『あさイチ』アレの習慣化で、18キロ減量に成功した女性出来てる人は…「やる」「下手」分かれる

2025.04.28 14:00

提供：Sirabee

28日放送の『あさイチ』で、あることの意識づけでダイエットに成功した女性の事例を紹介。川村エミコも「大事」と納得している。

28日放送の『あさイチ』（NHK）では、“自分褒め”による効果について特集。18キロものダイエットに成功した女性の例も紹介し、Xでも反響を呼んでいる。

幸福度アップなどの効果

この日の番組は「“自分褒め”で人生が変わる！」と題し、自分で自分を褒めることによる効果について取り上げた。

真面目な人ほど、自分の良いところよりも悪い部分に目がいきがちで、「なぜできないのか」と落ち込んでしまい、家族や周囲にも同様に厳しく接してしまうことも。

しかし、社会心理学を専門とする神戸女学院大学教授の小林知博氏によると、自分に対して優しく思いやりを持って接する「セルフ・コンパッション」で、幸福度のアップや人間関係の改善、不安や抑うつといったネガティブな感情が減るといった効果があるという。

モチベーションをキープ

その効果の実例として、ある女性のダイエットについて紹介。女性は出産後、育児ストレスで産後太りに。ダイエットを始めるも長続きせずリバウンドを繰り返した。

そんななか、ダイエットのためにジムに通いだすと、トレーナーの男性が、運動が苦手な女性に「逆に動きにクセがなくていいですね」と声をかけた。さらに、トレーナーは「唐揚げ1つ減らしたんですね」「前回より2回増えましたね」と小さなことでも褒め続けてくれた。これでトレーニングが楽しくなり、モチベーションをキープできるように。

18キロの減量成功

「私って褒められてもいい人間だったのかも」と気づいた女性は、自宅でのトレーニングでも、トイレでスクワットをしたら「えらい、天才！」、歯磨き中に運動をしたら「国民栄誉賞受賞！」と自分に声かけ。さらに、自分褒めをできた日にはカレンダーにご褒美シールを貼り、“褒め”を視覚化した。

トレーニングの停滞期にも「私ならできる」と褒め続けたことで挫折せず、「自分のよきコーチになったつもりで褒めて励まし続けると長く続けやすい」と話す。こうして、2年トレーニングを続けられた結果、18キロものダイエットに成功したという。

目標を区切る「スモールステップ」

ゲストのたんぽぽ・川村エミコも「そっか、褒めることって大事なんですね」と感心。

小林氏によると、「ダイエットをする」という大きな目的のなかで、「トイレに入ったらスクワット」など、小さな目標に区切って、達成できたら褒める「スモールステップ」を実践していたことが成功につながったとのこと。

また、ご褒美シールで「できたこと」を視覚化したことも効果的だったと指摘した。

「めちゃくちゃやる」「めっちゃ下手」

この“自分褒め”の効果に、Xでは「自分褒め、めちゃくちゃやる。生きてるだけでえらいから」「私は自分褒めめっちゃ下手だから、もっと習慣化しないとなーって改めて感じました」「ついつい自分を責めてしまったり、自分をムチ打ったり、自分をおろそかにしちゃいますもんね」「自分のことはなかなか褒められないけど、子供には褒めるようにしている。これで、自己肯定感が養われるならいいよね」との声が。

なかには「私は親からほとんど褒められたことがないので自己肯定感が低いからなぁ...」「褒められる自分はいない、な」という人もいたが、「自分褒めが出来ない事を否定しない事から始めたらいいと思うよ。そう簡単にダメ人間の自分を褒められないって。てか『褒め』って言うからハードル高いんだよ。例えば花を見て綺麗だなって思えたら、プラスの感情になった自分がイイネ！　くらいでいいんだよ」とアドバイスする人もみられた。

（文／Sirabee 編集部・しばたけろこ）