『あんぱん』ラスト1分、あのドラマを彷彿させるやりとりが話題「アドリブ?」

2025.09.17 18:00
提供:Sirabee

朝ドラ『あんぱん』で、蘭子(河合優実)と屋村(阿部サダヲ)のやり取りが“あのドラマ”を思わせると話題に。『あさイチ』でも博多大吉が「急にあのニオイが…」と指摘している。

阿部サダヲ・河合優実

17日放送のNHK連続テレビ小説『あんぱん』で、蘭子(河合優実)と、「ヤムおんちゃん」こと屋村(阿部サダヲ)のやり取りが、Xで話題に。


『あさイチ』(NHK)でも博多華丸・大吉が言及するなど反響を呼んでいる。



屋村が蘭子にツッコミ


嵩(北村匠海)の連載を原作にしたミュージカル「怪傑アンパンマン」の上演に向けて準備が進められるが、チケットの売れ行きは思わしくなかった。


そんななか、のぶ(今田美桜)は蘭子に電話をかけ、「連れて行ってほしいところがある」と頼む。早朝に2人が訪れたのは、屋村が働いているパン工場だった。


驚く屋村に、のぶは「ヤムおんちゃんにお願いがあります」と深々と頭を下げる。隣にいた蘭子は立ったままだったが、のぶを見て「あっ」と気づいた様子で頭を下げる。


屋村は蘭子に「おいおい、お前、今、隣見てついでに頭下げただろ」とツッコミ。蘭子は「いえいえ」と否定する。



朝ドラ受けでも「あのニオイが」


その後の『あさイチ』では、華丸が大吉に「あの場面だけ見て、ちょっと『不適切だな』って、やめてください。そうなると親子になるから」とニヤリ。


大吉が「どうしても、あの2人が絡むと、急に“あのニオイ”がするので...」と苦笑すると、華丸も「やめてください、直前に言うのは。思い出すじゃないですか」と笑っていた。



『ふてほど』で共演


阿部と河合は、2024年1月クールに放送され、『ふてほど』の略称で人気となったドラマ『不適切にもほどがある!』(TBS系)で共演。


同作は1986年(昭和61年)から、コンプライアンスが厳しい令和時代にタイムスリップした中学教師・市郎(阿部)が、不適切な発言で現代の停滞した空気をかき回すヒューマンコメディー。河合は同作で、市郎の娘でスケバンの純子を演じていた。


市郎と純子は、口ゲンカをしながらも互いを思いやって行動。市郎と純子の親子愛が視聴者の胸を打つなど話題となっていた。



「隠しきれない前世が」「アドリブかも?」


『あんぱん』第123回のラスト1分ほどの蘭子と屋村のやり取りに、Xでは視聴者からも「蘭子(純子)の『間』も含め、明らかに『ふてほど』ワールドだった」「ラストシーン、確かにふてほどの市郎と純子の臭いを感じた」「ヤムおんちゃんに挨拶しない蘭子 、ふてほどの純子(笑)」との声が。


さらに「『お前、隣見て頭下げたろ?』に隠しきれない『前世』が」「阿部サダヲさんが蘭子に言った一言はふてほどを彷彿させた? アドリブかも?(笑)」「ラストでヤムおんちゃんと蘭子が、市郎と純子になってて(笑)最高!」といったコメントも。


よく見ると、蘭子は屋村が門の鍵を開ける前に笑みを浮かべており、「ヤムおんちゃんを前にしたときの蘭子の表情が柔らかい」「ヤムおんちゃん見て既に笑ってる蘭子ちゃん可愛い」と指摘する人もみられた。



演技の幅に驚き


ただ、その一方で「今日まであんまり意識したことなかった、役者さんすごいな」「ふてほどコンビか! 気づかなかった!」という人も。


確かに、戦前には屋村が御免与町で朝田家に居候しており、蘭子と顔を合わせる場面も何度もあったはずだが、筆者もこれまで、あまり『ふてほど』を意識したことはなかった。


今なお視聴者の話題にのぼる『ふてほど』の根強い人気と、2人の演技の幅広さに改めて驚かされた。



執筆者プロフィール


しばたけろこ:フリーライター。関西のスポーツ紙や芸能情報サイトでの記事執筆を経て2021年よりSirabeeに参加。


現在はSNSを中心としたエンタメ記事のほか、ライフハック、時事ニュースなど月100本程度を執筆中。


(文/Sirabee 編集部・しばたけろこ)

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