ニッケ 5期連続の増収増益 中計の達成も視野に
ニッケが1月15日に発表した前期(25年11月期)の連結決算は、売上高と営業利益が5期連続の増収増益となり、各利益は過去最高を更新した。車両向けの不織布やFA(ファクトリーオートメーション)設備、コンテナの企画・販売、アイデア家電などの販売が貢献。安定した不動産賃貸収入をベースに事業の多角化もあって、各事業が補完し合う経営基盤を強みに着実に収益を高めている。
産業機材事業は新たな収益の柱と位置付ける不織布・フェルトと、FA設備、バドミントンなどで使うラケットのガットが収益に貢献した。不織布・フェルトは前々期にM&A(企業の合併・買収)をした呉羽テック、カンキョーテクノの業績がフルに寄与し、売上高で60億円、営業利益で3億円の押し上げ効果があった。生活流通事業はトランクルームやレンタルオフィスといった用途のコンテナを輸入販売しており、これの企画から設置までの事業が好調だった。アイデア家電は夏場に冷却服を拡販した。
衣料繊維事業は減収減益。主力の学校制服用素材の苦戦が大きく響いた。苦戦の理由は、学生服メーカーをはじめとする業界の流通在庫過多だ。これにより、生産を抑えた同社の工場損益が悪化した。流通在庫の問題は今期も続く見通しだ。
今期は創業130年に当たる年で、3カ年の現中期経営計画の最終年度。前期の売上高、営業利益は中計に対して若干下回ったが、今期は計画達成を見込む。増収増益を計画するのは衣料繊維と産業機材事業。衣料繊維事業はビジネスユニフォーム用素材だけでなく、縫製品の拡販に注力する。生産面では、生産状況に適した体制を組み直して損益改善を狙う。
10年後に売上高2000億円目指す
同社は創業140年に当たる10年後に向けた中長期ビジョン「クリエイト・ザ・フューチャー(CF)140ビジョン」を発表した。連結売上高2000億円を目標とする。営業利益などの数値目標は現中計を上回る水準を目指す。
海外事業や事業部連携の強化、そのための人や拠点、ECなどの販売チャネルに対する投資に注力する。事業部連携の一例として、衣料繊維と産業機材を挙げた。産業機材の事業領域にも「織物は多く存在するが、ほとんど扱っていない」とし、「連携すれば入り込める市場があるんじゃないかと考えている」という。
このうち、衣料繊維事業は「国内収益最大化、海外成長最大化」の方針を継続。ユニフォーム事業はビジネス分野を中心に素材販売だけではなく縫製品でも供給できる体制を一層強化する。レンタル・リユースにも着手する。学校制服分野は百貨店などの小売業が「撤退傾向にある」とし、学校に対する供給体制を構築していく考えだ。
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