20代のうちに試したい「自分を知るため」のお金の使い方
最近、20代の同僚からお金の使い方について相談されることがよくあります。
「社会人になってから、給料日の前日に口座を見て反省することが多くなりました」
「自由に使えるお金は増えたけど、無駄遣いもしたくなくて……」
そんな時は、「満足できるお金の使い方を身につけるために、まずは判断軸を持とう」とアドバイスをしています。この「判断軸を持つ」とはどういうことか、詳しく説明していきます。
■お金を使う基準が「どう見られるか」になっていませんか?
「無駄遣いをしてしまった」、もしくは「無駄遣いをしてしまったかもしれない」と悩む場合、「何にお金を使うか」の判断軸が定まっていないのかもしれません。軸が定まっていないと、ついSNSで充実ぶりをアピールしようと、本当は欲しくはないモノやコトにお金を使ってしまうこともあるでしょう。
「何にお金を使うか」は、他人からどう見られるかという見栄を抜きにして、「本質的に必要なものか」で判断することをおすすめします。大切にしてほしいのは、他人の目を気にせず「心から欲しいと思うか」、周囲の評価ではなく「自分が心地よいと感じるか」です。
たとえば、誰にも見せないけど、自分の心と体を癒すためにオーダーメイドの枕を購入したり、少し高いけれど健康のために季節のフルーツを朝食にプラスしたりするのもいいかもしれません。
■自分だけの「心地よさ」を知ることで、無駄遣いを削減
「何にお金を使うか」の判断軸があると、「あれは無駄遣いだったのでは?」と後悔したり悩んだりすることが減っていきます。「自分が心地よいかどうか」という基準があると、それに当てはまらないモノやコトには、自然とお金を使わないようになっていきます。
「正しい判断軸を教えてほしい」と言われることもありますが、何に価値を感じて、心地よいと思うかは人それぞれです。判断軸に正解はありません。
たとえ、高い買い物になったとしても、それが自分にとって本当に価値があるものであれば、決して無駄遣いにはならないでしょう。
■失敗をおそれず、自分と向き合う「実験」をしてみよう
自分に合った判断軸を作っていく方法としておすすめしたいのが、毎月少額でもいいので「お金の実験」をしてみることです。お金の実験では、「いつもの選択」を封印して、新しいことにお金を使ってみましょう。
普段は選ばない食材を使ってみたり、新しい習い事の体験に行ってみたりするのも一つです。食わず嫌いで選ばなかったイカスミパスタを注文してみたら、意外と美味しかった、なんて発見があるかもしれません。
先入観にとらわれずに挑戦することで、自分の好みを再発見してみてはどうでしょうか。
もし、お金を使った上で「何かが違うな」と思ったら、別の判断軸を試してみましょう。トライ&エラーを繰り返すことで、自分が心地よさを感じるモノやコトが、より鮮明になっていくと思います。
「無駄遣いしてしまったかも…」と悩んだときは、お金を使うかどうかの判断軸を作るチャンスと捉えて、自分に合ったお金の使い方を見つけていきましょう。
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