市原隼人“クレイジー”な主演作に熱い思い語る 母親からの叱咤も
2015.04.20 21:07
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俳優の市原隼人が、熱い思いを語った。
20日、都内にて行われた主演映画『極道大戦争』(6月20日公開)を手掛けた三池崇史監督主催のトークショー付特別試写会に出席。撮影は昨年5月に行われ「市原隼人が思うような仕事ができる、存在するような映画でありたい、というのが一つの目標だった」と明かした三池監督に対し、市原も熱い眼差しで「『三池監督には生半可なものは渡せない』って信頼関係がすごくしっかりしていらっしゃる組。ビジネスやお金の面じゃなくて職人気質な方が多いので、そういうところがすごく好きで、現場に行くのが毎日楽しみでした」と撮影時を振り返った。
また、オファーをよく引き受けてくれたと話す三池監督は「台本を読んでどう思った?」と市原に問うと、「何も想像できないですね。カエルは出てくるは、カッパは出てくるは…(笑)」と戸惑う様子を見せながらも、「クレイジーな作品。こんな作品は初めてでした。一般的な常識が何かはわからないけど、壊れるものができるんじゃないかと思った」と話した。
母親からの叱咤に観客大ウケ
市原が熱い思いを語る中、突然三池監督から「市原さんって、幼稚園のときからこんな感じ?なんか想像ついちゃう。まんまでしょ、顔」と問いかけ。市原は「まんまです(笑)」と答え、今も活躍を見守ってくれるという母親には「眉毛細いとなんか変だよ!太くしなさい!あんな腰パンなんかして!しっかり上げて!」などと注意されるエピソードを披露すると、三池監督は「昔、思いっきり下がってたよね(笑)」と過去の市原の姿を思い出したようで、2人で大笑い。観客を笑いの渦に巻き込んだ。同作は、ヤクザヴァンパイアに噛みつかれた人間が次々とヤクザ化してしまうという奇想天外かつ予測不可能な完全オリジナルストーリーを、三池監督が自身の原点回帰と位置づけ初心に戻って挑んだ、完全無敵の極道エンターテイメントである。市原は伝説のヤクザに憧れて極道の世界に入ったものの、敏感肌で刺青が入れられない悩みをかかえながら闘いの運命に翻弄される主人公・影山亜喜良を演じる。(modelpress編集部)
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