気付いた時にはもう手遅れ…?夫婦仲が悪くなりやすい生活パターン8選
「いつまでも円満な夫婦でいたいけど、最近はパートナーの心が離れていってしまっている気がする……」そんな不安を感じている方は、もしかすると無意識のうちに夫婦仲が悪くなりやすい生活パターンにはまってしまっているのかもしれません。今回は、夫婦仲が悪くなりやすい8つの生活パターンを紹介します。いつまでも夫婦円満でいたい方は、本記事を参考に夫婦関係を見直してみてくださいね。
夫婦仲が悪くなりやすい生活パターン8選
それではさっそく、夫婦生活が悪くなりやすい8つの生活パターンを紹介します。
1.会話が少ない
会話の少なさは、夫婦関係が悪くなりやすい生活パターンの典型です。
もし「最近、夫婦の会話が減ってきているな……」と感じるなら要注意。
会話などコミュニケーションの回数や質は、夫婦の関係性や幸福度を測るバロメーターですから、夫婦円満でいるためにも積極的な会話を心掛けましょう。
また、挨拶の習慣も大切です。
挨拶は会話のきっかけになりますし、挨拶を交わすだけで夫婦の幸福度が上がったり、関係性の質が高まったりするものです。
朝の「おはよう」「いってらっしゃい」や、夜の「おかえりなさい」「おやすみなさい」からでもかまいません。
夫婦の会話が減ってきていると感じる方は、まずは丁寧な挨拶から意識してみるといいでしょう。
2.食事が別々
家庭の食卓には、夫婦の絆を深めるたくさんのチャンスがあります。
おいしいものを食べればお互いに気分がよくなりますし、料理の感想や意見などを交換すれば、いいコミュニケーション機会にもなります。
ましてやそれがどちらかの手料理だったり、一緒に作った料理だったりすればいっそう会話が弾むでしょう。
積水ハウス株式会社 住生活研究所の「いい夫婦の日に関する調査(2023年)」によると、夫婦が自宅で会話するタイミングとしてもっとも多いのは「食事をしているとき」で、結婚してよかったと感じる食事の変化では「一緒に食事をするようになった」という回答がもっとも多い結果となっています。
この調査から、食事が夫婦間のコミュニケーションの質にどれだけ密接に関係しているのかがわかりますね。
生活サイクルや仕事の都合などで難しい場合もあると思いますが、パートナーとの円満な関係を目指すなら、できるだけ一緒に食事をするようにしましょう。
引用:いつまでも「いい夫婦」でいられるための食空間の一工夫
3.そもそも顔を合わせない
そもそも夫婦で顔を合わせる機会がないのなら、かなりの危険信号です。
もしかするとすでに家庭内別居状態になってしまっているかもしれません。
日本の夫婦のおよそ7割は共働きといわれている現代ですから、生活サイクルの違いや仕事の都合などでなかなか顔を合わせられないケースもあるかと思います。
しかし、そういうご夫婦は休日など夫婦でシェアできる時間を大切にし、有意義な時間を共有しているはず。「パートナーの心が離れてしまっているのかも」という不安を抱くこともないでしょう。
夫婦で顔を合わせる時間が少なく、かつパートナーの心が離れてしまっているような不安を感じているのなら、まずはすれ違いの大元の原因であるライフスタイルや仕事などから根本的に見直す必要があるかもしれません。
4.物事の決定権が偏っている
夫婦はお互いに公平な立場で家庭を営むべきですが、現実はなかなか難しいものです。収入が多い方が家計に関わるあらゆる決定権を握っていたり、力の強い方が家庭における実権を握っていたりするケースも多いでしょう。
また、「家事や育児は女性の仕事」「男子厨房に入らず」といったような、いわゆる男女差別につながりかねない古い価値観が染みついてしまっている人も多いかと思います。
しかし、夫婦間の序列や偏った力関係は、生活のあらゆる場面で夫婦関係に悪影響を与えます。
夫婦関係を悪くさせる生活パターンの一つですので、もし思い当たるところがあればすぐにでも改善に努めましょう。
5.スキンシップが足りない
新婚の夫婦であれば「いってらっしゃい」のキスや「おかえりなさい」のハグも違和感がありませんが、それなりに成熟した関係になると、恥ずかしがってこうしたスキンシップを嫌う方が多いようです。
しかし、日常的なスキンシップは、実は夫婦円満を維持する上でとても大切です。
周りからおしどり夫婦と言われている筆者夫婦も、外出時には手をつないだり、腕を組んだりなど、妻との日常的なスキンシップを大切にしています。
また、こうしたスキンシップは、いつまでもパートナーを異性として尊重できる自分でいるためにも欠かせない心掛けだと実感しています。
6.娯楽を共有していない
一緒に食事を楽しんだり、映画やドラマを観たりなど、パートナーと娯楽を共有する機会を積極的に持ちましょう。
娯楽を共有する機会が多ければ多いほど、脳は「この人と一緒にいると楽しい」と学習し、相手との時間にポジティブな感情を抱きやすくなります。
一方、口を開けば小言が出てきたり、意見の衝突ばかりしていると、脳は「この人と関わると不快」と学習します。その結果、一緒にいることにネガティブな感情が生まれやすくなってしまうのです。
「二人でいかに楽しい体験を共有するか」は、夫婦仲が悪くなりやすい生活パターンから抜け出すのに欠かせない視点と言えるでしょう。
7.正しいか間違っているかにこだわり過ぎている
夫婦間や家庭内の出来事を「正しいか正しくないか」という基準だけで判断してばかりいると、やがて夫婦関係が淡泊で窮屈なものになってしまいます。
夫婦にとっては正しいことより、幸福であることが大切です。
もしパートナーに対して、「あなたは間違っている」という言葉を口にする機会が多いのなら、物事を正しいか正しくないかで判断せず、お互いの幸福度を最優先することを意識してみましょう。
8.自分中心のライフスタイル
夫婦というのはパートナーでありチームでもあります。家庭という舞台で、協力し支え合いながら共に発展していく関係です。
パートナーの都合や事情を気にせず、自分のことしか考えずに生活していたら、やがてチームは秩序を失い破綻してしまうでしょう。
パートナーとの生活サイクルやライフスタイルを完全に合わせるのは難しいにしても、自分中心のライフスタイルに終始せず、お互いに譲歩し歩み寄り合えるような関係作りを意識しましょう。
生活を改善して夫婦円満を実現しよう
夫婦関係に危機感を覚えているのなら、今日からでもパートナーとの向き合い方を変え、関係の改善に努めましょう。
すでに破綻しているわけでもないのなら、今から改善に努めても遅いなんてことはないはずです。
夫婦仲を改善したいと思っている方は、本記事で紹介した「夫婦仲が悪くなりやすい8つの生活パターン」を参考に、夫婦関係を見直してみてくださいね。
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