

「イカゲームみたい」アンタ山崎が『M−1』に本音… 「とにかく借金まみれから脱したい」
『あちこちオードリー』でアンタッチャブル・山崎弘也が出場した漫才賞レースへの本音を漏らし、大ヒット作『イカゲーム』との共通点で盛り上がった。

17日放送『あちこちオードリー』(テレビ東京系)にお笑いコンビ・アンタッチャブルの山崎弘也と柴田英嗣が登場。優勝した漫才賞レース『M−1グランプリ』に関して、山崎が本音トークを展開し話題を集めている。
コンビの歴史を振り返る
お笑いコンビ・オードリーの春日俊彰と若林正恭が、ゲストと自由なトークを繰り広げる同番組。今回はオードリーの大好きな先輩コンビ・アンタがゲストで、コンビの歴史を振り返りながら、お笑いについて赤裸々に語り合っていった。
一部の番組やライブでも活躍していたアンタだが大ブレークにはいたらず、なかなか芽が出ない時期を過ごしていたころに『M−1』に出場。山崎は「いまはもうスゴイ大会になったけど、我々が出てるときって、第3回とか第4回ぐらいの感じだから、なんかこう...売れるための足がかりみたいな感覚が多いわけよ」と当時の心境を明かす。
M−1は『イカゲーム』
M−1王者というタイトルをとりたいのではなく、売れるきっかけとして出場していたと山崎は主張。芸人として「ご飯を食べたい」「お金を稼ぎたい」ため、「(M−1出場が)通過点みたいな感覚が多いよね」と熱弁する。
「本当に(1人分の賞金)500万円がいるんだっていうんだっていう、借金返すから」と若林が指摘すると、山崎は「そうそうそう、ほしい。とにかく借金まみれから脱したい」と追従。若林は「イカゲームみたい」と笑いながらツッコんだ。
優勝前年で「大満足」
『M−1』が、借金返済・賞金獲得のために、命がけのゲームに挑む大ヒット作『イカゲーム』(Netflix)のようだとイジった若林に対し、山崎も「ホントにイカゲームみたいなもんよ」と賛同。「番号ここ(胸)につけて」と『イカゲーム』も『M−1』もどちらも胸元に番号をつけていたと、共通点を見つけて盛り上がる。
2003年の『M−1』で敗者復活で決勝進出、優勝はできなかったものの仕事が激増し、借金を返済したので「大満足だった」と山崎は言及。翌年に優勝を果たすが、「優勝したい前に大満足」「優勝の前にゴールを迎えた」と柴田と懐かしんだ。
山崎らの本音トークに、視聴者からは「M−1初期に出場する芸人にとっては名誉というより賞金目当て」「M−1≒イカゲーム」「扱いがイカゲーム」「借金返せて大満足(優勝しなくても)」といった声が寄せられている。
熱戦が開催中
いまでは多くの芸人が憧れる「M−1王者」の称号だが、当時の山崎らはそれよりも、賞金獲得が大きな意味を持っていたようだ。
筆者も年末の楽しみとして『M−1』を鑑賞している。山崎らと同じで「賞金がほしい」のもあるだろうが、それよりも多くの出場芸人らの目には「売れてやる」との強い想いが宿っているように見えた。
今年も8月1日から予選が開幕、決勝の冬に向けて熱戦が繰り広げられている。王者を目指す芸人の「それぞれの想い」が交差するなか、誰が栄冠を手にするのか、いまから楽しみだ。
(文/Sirabee 編集部・サバマサシ)
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