渡辺謙、宮崎あおいを「引きずり出した」 “娘”へ「本当に幸せになってほしい」
2016.07.11 16:04
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11日、都内にて映画「怒り」(9月17日公開)完成報告会見が行われ、主演の渡辺謙をはじめ、森山未來、松山ケンイチ、綾野剛、広瀬すず、高畑充希、宮崎あおい、妻夫木聡ら豪華俳優陣が集結した。渡辺は、撮影現場で一人で行動することが多かったという宮崎を、共演者やスタッフの輪の中へ呼び出したという舞台裏のエピソードを明かした。
渡辺は、親子役を演じた宮崎について「あおいちゃんが今までと違う世界へ踏み込もうとする思いのようなものを感じていた。先輩としてこの作品を見届けるのが楽しみだなと思っていた」と宮崎へ期待を寄せていたそう。
そんな宮崎を現場でも気にかけていたようで「いつも真面目でストイックなので、現場でも一人でポツンといることが多かったんですけど、心を開く瞬間に一緒にいたいなと思っていました。あおいちゃんを引きずり出して『ここにいてくれるだけでいいから』とみんなのいるところに座らせたんです」と“父”の顔をのぞかせ、「めんどくさかった?」と振られた宮崎は「いえいえ、お父ちゃんですから」と笑顔で返答。これに渡辺は「あおいちゃんには本当に幸せになって欲しいと思ってるからね」と娘へ想いを伝えていた。
宮崎も、渡辺との共演を振り返り、「周りの人に愛されていて、『この人についていきたい』と思わせる何かがある。それを間近で感じられたのは宝物です」と感慨深げに話した。
「物語の登場人物には、映画『オーシャンズ11』のようなオールスターキャストを配してほしい」という吉田氏の要望から豪華キャストが集結。米ハリウッドでの活躍はもちろんのこと、昨年は「王様と私」でブロードウェイ・ミュージカルにも初挑戦し、世界から喝采を浴びる渡辺は、千葉の漁村で娘と暮らすしがない父親を演じる。渡辺は「本当に素晴らしい俳優たちが集まって、肉弾相打つというか、魂をぶつけあう作品にはなったと思う」と手応えをにじませていた。
このほか、会見には佐久本宝、ピエール瀧、三浦貴大、原日出子、川村元気氏(製作)、吉田氏(原作)、李相日氏(監督)が登壇した。(modelpress編集部)
そんな宮崎を現場でも気にかけていたようで「いつも真面目でストイックなので、現場でも一人でポツンといることが多かったんですけど、心を開く瞬間に一緒にいたいなと思っていました。あおいちゃんを引きずり出して『ここにいてくれるだけでいいから』とみんなのいるところに座らせたんです」と“父”の顔をのぞかせ、「めんどくさかった?」と振られた宮崎は「いえいえ、お父ちゃんですから」と笑顔で返答。これに渡辺は「あおいちゃんには本当に幸せになって欲しいと思ってるからね」と娘へ想いを伝えていた。
宮崎も、渡辺との共演を振り返り、「周りの人に愛されていて、『この人についていきたい』と思わせる何かがある。それを間近で感じられたのは宝物です」と感慨深げに話した。
豪華キャスト陣集結 人気小説を映画化
同作は、吉田修一氏の同名小説を映画化。SNSやモバイルの発達により、家族や友人、ときに愛する人でさえ、簡単に疑ってしまう不信の時代に“信じる”とはという根源的な問いかけを一つの殺人事件をきっかけに投げかける群像ミステリーとなっている。「物語の登場人物には、映画『オーシャンズ11』のようなオールスターキャストを配してほしい」という吉田氏の要望から豪華キャストが集結。米ハリウッドでの活躍はもちろんのこと、昨年は「王様と私」でブロードウェイ・ミュージカルにも初挑戦し、世界から喝采を浴びる渡辺は、千葉の漁村で娘と暮らすしがない父親を演じる。渡辺は「本当に素晴らしい俳優たちが集まって、肉弾相打つというか、魂をぶつけあう作品にはなったと思う」と手応えをにじませていた。
このほか、会見には佐久本宝、ピエール瀧、三浦貴大、原日出子、川村元気氏(製作)、吉田氏(原作)、李相日氏(監督)が登壇した。(modelpress編集部)
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