

これから見頃!地元ライターが教える「花の名所」【奈良県桜井市】
奈良県中部に位置する桜井市と言えば、素麺発祥の地であり、『三輪素麺』の生産地として有名ですが、日本最古の道である『山の辺の道』が市内を通り、名高い古墳や社寺も点在しています。
特に日本最古の神社とも言われている『大神神社』や、日本三文殊の一つとされる『安倍文殊院』、邪馬台国・卑弥呼の墓ではないかと考えられている『箸墓古墳』などが有名です。
今回は、そんな桜井市にある西国三十三所の第八番札所『長谷寺』をご紹介します。なお、写真は筆者が2021年の6月に撮影したものです。
飛鳥時代から続く古刹

画像:東ポチ
長谷寺は、真言宗豊山派の総本山であり、全国にある長谷寺の総本山でもあります。寺伝によると飛鳥時代後期の686年に、僧の道明が初瀬山の西の丘に三重塔を建立したことに始まります。
さらに奈良時代の727年になると、僧の徳道が東の丘に十一面観音像を祀り、開山したと伝えられています。この東の丘が、今の長谷寺本堂がある場所とされています。
なお、アクセス方法は近鉄大阪線・長谷寺駅から徒歩20分ほどです。
全部で399段!? 名物の登廊

画像:東ポチ
長谷寺と言えば全399段の登廊も名物の一つです。登廊を登りきると本堂があります。
花の名所として名高い長谷寺

画像:東ポチ
長谷寺は4月上旬になると境内の桜が咲き、5月と12月はボタンの花、6月は紫陽花、秋は紅葉など花の名所としても知られています。

画像:東ポチ
長谷寺と言えばボタンの花が最も有名ですが、紫陽花もとても美しく咲いていました。

画像:東ポチ
写真を撮影した日はあいにく小雨が降っていましたが、梅雨の時期に咲く花は雨が降っていても見応えがあります。

画像:東ポチ
舞台がある本堂も壮観!

画像:東ポチ
登廊を登りきると本堂に到着です。現在の本堂は3代将軍・徳川家光の寄進により再建されたそうです。本尊の十一面観世音菩薩像は10メートルを超える大きさで、右手に錫杖を持ち、大磐石に立つ独特の姿をしています。
2022年3月1日(火)から7月10日(日)までの期間中、特別拝観を実施していて、普段は立ち入りが禁止されている本堂の中に入ることができ、本尊のお御足に触れてお参りすることが可能です。

画像:東ポチ
長谷寺の本堂には舞台があり、そこからは五重塔が見えます。

画像:東ポチ
長谷寺の五重塔は1954年に建てられました。戦後の日本に初めて建てられた五重塔で、“昭和の名塔”とも呼ばれているそうです。
期間限定の紫陽花巡りを開催!
2022年5月28日(土)から7月3日(日)までの期間中、日本最古の観音霊場として名高い奈良県内の3ヶ寺『長谷寺』(桜井市)、『岡寺』(明日香村)、『壷阪寺』(高取町)で『大和三大観音 あぢさゐ回廊』を開催。
期間中は各寺特製の紫陽花切絵朱印の授与があり、その切絵朱印を納める特製台紙が販売される予定です。
<施設詳細>
長谷寺
住所:奈良県桜井市初瀬731-1
最寄駅:近鉄大阪線『長谷寺駅』
電話番号:0744-47-7001
拝観時間:【4月~9月】8:30~17:00【10月~11月・3月】9:00~17:00【12月~2月】9:00~16:30
拝観料:【大人】500円【中・高校生】500円【小学生】250円(各税込)
いかがでしたか? この時期ならではおでかけの参考にぜひ紫陽花鑑賞に訪れてみてはいかがでしょうか?(取材・文/東ポチ)
【画像】
※ 東ポチ
最新の情報は各店舗・施設にお問い合わせください。
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