『ドクターX』手術後“手を置く”意味は… 米倉涼子のアドリブでファンも「気になってた」
『ドクターX』米倉涼子のアドリブによって生み出された名物シーン。セリフはないものの、「一発でわかる」と脚本家が振り返る。
3日深夜放送『アンタウォッチマン』(テレビ朝日系)で同局の人気医療ドラマ『ドクターX ~外科医・大門未知子~』を特集。主演女優・米倉涼子のアドリブで生まれた「名物シーン」が解説され、大きな話題を集めている。
医療ドラマの金字塔
2012年からこれまでに全7シリーズが放送された、医療ドラマの金字塔『ドクターX』。10年間の連ドラ平均視聴率1位を記録した同作は12月6日公開の劇場版で完結となる。
フリーランスの外科医・大門未知子(米倉)の「私、失敗しないので」「...致しません」といった名セリフなど、印象的なシーンも多い同作。ドラマシリーズをほぼ手掛けた「同作の生みの親」脚本家・中園ミホ氏は「ある名物シーン」の秘話を明かしていく。
「私、失敗しないので」の裏話
先述の「私、失敗しないので」は、柔道五輪金メダリスト・松本薫氏の「私ミスはしないので」との発言から影響を受けたと中園氏は告白。「すごくかっこいいなと思って。そのひと言にどれだけツライ稽古を積んできたか、そういうのに裏打ちされた言葉だなと思って」と解説する。
さらに、手術後に大量のガムシロップをコップに注ぎ一気飲みするシーンは、米倉がスーパー外科医に手術した際に聞いた話を採用。「手術終わると脳が乾くからガムシロップを飲んでやっと脳が循環する」とのスーパー外科医の体験談を大門に落とし込んだと明かされた。
術後の芝居はじつはアドリブ
また、米倉がアドリブで取り入れた芝居が作品の「名物シーン」になっていると中園氏は言及。大門は術後に患者の肩・胸に手を置くのだが、これは「シナリオにない」米倉のアドリブだった。中園氏は「あのシーン見たときにすごく感動して。あのシーンは米倉さんが『やりたい』って言ってくださったらしいんですけど」と触れる。
「あのシーンがなかったらちょっと...(大門が)手術好きのオタクみたいな、ちょっとあの、乾いたキャラになってたと思うんですけど。ちょっとそっけない人だけど、すごく患者さんに寄り添ってるんだなっていうのが一発でわかるんで」と振り返った。
視聴者も「気になってた」
米倉は、同作が始まった当初に「(リサーチして)なんとなくやりたいと思ったのが、オペが全部無事に終了して『助かったよ』『おかえりなさい』っていう意味で患者さんの胸に手を当てるっていうのがやりたいなって思って」と同シーンについて語る。
同作の名物シーンの秘話に視聴者・ファンも反応。「えー手術後に肩に手を置くのは米倉さんのアドリブなんだ ずーーーーーっと気になってた」「術後に患者さんの肩の方に手を添える仕草は米倉さんの考案だったんだ...あのシーン入れて大正解だったと思います」「たしかに肩に手置くシーン好き」といった驚きと称賛の声が殺到している。
(文/Sirabee 編集部・サバマサシ)
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