篠原涼子、涙止まらず “最後の舞台”に「寂しいです」
2015.09.17 19:43
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女優の篠原涼子が、号泣した。
17日、都内で行われた主演映画「アンフェア the end」の大ヒット御礼舞台あいさつに、佐藤嗣麻子監督とともに登壇した。10年間演じ続けた敏腕刑事・雪平夏見の衣装を身にまとい登場した篠原は「今日で着納めです」としみじみ語り、現在の心境を聞かれると「寂しいです」と一言発し、大粒の涙を流した。
さらに共演者からのサプライズメッセージ映像を見て「雪平夏見という存在を創り上げていただきましたが、この作品のすごいところは、綺麗事でも何でもなく、ほかのキャストの方々があっての作品。私自身も助けていただいて、愛をいっぱいいただいたので、感謝しています」と胸の内を明かした。涙の理由を聞かれると「達成感も寂しさも両方がありますけど、色々思い出しますし、ずっと見ていてくれた人たちだったので…。これで終わっちゃうのは寂しいですね…。終わることは分かっているんですけどね」と再び涙を流した。
篠原がは一番愛していた人物は?
また、「雪平は誰を一番愛していた?」の質問に、篠原は「私の中では、ドラマの中で描かれていた(瑛太演じる)安藤(とのシーン)。あそこは私が見返してもホロッとくるところがあるし、安藤自身も雪平夏見のことを思っていたというのが、ビデオレターのシーンで描かれている。あそこで初めて雪平のスイッチが入った部分だと思います」と熱弁し、「今回の映画でもそこを彷彿をさせるシーンもありますので、ぜひ気にしながら見ていただきたいなと思います」とアピールした。
最後に、雪平夏見としてラストメッセージを求められると「この作品は10年前から始まって、皆さんの温かい眼差しでここまで築き上げていただいた作品だと確信しておりますし、今もこうやって喋っているときも、この瞬間が、とっても幸せだなと感謝しています」と笑顔で語り、「10年間、支え続けてくださったこと、心の底から感謝しています」と頭を下げた。
同作は、日本のドラマでは異例とも言える徹底したハードボイルド&サスペンス路線で人間や社会の暗部を深く捉え、予測不可能で巧妙なストーリー展開と魅力的で演技巧者なキャストが揃い踏みしたことで、視聴者から圧倒的な支持を得た「アンフェア」シリーズの完結編。公開13日間(9月17日現在)で観客動員75万人、興行収入10億円を突破した。(modelpress編集部)
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