『ハリポタ』作者が明かした「スネイプ」の名前の由来じつは“意外なモノ”の影響だった…

2025.01.17 12:45

提供：Sirabee

『金曜ロードショー』では、『ハリー・ポッターと謎のプリンス』を放送。物語の鍵を握るセブルス・スネイプの名前の由来に迫ります。

ハリー・ポッターと謎のプリンス — （『アンク＠金曜ロードショー公式X』より）

17日の『金曜ロードショー』（日本テレビ系）では、作家・J・K・ローリングのベストセラー小説を映画化した『ハリー・ポッターと謎のプリンス』を放送。本記事では、本作の重要人物である「セブルス・スネイプ」にまつわる豆知識をご紹介します。

※以下、一部ネタバレが含まれます。

“影の主人公”スネイプ先生

ホグワーツ魔法魔術学校で「魔法薬」や「闇の魔術に対する防衛術」を教えるとともに、死喰い人（デスイーター）の一員でもあったスネイプ先生。

J・K・ローリング氏がスネイプ先生を「影の主人公」と称したことからも、本シリーズにとっていかに重要なキャラクターであるかがわかります。

「セブルス」の発想は街の看板から

J・K・ローリング氏は、2020年に自身のXで「セブルス・スネイプ」の名前の由来について言及。

かつて南ロンドンの地区「クラパム」に住んでいたJ・K・ローリング氏は、仕事に行く途中で毎日「SEVERUS ROAD. S.W.II」と記された看板の前を通っていたそう。

そして、ハリー・ポッターシリーズの出版後に再びその地域を訪問したところ、スネイプ先生の名前を考えていたときに「セブルス」が頭に浮かんだのは、看板の影響だったと気付いたといいます。

「セブルス」の意味

一方で、米公式ウェブサイト「Wizarding World（魔法ワールド）」によると、「セブルス」という名前はラテン語に由来しており、直訳すると「厳しい」「無慈悲」を意味するそう。

これは、コウモリのように廊下を駆け抜け、ハリーのあらゆる悪事を叱責するスネイプ先生の“見せかけ”そのものであり、その下にあるものを隠すための“厳格で厳しい外見”とのこと。

「スネイプ」の由来は古ノルド語から

また、同サイトは「スネイプ」の由来は、古ノルド語の「sneypa」に由来しており、「侮辱する」「不名誉にする」「恥辱を与える」という意味であると記されています。

どの言葉の意味もスネイプ先生が“二重スパイ”であったことを鑑みると合っていると思えますが、アイデアを思い付いたきっかけは言葉の意味からではなく看板だったとは驚きです。

命名に影響した看板の写真

Real Harry Potter inspiration alert: I walked past this sign every day on my way to work when I was living in Clapham . Much later - post-publication - I revisited the area & suddenly realised THIS was why 'Severus' had leapt into my head when thinking of a 1st name for Snape. pic.twitter.com/q5wzsQb3m9

— J.K. Rowling (@jk_rowling) May 23, 2020

金曜よる9️⃣時

?‍♀️#ハリー・ポッターと謎のプリンス?

3週連続でハリー・ポッター完結作を放送?

遂にハリーと闇の魔法使いヴォルデモートの対決が迫る?そして鍵を握る“半純血のプリンス”の正体とは⁉

シリーズのクライマックスが、ここからはじまる‼️#金曜ロードショー pic.twitter.com/o7yJuVuiIP

— アンク＠金曜ロードショー公式 (@kinro_ntv) January 12, 2025

（文／Sirabee 編集部・丸井ねこ）

Sirabee

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