小関裕太、本格的声優初挑戦「長ぐつをはいたネコと9つの命」日本語吹替版キャスト発表
2023.01.26 08:00
views
3月17日公開の映画『長ぐつをはいたネコと9つの命』の日本語吹替版キャストが発表され、俳優の小関裕太が本格的な声優に初挑戦することが決定した。
映画「長ぐつをはいたネコと9つの命」
本作は、全世界でヒットを遂げた『シュレック』シリーズや『ボス・ベイビー』シリーズなど、数々のヒットキャラクターたちを生み出してきたユニバーサル・スタジオ×ドリームワークスが贈る最新作。『シュレック』シリーズから飛び出した、帽子に羽根飾り、マントと長ぐつがトレードマークの圧倒的な人気を誇る伝説(レジェンド)ネコ ・プスを主人公として生まれた映画『長ぐつをはいたネコ』のシリーズ第2弾。モフモフでキレキレ、ワイルドでダンディ、しかもスゴ腕剣士、世界中から愛されるキャラクターで、前作は日本でも興行収入11.5億を超えるヒット。ゴールデングローブ賞やアカデミー賞(R)ノミネート等、数々の賞レースを賑わせアニメーション映画としてのクオリティの高さは本作にも引き継がれ、「第80回ゴールデングローブ賞」<アニメ映画賞>、アニメーションのアカデミー賞とも呼ばれる「第50回アニー賞」<作品賞>、さらに「第95回アカデミー賞」<長編アニメ映画賞>にノミネートされている。
物語は、剣を片手に数々の敵を倒し、恋もしながら、命をかけた冒険を楽しんでいた“プス”が、ふと気づくと9つあったはずの命があと1つに。急に怖くなり、賞金首のレジェンドの看板を下ろし、トレードマークの帽子にマント、長ぐつを脱ぎ捨てて家ネコになろうと決意するものの、どんな願い事も叶う「願い星」の存在を聞き再奮起する。命のストックを求める旅の道中に出会うのは、ネコに変装したイヌ・ワンコや気まずい元カノ・キティ。そこに「願い星」で願いを叶えようとする手強い奴ら、さらには最強の敵まで現れる。
「長ぐつをはいたネコと9つの命」日本語吹替版キャスト発表
この度、本作の日本語吹替版キャストとして、山本耕史、土屋アンナ、中川翔子、小関、木村昴、津田健次郎が決定。プス役の山本は、硬軟取り混ぜた多彩な演技力でこれまでにも俳優として数多くの役柄を演じてきた実力で、ダンディでありながら、どこか抜けたお茶目さもあるプスを声で表現。さらにプスには歌唱シーンもあり、映像作品だけでなく、舞台やミュージカルでの活躍も目覚ましい山本の鍛え上げられた歌声にも注目だ。「この作品には人生で大切なことやワクワクするものが盛り込まれています。リアルなネコを感じられるような描写もあり、ネコあるあるも楽しめて、世代問わず面白いと思っていただける作品になっていると思います」とコメントしている。
土屋が演じるのは、プスの元カノで、スリの天才のキティ。プスには厳しく接しながらも、目的のために手を組み冒険に同行する、自立した女性らしくも格好良いネコ。土屋のパブリックイメージにも近いキャラクターだが、土屋は「挑戦的な台詞が多いんですが、女性らしさも兼ね備えているので、自分にはないその女性らしさの部分を声で表現するのが難しかったです。でも言いまわしの小さなニュアンスで全然印象が変わるのはとても面白く、楽しみながらやらせていただきました」と本作の収録を楽しんだ様子。
彼らの前に立ちはだかる敵キャラとして、「3びきのくま」を引き連れた女の子・ゴルディを演じる中川は、愛猫家として有名なこともあり、「ネコ愛で生きている私なので、オファーを頂いた際は飛び上がって喜びました」と歓喜。プスと取り合う「願い星」を手に入れて叶えたい願いがいじらしいゴルディについて「何て素敵な女の子だろう、と大好きになりました」と語り、「ネコ好きは、多幸感につつまれること間違いなしです。劇場でネコまみれの映像を体中に浴びてもらえたら嬉しいです」とコメントした。
小関が演じるのは、プスとキティと冒険をすることになるネコとして生きるイヌのワンコ。プスが家ネコになろうとしていた時期に出会い、辛い過去を抱えながらも明るく生きている健気で可愛いイヌかと思いきや、空気を読まずに毒を吐いて場を凍らせるという一面も持つキャラクター。小関にとっては、これが初の本格的な「声」の仕事となり、「かねてから声優の仕事に興味と憧れがあったので、ようやく夢が叶うと嬉しかったです」と喜びをあらわにした。
さらにゴルディの“弟”くまのベイビー・ベアを木村、残り1つしかないプスの命を狙う、プスにとって最大の脅威ウルフを津田という、人気&実力ともにトップクラスの声優が演じ、より一層物語に厚みを加えている。実は、山本は実家でこれまで複数匹、土屋や中川は現在も多数の猫と暮らしており、またワンコ役の小関は実家でこれまで2匹の犬を飼っており、猫犬を愛するキャストが揃って本作を盛り上げる。
「長ぐつをはいたネコと9つの命」予告解禁
凛々しくもちょっと情けない一面のあるプス、格好良いキティ、チャーミングなワンコ、そしてプスを狙う猛々しいゴルディ一家と、とにかく怖いウルフ。多彩なキャラクターとストーリーに魅力的な声優陣と、日本語吹替版本編の完成にも注目だ。(modelpress編集部)
山本耕史コメント
光栄なお話をいただきとても嬉しく思いながらも、プスという人気のキャラクターが僕にできるのかという不安もありました。でも、プスが生きていく上で必要としているものやプライドが自分とリンクしたこともあり、演じる中でその不安やプレッシャーを、キャラクター自体が取り除いてくれました。いつもとは違って僕が表現できるのは声だけなので、さらに歌唱シーンもあるので、プスの心情や心境を大事にしつつ、ディレクターさん始め周りの方に教えて頂きながら演じさせていただきました。この作品には人生で大切なことやワクワクするものが盛り込まれています。リアルなネコを感じられるような描写もあり、ネコあるあるも楽しめて、世代問わず面白いと思っていただける作品になっていると思います。是非お楽しみ下さい!
土屋アンナコメント
オファーを頂いたことを聞き「イエーイ!嬉しい!!」と喜びました。私はアニメーションが大好きで、小さい頃からアニメの世界にたくさんの夢を見せてもらった人間の一人なので、自分が吹替でその中の仲間になれるというのが、とても嬉しいです。キティは強いキャラクターで挑戦的な台詞が多いんですが、女性らしさも兼ね備えているので、自分にはないその女性らしさの部分を声で表現するのが難しかったです。でも言いまわしの小さなニュアンスで全然印象が変わるのはとても面白く、楽しみながらやらせていただきました。この作品は大冒険のハラハラあり、笑いありで、吹替をしながらもすごく面白い作品だと感じました。自分の子どもたちにも、6匹飼っている猫たちにも見せて、反応が見たいです!ぜひ皆様もご覧ください。
中川翔子コメント
ネコと暮らしていて、ネコ愛で生きている私なので、オファーを頂いた際は飛び上がって喜びました。私の演じたゴルディは、これまで全くやったことのない一見悪役、でも信念があって、夢があって、家族思いで…、彼女を知れば知るほど何て素敵な女の子だろうと大好きになりました。この作品で描かれるのは、「ネコには9つの命があると言われている」というとっても素敵な伝説。その中で命の大切さや生きることの意味だったり、何が幸せと思うかそれぞれの想いがぶつかり合って派手なアクションもあり、何といっても、ネコ好きは、多幸感につつまれること間違いなしです。劇場でネコまみれの映像を体中に浴びてもらえたら嬉しいです。
小関裕太コメント
オファーを頂き、かねてから声優の仕事に興味と憧れがあったので、ようやく夢が叶うと嬉しかったです。僕の演じるワンコは、壮絶な過去を持っていながら、それを感じさせない明るさに元気を貰えます。笑顔で毒づく楽しいキャラクターでもあり、ワンちゃんらしい息遣いや好奇心を声に吹き込んでワンコを作り上げていきました。僕は、実家でこれまで2匹犬を飼っていたんですが、親や兄弟がいないとき悩みを犬に聞いてもらっていました。そんなふうに、このワンコが、皆さんの心のよりどころになれたら嬉しいです。ストーリー
長ぐつをはいたネコ・プス。剣を片手に数々の冒険をし、恋もした。でも、気付いたら、9つあった命は、ラスト1つに。急に怖くなり、レジェンドの看板を下ろして家ネコになることにしたが、「賞金首」であるプスを、刺客たちはほうってはおかない。そんな時、どんな願い事も叶う「願い星」の存在を聞き、再奮起。命のストックを求める旅の道中、プスが出会ったのは、ネコに変装したイヌ・ワンコと、かつて結婚も考えた気まずい元カノ・キティ。プスを狙う賞金稼ぎや、「願い星」の噂を聞きつけた手強い奴らもモチロンやってきて、前途多難な予感しかない。やれやれ、次死んだら、ほんとに終わりなのに。
【Not Sponsored 記事】