「寄生獣」ついに実写化、深津絵里ら出演陣が意気込みを語る
2013.11.20 10:57
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90年代に人気を博した伝説の漫画「寄生獣」が実写化されることが20日わかった。女優の深津絵里ら出演陣が、その意気込みを語った。
伝説の漫画を映画化
深津が出演する映画「寄生獣」は、1990年より「月刊アフタヌーン」(講談社)に連載され、その大胆な発想とストーリーの面白さが話題を呼び、連載終了から20年経った今も愛され続けている大人気漫画(累計1100万部)を実写化。「寄生獣」のパラサイトに寄生された主人公・泉新一役には注目の若手俳優・染谷将太が決定。深津は、パラサイト・田宮良子役を演じ、新一の同級生であり幼馴染のヒロイン・村野里美役には橋本愛が挑戦する。メガホンをとるのは、映画「ALWAYS三丁目の夕日」の山崎貴監督で、撮影は2014年1月からスタート、PART1、PART2という2部作での製作を予定。あくまで「地球の意思・自浄作用」が発生させたパラサイト(寄生獣)という概念を通底させ、地球と人間の関係性について問いかける作品を目指しながら、新一とミギー(新一の右腕に宿るパラサイト)との友情や、他の寄生獣たちとの戦いや別れを壮大なアクションで描いていく。
人気は日本だけにとどまらず、海外でもその名を轟かせており、ハリウッドのプロダクションが原作権を獲得。そのため日本での映画化が叶わず、手が出せない原作として伝説化していた本作が、ハリウッドとの契約が切れ、ついに実写化される。
深津絵里、パラサイト役に「とても興奮しています」
今回、パラサイトという難役に挑む深津は、「この作品に関わることができて、とても興奮しています。と、同時に不安もいっぱいです。原作があまりにもすばらしいので…」と本音を吐露。「ですが、覚悟を決めて、監督・スタッフを信頼し、共演者のみなさんとともに、この先待ち受けているであろう過酷な試練とその先に待っていて欲しい喜びに向かい、原作に敬意を込めて、ひたすらがんばりたいと思います」と決意を語った。一方主演の染谷は、「これが本当の現実にあったら恐ろしすぎる。しかもいずれそんな日がやってくるのではなかろうか?そんな気がした『寄生獣』。ある種、これから自分は、寄生獣の世界を体感して来ます。そしてその世界を、皆様にもスクリーンを通して体感してほしいです」、ヒロインの橋本は「作品の中で目に見えるものを信じて生きれるように心構えて取り組みたいです」とコメントした。
また山崎監督は、「『寄生獣』は連載当初から、いつか実写で見てみたいと思っていた漫画でした。それを自分たちのチームが手がけることが出来ることになって、興奮と恐れと喜びで大変な状態になっています」といい、「この物語をしっかりと地に足をついた作品にするために、キャストは役に憑依できる人達に集まってもらいました。かなり実力主義というか本物感のあるキャスティングだとおもいます。このメンバーが物語を紡ぎ出すとき、どんな化学変化が起こるか…今から楽しみでなりません」と期待を寄せた。
同作は、テレビアニメプロジェクトも同時始動。映画は、PART1は2014年12月、PART2は2015年に全国東宝系にて公開予定となっている。(モデルプレス)
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