西島秀俊(左)が、長谷川博己に驚嘆【モデルプレス】

西島秀俊、“戦友”長谷川博己に驚嘆「感動しちゃった」

2015.11.18 19:35

俳優の西島秀俊が長谷川博己に驚嘆した。

18日、都内で行われた「劇場版 MOZU」の大ヒット御礼舞台挨拶に羽住英一郎監督と出席。西島演じる倉木尚武に異常な関心を示す東和夫を演じた長谷川が、開口一番「チャオ!」と東の決め台詞で会場を沸かせると、西島は「いきなり“生チャオ”聞けると思わなかった。感動しちゃったよ」と笑顔を見せた。

西島は、劇中で長谷川が仮面を外すシーンがお気に入りのようで、「飛行機が遅れたから、なにがなんだかわからないまま、着いてすぐにあの演技をやったんだから『こいつ、すげーな』って」と笑いながら回顧。さらに、スタントなしの撮影を振り返り、「本番はめちゃくちゃ危ないのに、よくあんなふざけた演技ができるなって(笑)。すごいな」と感心する西島に、長谷川が「ふざけてたわけじゃないですよ。結果、ふざけているように見えるだけ」とつっこむと、会場から笑いが起こった。

西島秀俊
西島秀俊
長谷川博己
長谷川博己

決め台詞誕生のキッカケは?

ストーリーが進むほど、その狂気が研ぎ澄まされていく東を、「監督が楽しんで演出してくれたおかげで、萎縮してたものが開放されすぎました」と思い切って演技できたことを告白した長谷川。東の異常さを物語るセリフ「チャオ!」について、「『東の狂気を見せてくれ』って監督に言われて、『何を言えばいいんだ』って思っていたら、イタリア車マセラティが目に入ってので『チャオ!』って…」と名台詞の誕生秘話を明かした。

(左から)羽住英一郎監督、西島秀俊、長谷川博己
(左から)羽住英一郎監督、西島秀俊、長谷川博己

身体を張って演じた主演の想い

同作は、ハードボイルド作家・逢坂剛氏の代表作で累計240万部を超える警察小説「百舌(もず)シリーズ」が原作。2014年にTBSとWOWOWが連続ドラマ化し、今年11月末に受賞の発表を控える“テレビ界のアカデミー賞”と言われる第43回国際エミー賞の連続ドラマ部門にノミネートされている。

最後に「西島さんにとって『MOZU』とは?」と質問されると、「みなさんに育てていただいた作品だと思います。みなさんのおかげで、キャストにとってもスタッフにとっても充実した作品になったと思います」と晴れやかな表情で、観客へ感謝の想いを伝えた。(modelpress編集部)

【Not Sponsored 記事】

関連記事

  1. 西島秀俊「でら嬉しいがね!」“念願”の名古屋弁炸裂
    西島秀俊「でら嬉しいがね!」“念願”の名古屋弁炸裂
    モデルプレス
  2. 西島秀俊「やり切った満足感がある」―「MOZU」で感じた“幸福”、注いだ“愛” モデルプレスインタビュー
    西島秀俊「やり切った満足感がある」―「MOZU」で感じた“幸福”、注いだ“愛” モデルプレスインタビュー
    モデルプレス
  3. 西島秀俊「自分を見失わないように」 “恩師”ビートたけしからの“金言”胸に飛躍
    西島秀俊「自分を見失わないように」 “恩師”ビートたけしからの“金言”胸に飛躍
    モデルプレス
  4. 西島秀俊、朝ドラヒロイン高畑充希の“父”に
    西島秀俊、朝ドラヒロイン高畑充希の“父”に
    モデルプレス
  5. 新・朝ドラ、ヒロインとりまくイケメンに西島秀俊、向井理、坂口健太郎、大野拓朗ら
    新・朝ドラ、ヒロインとりまくイケメンに西島秀俊、向井理、坂口健太郎、大野拓朗ら
    モデルプレス
  6. 西島秀俊主演映画、フレッシュ&ベテラン新キャスト発表
    西島秀俊主演映画、フレッシュ&ベテラン新キャスト発表
    モデルプレス

「映画」カテゴリーの最新記事

  1. <トイ・ストーリー2>米公開25周年 ウッディ&バズの成長をテーマにおもちゃたちの感情を通して大切なことを再認識させてくれる感動作
    <トイ・ストーリー2>米公開25周年 ウッディ&バズの成長をテーマにおもちゃたちの感情を通して大切なことを再認識させてくれる感動作
    WEBザテレビジョン
  2. 上田慎一郎監督の最新作公開、内野聖陽「良い映画を作りたいという情熱から生まれた作品」<アングリースクワッド>
    上田慎一郎監督の最新作公開、内野聖陽「良い映画を作りたいという情熱から生まれた作品」<アングリースクワッド>
    WEBザテレビジョン
  3. <没後10年 反骨のスター 菅原文太特集>「現代やくざ 与太者の掟」など6作品を一挙放送 あらすじと見どころに迫る
    <没後10年 反骨のスター 菅原文太特集>「現代やくざ 与太者の掟」など6作品を一挙放送 あらすじと見どころに迫る
    WEBザテレビジョン
  4. 重岡大毅のコメントでファン爆笑「“土台”と書いて“ホネ”と読みます」
    重岡大毅のコメントでファン爆笑「“土台”と書いて“ホネ”と読みます」
    WEBザテレビジョン
  5. 森川葵、美脚際立つミニ丈コーデで登場 “不在のボス”岡田将生は「すごく不思議な方」【アングリースクワッド 公務員と7人の詐欺師】
    森川葵、美脚際立つミニ丈コーデで登場 “不在のボス”岡田将生は「すごく不思議な方」【アングリースクワッド 公務員と7人の詐欺師】
    モデルプレス
  6. 山下美月、“六嘘”共演者が心の支えに「心が折れそうなときにみんなの顔が浮かんだ」
    山下美月、“六嘘”共演者が心の支えに「心が折れそうなときにみんなの顔が浮かんだ」
    WEBザテレビジョン
  7. 浜辺美波・赤楚衛二・山下美月ら、裏の顔暴露される「メンタルコントロール」「実はAIなんです」【六人の嘘つきな大学生】
    浜辺美波・赤楚衛二・山下美月ら、裏の顔暴露される「メンタルコントロール」「実はAIなんです」【六人の嘘つきな大学生】
    モデルプレス
  8. M!LK佐野勇斗、1ヶ月半前から密かにX開設「誰にもバレてない」【六人の嘘つきな大学生】
    M!LK佐野勇斗、1ヶ月半前から密かにX開設「誰にもバレてない」【六人の嘘つきな大学生】
    モデルプレス
  9. WEST.藤井流星「7人でいられて良かった」デビュー10周年迎え思い語る
    WEST.藤井流星「7人でいられて良かった」デビュー10周年迎え思い語る
    モデルプレス

あなたにおすすめの記事