヒデはその望みに報いようと努力するが、仲間と音楽の魅力に純粋に引き寄せられていく。両親の期待には応えたいし、父が音楽活動を許すはずもない。
でも自分の夢も叶えたい。ジンがヒデの思いと自身の願いを実現させるために考え出した秘策、それがメンバーの顔出し一切NGでCDをリリースすることだった。“顔出し無し”は歯医者との両立のため、そして怖い父親対策だったのだ。
ジンとヒデがそれぞれ父親と一対一で話すシーンは、いつもふたりとも正座をしている。これは台本にも書かれておらず、松坂と菅田が打ち合わせたわけでもない。松坂も「後で(菅田の正座しているシーンを観て)驚きました。僕も菅田も小林さんの威厳のある父親感に圧倒されたのかもしれません」と語り、「ふたりがあらためて兄弟なんだと実感できました」とつけ加えた。
父親役の小林は「息子たちから見た父親は怖い人だったかもしれないけど、昭和的な男は『人生は厳しいもんだ』というところで生きているから、他人に対しても厳しく接さざるを得ないんだと思う。そういう一面も感じてもらえたらいいですね」とコメント。
そんな父親と対照的に、天性の明るさで一家を温かく照らす母親は、麻生祐未が演じている。妻として夫の考えを尊重しつつ、音楽の道を進むふたりの息子を優しく見守る。
俳優業に反対した父親と喧嘩して家を出たという似た経験を持つ松坂は、映画の中のジンと父親のやり取りを観て、あらためて、自分が親に認められたい気持ちをずっと持っていたことに気づかされたそうだ。
菅田は「二兎を追うものが二兎を得てしまったすごい人たちの話。でも本当にすごいのは、それが両親のことを一番に考えた選択ということ。僕はそこに、希望を感じました」とコメントした。(modelpress編集部)
父親との衝突…“顔出し無し”の理由が明らかに
厳格な父と優しい母のもとに生まれたジンとヒデの兄弟。メタルバンド「ハイスピード」としてメジャーデビューを目指し、音楽で生きていくことを決意したジンは、音楽を一切認めない父・誠一(小林薫)と衝突し家を出る。医師の誠一は、息子たちにも人を助ける仕事に就いてほしいと願い、ヒデはその望みに報いようと努力するが、仲間と音楽の魅力に純粋に引き寄せられていく。両親の期待には応えたいし、父が音楽活動を許すはずもない。
でも自分の夢も叶えたい。ジンがヒデの思いと自身の願いを実現させるために考え出した秘策、それがメンバーの顔出し一切NGでCDをリリースすることだった。“顔出し無し”は歯医者との両立のため、そして怖い父親対策だったのだ。
自然に生まれた正座
劇中には、父・誠一が、ジンを殴る、ジンに掴みかかるのを母親が割って入って止める、さらには日本刀を手にするなど修羅場もあり、松坂は「小林さんがスタンバイしているセットに行くのは異空間に入っていくような不思議な感覚で(笑)、“ここから先は覚悟して本気でいけよ”と気が引き締まりました」と振り返る。ジンとヒデがそれぞれ父親と一対一で話すシーンは、いつもふたりとも正座をしている。これは台本にも書かれておらず、松坂と菅田が打ち合わせたわけでもない。松坂も「後で(菅田の正座しているシーンを観て)驚きました。僕も菅田も小林さんの威厳のある父親感に圧倒されたのかもしれません」と語り、「ふたりがあらためて兄弟なんだと実感できました」とつけ加えた。
父親役の小林は「息子たちから見た父親は怖い人だったかもしれないけど、昭和的な男は『人生は厳しいもんだ』というところで生きているから、他人に対しても厳しく接さざるを得ないんだと思う。そういう一面も感じてもらえたらいいですね」とコメント。
そんな父親と対照的に、天性の明るさで一家を温かく照らす母親は、麻生祐未が演じている。妻として夫の考えを尊重しつつ、音楽の道を進むふたりの息子を優しく見守る。
松坂桃李、俳優業をめぐり父親と喧嘩
父親はふたりにとって大きく立ちはだかる壁に違いないが「ジンは、『親に認めてもらいたい』という思いもあったのかなと思います」と松坂は自分自身に重ねる。俳優業に反対した父親と喧嘩して家を出たという似た経験を持つ松坂は、映画の中のジンと父親のやり取りを観て、あらためて、自分が親に認められたい気持ちをずっと持っていたことに気づかされたそうだ。
菅田は「二兎を追うものが二兎を得てしまったすごい人たちの話。でも本当にすごいのは、それが両親のことを一番に考えた選択ということ。僕はそこに、希望を感じました」とコメントした。(modelpress編集部)
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