竹内結子「一刻も早く帰りたかった」過酷な撮影を語る
2015.09.29 14:57
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女優の竹内結子が、過酷な撮影を振り返った。
29日、都内で行われた「第28回東京国際映画祭ラインナップ発表会」に出席。コンペティション部門に出品される「残穢【ざんえ】-住んではいけない部屋-」に出演する竹内は、同作の中村義洋監督らとゲストとして登壇した。
読者から「あまりにも怖くて最後まで読めない」と噂が立つほど話題となった、第26回山本周五郎賞を受賞したベストセラー作家・小野不由美氏の傑作小説「残穢」を映画化した作品だけに、竹内は「撮影中は一刻も早く帰りたかったです。倉庫やロケ先では不穏な空気が流れていて、早く家に帰って、なんなら塩でも撒こうかと思いました」と恐怖心と闘いながらの過酷な撮影となったことを明かした。
物語はミステリー小説家である「私」(竹内)のもとに、読者の女子大生・久保さん(橋本愛)から「今住んでいる部屋で、奇妙な音がする」という手紙が届くところからスタート。好奇心に誘われて調査を開始すると、過去にこのマンションに住んでいた人たちが、数々の事件を引き起こしていたことが浮かびあがり、調査を進めていくにつれ、驚愕の真実が明らかになっていく。
中村監督は「これまでホラー作品を撮ってきましたが、怖かったです。本もかなり怖い話です。撮影中、どうにか克服できました」と紹介。しかし、竹内は恐怖を克服できなかったそうで、中村監督は「竹内さんはなかなか脚本を読んでくれませんでした(笑)」と苦言。竹内は「怖いものを避けて通ってきたので、読み始めるのもためらいました」と苦笑し、「人がたくさん集まる事務所の明るい場所で読みました」と語った。
また、MCを務めたフリーアナウンサーの西尾由佳理に「竹内さん、背後は大丈夫ですか?」と声をかけられると「ええ!?」と驚きの声をあげ、振り返る場面も。怯える竹内に会場は笑いに包まれた。
主演女優賞の話題になると「お祭なので、まずは楽しみたいです」とにっこり。東京国際映画祭開催に向けては「ドレスを着て歩くので、転ばないかという緊張が強いです(笑)」と茶目っ気たっぷりに話した。
東京国際映画祭とは
今年で28回目を迎える同映画祭は、アジア最大級の国際映画祭として認知度を高めていくため、世界中から集まった優良な作品を厳選し上映する。期間は10月22日~10月31日までの10日間。会場は従来の六本木ヒルズのほかに、新たに新宿地区の映画館を使用する。「コンペティション部門」をメインに、「ワールド・フォーカス」「アジアの未来」「日本映画スプラッシュ」「ガンダムとその世界」などの企画上映を行う。またこの会見でフェスティバルナビゲーターをモデルの季葉とラジオDJで翻訳家の野村雅夫が務めることが発表された。(modelpress編集部)
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