“専業主婦”は絶対NG? 育った環境と価値観の違いで真っ向から対立【さよならプロポーズ via オーストラリア7話&8話】

“専業主婦”は絶対NG? 育った環境と価値観の違いで真っ向から対立【さよならプロポーズ via オーストラリア7話&8話】

2026.05.13 11:10

※本コラムは『さよならプロポーズ viaオーストラリア』第8話までのネタバレを含みます。

付き合いながらも結婚に踏み切れない3組のカップルが、7日間の“恋人として最後”の旅行で結婚か別れかを決断する、「ABEMA」の結婚決断リアリティ番組『さよならプロポーズ via オーストラリア』が配信中。

番組はいよいよ決断に向けた最後の話し合いへ。お互いが自立している家庭が理想のナオキ(29)と専業主婦への希望が捨てきれないリノ(28)、2度の離婚歴と感情的に“別れる”と言われることから結婚に不安なケンシ(39)とお酒の飲み方と女性関係を改善してほしいサチエ(31)、収入に不安があるため結婚は今じゃないと考えるユウキ(30)と一緒に支えるから結婚したいと考えるルナ(29)、旅でそれぞれの問題が浮き彫りになってきましたが、ここから結婚に向けて話し合いは着地するのか?

今回は本番組の後半戦7話と8話から、各カップルの問題とどう解決していくかを見届け、考察していきます。

■“専業主婦”は絶対NG? 育った家庭と価値観の違い

旅の中で一貫して“お互いが自立した家庭”が理想だとするナオキは「俺の意見は、リノにずっと働いていてほしい」と伝え続けており、リノにとって結婚後の生活に“専業主婦”という選択肢があることが不安な様子。一方のリノは「絶対自分は専業主婦になるものだと思ってた」と、ナオキとは真逆の考え。

リノは当面の間は働くことを了承してはいるものの、結婚前に“ずっと働く”ことや“結婚後の生活に専業主婦という選択肢は一切ない”というのが不安なよう。

結婚後に「やっぱり専業主婦になりたい」と言わないと約束させて“絶対大丈夫”という補償がナオキはほしいんでしょうが、リノからすればその補償が“自分の理想を捨てることを約束しなければいけない”というものなので、両者一歩も引かずです。だって序盤からずっとこのことをあの手この手で話し合ってますからね。

それでもナオキは「ひょっとしたら2人で過ごすのは最後かもしれないし、最後にやり残したことがないとか、話し残したことがないようにしていきたい」と別行動し、サプライズでリノに海辺でのディナーを準備します。

ナオキは「自分の中でリノの存在は特別で、自分がつらい時に救い出してくれた人」と改めて感謝。しかし、「冷たいことをいうことになるかもしれないけど、これがあったからって情に流されて決断してほしくない」とも。

リノは「ナオキの中で『専業主婦は絶対なし』って今の段階で決められてしまうのであれば(結婚は)難しいところはあるのかな」と言い、改めてナオキに「結婚した後に働き続けるのは曲げられない?」と確認するも、ナオキから出てきた言葉は仕事を“休憩”するのはいいものの、「働かないっていう考え方自体、俺は認めてないよね?」というもの。

いや、本当になんでこんなに真っ向から意見が対立しているのにどちらも折れようとしないんだ……。これで結婚しても絶対どっかで不満が出てくるぞ……?

ちなみにナオキは「もし俺のお金を使うってなったら、今みたいにすごい服を買うとかっていうのは、俺からしたら許せないかな」と鋭く指摘もしているので、仮にナオキの考えが180度変わって「専業主婦でもいいよ」と、もしも、万が一、奇跡が起こって言ったとしても、リノが思い描いている「お父さんからの収入でお母さんが自由に暮らしてる」という自身の母親のような専業主婦にはなれないですが、それでもいいのか? と思ってしまいます。

■高い理想を掲げるも、なかなか行動しない男

ユウキとルナに関してはユウキが理想を掲げているものの行動できていない頼りなさと、逆にルナが精神的にも自立していてかなりユウキの考えに寄り添っているのが印象的です。

それが、より出ていたのが、ナオキが起業を考え、夏には仕事を辞めると言っていたものの辞めていないことをルナが指摘した時。人として信頼はしているものの「言葉と行動力が伴ってないところは信用ないよ」とバッサリ。

しかし、起業した後に上手くいかなくても子どもがいないうちは「私がおるから大丈夫」と自身も仕事して支えると断言しているところも、なんというかかっこいい。もう今回の参加カップル全員別れてこの6人で恋リアした方が幸せな結婚できるのでは? と正直思ってます。

まぁユウキは逃げ癖というか、先延ばし癖があるのでしょう。ついにルナはユウキに「結婚しなくていい理由を探してるようにしか見えない」と切り込み、今までこの度で別の2組のカップルと出会い、ユウキを甘やかしていたことに気づいたと伝えます。遅い! けど気づかないよりマシです!

ユウキの“我慢したくない”を尊重し続け、女性がいる飲み会や旅行も許してきたルナ。「これ以上何を求めるのって感じ。私はな」というと、ユウキは「ルナやったら許してくれると思っていた」「ルナは優しいから結婚というワードを出さなくても一緒にいてくれた」とルナに甘え続けていたことは自覚していたと話します。

理想だけ高くて、こんな痛いことを言われたら逃げちゃうような男で大丈夫か……と心配になりますが、この旅に参加したことで“結婚”を考えられなかった今までの自分から、“ルナと別れたくないから結婚”と考えるように変わったことも口にしたユウキ。

正直こんなにいろいろ許してくれる人は滅多にいないと思うので、ここで腹を括らないと、大事なものを逃しますよ! と忠告したいですね。

■旅の数日間での変化を信じられるか

旅の序盤から過去の女性関係のトラウマなどからお酒の飲み方について話し合い、その度にヒートアップしてはケンカのまま終わっていたケンシとサチエ。

しかし、サチエが感情的になって別れを切り出したり、普段からスキンシップをしていなかったことを改めて反省し、自身にも原因があると自分の行動を改めるようになり、2人の関係には徐々に変化が。“相手を変えたいならまずは自分から”と考えるのは、かなり重要です。

その変化に気づいてはいるものの、これまでの7年で変わらなかったものが今回の旅で急に変わるのかという不安がまだあるケンシは「毎日続けば」と口にするものの、これを聞いてもサチエはこれまでのようにケンカ腰や感情的になることはなく、「頑張る」「じゃあ私次第だね」と大きな変化を見せます。本当にすごい……。この変化はかなりケンシが変わるきっかけになるのではないでしょうか。

しかし、「交際して7年、婚約破棄してからも時間が経ちすぎている」と切り出すサチエに対し、ケンシは「わざわざ籍を入れるメリットってなんだろう」「ケンカの重さが変わってくる不安が拭えない」と過去二度の離婚歴と婚約直後の破棄からまだ結婚へ踏み出す決意が固まらない様子。

するとサチエは両親にウエディングドレス姿や孫の顔を見せてあげたいと思っていることから「ケンシが結婚に対して足踏みしているなら、嫌だけどお別れを選ぶしかないのかなって」と別れも視野にあると口にし、「好き同士なのになんで結婚できないの?」「“結婚”っていうワードがすごいストレスだった。結婚してない私が悪い、指輪を返した私が悪いみたいな。そう言われているみたいで、めっちゃ苦しかった」と一度はケンシとの結婚を白紙に戻したことへの葛藤を涙ながらに口にします。

さらに、サチエは「ケンシが3回目の結婚をしても、後悔しないような結婚生活を私は送りたいと思ってる」と涙ながらに決意を語りますが、ケンシから出てきた言葉は「好きという気持ちだけじゃ結婚生活が続かないのをわかっている」「踏み切る自信がない」という言葉。

サチエは「また結婚してもらいたいと思う言動を普段から全くしてなかったから本当に足りてなかった」と反省しますが、ケンシは二度の離婚とサチエとの婚約破棄を経験しているからこそ、旅に来てからのサチエの変化だけじゃ決めきれない気持ちもわかります。

3組のカップルそれぞれが大きな価値観の違いや不安を抱えたまま迎えた最終日前日。側から見れば「全員結婚しない方が幸せでは?」と思ってしまうのですが、恋愛なんて条件ではなく感情で動いているので、こうなってしまうのは当然なのかもな……と、女性側が「分かってほしい」「あなたと結婚したい」と伝えているのをみると思ってしまいます。

条件が合う人と結婚しても上手くいかないのが結婚なので、お互いが必死に歩み寄ってでも、自分が選んだ大好きな人としたいものですよね。それぞれが納得する答えを出して決断できるのか……。最後まで見届けたいです。

さよならプロポーズ via オーストラリア

毎週木曜日夜21:00~放送中

番組URL:https://abema.tv/video/title/90-1303

(瑞姫)

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