『あんぱん』最終回まで登場してなかった“名物キャラ”出現に視聴者「まさか」 3ショットも公開

2025.09.26 13:30

提供：Sirabee

26日に最終回を迎えた朝ドラ『あんぱん』。その終盤に突如として登場した存在をめぐり、視聴者の間で考察が盛り上がった。柳井夫妻との3ショットも公開された。

きょう26日に最終回を迎えたNHK連続テレビ小説『あんぱん』で、これまで登場していなかった、あの“名物キャラ”とおぼしき存在が、終盤に突如として現れ、SNSでは視聴者が考察で盛り上がった。

【今回の投稿】最終回に“名物キャラ”登場したのは...。公式が3ショット公開。

かたわらに寄り添う姿が

大病を患ったのぶ（今田美桜）が手術を終えて帰宅。当初、のぶはあまり先が長くないと思われたが、その後奇跡的に体調が回復し、5年間を嵩（北村匠海）とともに過ごすこととなった。

のぶがもう見られないと思っていた桜の花の下を、連れ立って散歩する2人の間には1匹の犬が。のぶは元気に犬と走り、その後ろを嵩がついていく。

さらに、記者が2人を取材した際にも、かたわらに犬が寄り添っていた。

「ま...まさか」視聴者が考察

同作では、嵩の弟・千尋（中沢元紀）がアンパンマン、健太郎（高橋文哉）がカレーパンマンなど、登場人物が『アンパンマン』のキャラクターのモチーフとなっていることが示唆されている。

それだけに、終盤に突如現れた犬に、SNSでは「ま...まさか、この犬がチーズ？」「最終回にチーズが登場した、ということか」「最後にワンコ出てきたな。きっとチーズだな」「犬はめいけんチーズかな？」との声が。『アンパンマン』のなかで、ジャムおじさんのパン工場で暮らす「めいけんチーズ」のモデルだと推測する人が相次いだ。

また、2人が犬を飼い始めたことに「嵩さんが一人残されるのを案じて犬を飼い始めたのでしょうか？　賢そうなワンちゃんでしたね」「2人がワンちゃん飼っててほっこりしました」といったコメントもみられた。

史実を再現

『あんぱん』に続いて放送され、今田がゲスト出演した『あさイチ』でも、この犬の話題に。MCの博多大吉が「急に出てきたね、大きな犬が」と言うと、鈴木奈穂子アナウンサーが、やなせたかしさんと暢さん夫妻が実際に犬を飼っていたことを説明した。

また、劇中の柳井家のリビングのいたるところに、さまざまな種類の犬の置物が置かれていることにも言及。

大吉が「やたらいた。ワンちゃんが。リアルなやつからかわいいやつまで」と言うと、実際にやなせさんの自宅兼スタジオを訪問した今田も「いっぱいワンちゃんがいました。置物もそうですし。あと、（劇中に）登場したワンちゃんも、（実際のやなせさんの愛犬の）写真を見て、似てる子を探してくださって」と明かしていた。

「やっぱり」の声

Xでも「やっぱり犬飼ったんだ！　犬の置物いっぱいあるから犬好きなんだろうな...と思ってた」「犬の置物が多かったのは、やなせたかしさんと暢さんがワンちゃんを家族に迎えていたからなのね」「犬が好きなんだなーって思ってたけど、きっと忙しかったりして飼えなかったんだろうな。2人で残りの人生でやりたいことって考えたときに、犬が飼いたいってお迎えしたのかもね」といった考察も見受けられた。

2,200体以上ものキャラクターが登場する『アンパンマン』のように、大勢の登場人物とその生きざまが描かれ、多層的な物語を紡いできた『あんぱん』。それが作品の魅力でもあったが、他の登場人物の物語は前日までにすべて描かれた。

最後は夫婦2人と、そこに寄り添う愛犬だけの時間を描いた最終回は、静かでほっこりとした、“柳井夫妻”らしい温かなエンディングだったと印象に残った。