『ばけばけ』錦織が“潔癖ぶり”は一体なぜ? 視聴者の考察深まる「身内か親しい人が…」
朝ドラ『ばけばけ』で、ヘブン(トミー・バストウ)の女中を探すことになった錦織(吉沢亮)の潔癖ぶりが気になる視聴者が続出。過去について考察する人も…。

4日放送のNHK連続テレビ小説『ばけばけ』では、ヘブン(トミー・バストウ)の女中探しを命じられた錦織(吉沢亮)の表情が話題に。その“潔癖さ”をめぐり、Xではさまざまに考察する人もみられた。
錦織がヘブンの女中を探すことに
宿泊していた花田旅館の主人・平太(生瀬勝久)と対立して腹を立てたヘブンは、旅館を出ることを決め、錦織に家を探すよう頼む。
同時に、ヘブンの身の回りの世話など家事をするための人物も必要に。錦織が江藤県知事(佐野史郎)に報告すると、江藤は「女中か。そげすうと、“どっちも”できる女中がええわねえ」と言う。
錦織が「どっちも? どっちも、と言いますと?」と問い返すと、江藤は「東京で何人もの外国人と付き合ってきた君が、分からんわけないだろうが。どっちもと言ったら、ほら、あの、どっちもだがね」と意味深に笑う。錦織はじっと無表情のままで話を聞くと、目を閉じてため息をつく。
「潔癖なのはなぜ?」疑問の声
錦織といえば以前にも、勝手に歩き回るヘブンを追いかけた際、色街である天国町に足を踏み入れることをためらい、仕方なく顔を隠すようにして後を追ったことも。天国遊郭の建物に入るのも拒むなど、かなり潔癖な人物として描かれてきた。
そのため、Xでは「錦織さんは潔癖だから、『どっちも出来る女中』を探すのは嫌なんだよね...」「やっぱり潔癖(仮)に関して何かありますよね錦織さん...『どちらも行ける女中がええわな』の時、複雑な顔してたものな...」「錦織さんがここまで潔癖なのはなぜだろう?」「錦織さんの潔癖? 気味なところは何か過去にあるのかな」と気になる人が続出した。
「身内か親しい人が...」「葛藤も」考察
なかには、「何かそういう嫌な過去があるのかな...身内とか...」「やはり身内か近しい人が遊郭に売られた? 関係者? なのではないかな。あの天国町の遊郭で視線を気にしすぎる様子といい、知事に“どっちも”の仕事を求められる女中の話を受けた時の表情といい、秘めた事情があると見た」「女性が身を売らなければ食べていけない世界があることに静かな義憤を感じてもいそうだね」と考察する人もみられる。
また、江藤が錦織の経歴について何らかの細工をしたことを匂わせており、「弱みを握られているし仕事だから断れない葛藤も伝わってくる」「錦織さんには、ブチ切れてヘブン先生をなんとかする仕事を放棄出来ない理由もありそう」といった声も。
トキに依頼し「どんな窮地に」
結局、女中はヘブンが希望したウメ(野内まる)には断られ、その後、なみ(さとうほなみ)に頼んでいたものの、最後には錦織がトキ(髙石あかり)の家を訪れ、ためらいながらもトキに引き受けるように頼む。
これには、「異人を見たら木刀で殺そうとする爺さんの孫に『女中≒洋妾』話を持ってくるほどの事態って、錦織さんどんな窮地に追い込まれてんだよ...」「遊郭にすら入れなかった堅物だから、洋妾になってくれそうな女性に心当たりもなく伝手もないのね。立候補してくれたなみさんがダメだったら、後は大借金抱えたおトキくらいしか顔が浮かばなかったか」「錦織さんがおトキに女中を頼むのを躊躇してたの、銀二郎のことも知ってるからだよな...」といった意見が見受けられた。
劇中でなみが語っていたように、当時は、外国人男性の世話をする女性に対する周囲の目や意識もあり、旧知のトキに錦織が依頼するのも、相当な苦渋があったようにみえる。一体、どんな事情があったのか明日の展開が気になるところだ。
執筆者プロフィール
しばたけろこ:フリーライター。関西のスポーツ紙や芸能情報サイトでの記事執筆を経て2021年よりSirabeeに参加。
現在はSNSを中心としたエンタメ記事のほか、ライフハック、時事ニュースなど月100本程度を執筆中。
(文/Sirabee 編集部・しばたけろこ)
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