『べらぼう』ミュージカル界のプリンスと元宝塚トップスター夢の共演 「劇場になったか…圧巻」と反響
『べらぼう』40回では山東京伝(古川雄大)と妻・菊(望海風斗)、ミュージカル界のスターならではの見事な歌唱シーンが話題に…。

19日放送の大河ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』(NHK)40回では、戯作者・絵師として活躍した北尾政演・山東京伝(古川雄大)の引退をめぐる物語が展開。妻・菊(望海風斗)との歌唱シーンが大きな反響を呼んでいる。
【今回の投稿】政演夫妻が熱唱
40回のあらすじ ※ネタバレあり
のちに「江戸のメディア王」と呼ばれる、吉原・江戸の浮世絵版元(出版人)・蔦重こと蔦屋重三郎(横浜流星)の波乱万丈な人生を描いていく本作。
老中首座・松平定信(井上祐貴)の質素倹約を押し進める「寛政の改革」に反発し、財産を半分没収される身上半減の刑を受けた蔦重。営業再開後、政演に執筆を依頼する。
しかし、蔦重と組んだせいで手鎖50日の刑をくだされた政演は「真人間になるとお白州(奉行所の法廷)に誓いましたので」「ほんと勘弁してくださいよ」と難色を示す。そこで、のちに曲亭馬琴として数々のヒット作を生み出す戯作者・滝沢瑣吉(津田健次郎)を紹介してその場を逃れた。
作家見習い兼手代として蔦重の店で働き始めた瑣吉は、そこで絵師・勝川春朗(野性爆弾・くっきー!)と大喧嘩に。これが、浮世絵の大家・葛飾北斎となる春朗と瑣吉の出会いとなる。
引退を決めたが...
さらに蔦重は、江戸で流行していた、顔立ちや表情から、その人の性格や気質を読み取る「観相学」からヒントを得て、喜多川歌麿(染谷将太)と組んで新たなジャンル・美人画を生み出すべく奔走していた。
引退を決意し煙草屋を営むと決めた政演は、蔦重と歌麿の新たな挑戦に興味をそそられていたが、揺れ動く気持ちを隠したまま最後の書画会を開く。そこには政演のファンが集結、大歓迎で「モテのスコール」を浴びた政演は上機嫌で、菊の三味線に合わせて自身の作った「すがほ」を熱唱する。
ファンにサインをして回るうちに、戯作者としてちやほやされる気持ちよさを思い出した政演。「モテてぇ欲、書きてぇ欲」を刺激され、煙草屋と戯作者の二足の草鞋を履くと決めた。
熱唱シーンが好評
公式SNSでは「モテのスコールを浴びた大人気作家・政演さん 収録現場では、座敷セットが一瞬劇場になったかと思うほど圧巻の歌声! エキストラの皆さんもお芝居抜きで聞き惚れていました」と綴り、政演の熱唱シーンや妻・菊との2ショットを公開。
視聴者からも「政演さんと菊さんのコラボ素晴らしかった 政演さんの歌声聞き惚れましたわ...ピンチで逃げ腰になる時もあるけど...やっぱいい男だねぇぇ」「最高にお似合いな、素敵な夫婦ですねー」と好評だった。
ミュージカル界のスター
政演を演じた古川は「ミュージカル界のプリンス」と評される俳優・歌手。妻の菊は、元宝塚歌劇団雪組トップスターの女優・望海が演じている。
その背景があるからこその今回の熱唱シーンに、「とても良い美声でした。古川雄大さん、この配役に選ばれた理由に納得」「一気に場をさらいましたね 古川さん、さすがの美声で惚れ惚れします 望海さんも三味線お弾きになるんですね 極上の時間をありがた山です」「ちょいちょいミュージカル風味なところがまた」との声が寄せられている。
個性的なキャスティングでも話題を集めている本作。今回の古川・望海によるミュージカルのような歌唱シーン、多くの歌舞伎役者が演じてきた長谷川平蔵役を歌舞伎役者・中村隼人が務めるなど、配役に「現実的な理由」を持たせている。参加している多くの芸人や声優が物語とどう絡んでいくのか、期待したい。
【今回の投稿】政演にモテのスコール
https://twitter.com/berabou_nhk/status/1979877720118185984
(文/Sirabee 編集部・サバマサシ)
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