TSIホールディングス下地社長、新しい合同展を発起 多様な領域のクリエーターを支援
2026.01.14 07:58
提供:繊研plus

次世代クリエイター支援を目的とした新しい合同展「フォーティーディグリーズジャパン」が5月に都内で開かれる。発起人はTSIホールディングス(HD)社長の下地毅さんと知人のアートギャラリー経営者。ファッションにとどまらず、アートやダンス、ゲームなど多様な領域で構成する。「出展者同士や来場者との交流で〝化学反応〟が起きれば」と下地さん。若手出展者を想定し、ブース使用料も1コマ税込み2万2000円と格安にした。
名前は90年代に3回だけ開催されたロンドンの展示会「フォーティーディグリーズ」にちなんだ。96年、「アヴィレックス」の企画を担当していた下地さんが上野商会をいったん離れ、自身のブランド「タカクラ」で出展した思い入れのある展示会だ。それからちょうど30年の節目にあたる。
5月9日と10日の2日間、国立代々木競技場の第一、第二体育館を会場に、第一では有形のファッションやアートを、第二ではステージを設営し無形のダンスや音楽などのクリエイションを披露する。
運営は下地さんや有志らによる〝手弁当〟。会場費用などは下地さんらが自腹で持ち出すほか、TSIも自社ECモール「ミックスドットトウキョウ」名義で支援する。追加でスポンサーも募る。それ以外は、最大400コマを設ける出展料でまかなう。
「新しいクリエイターに発信の場を提供したいとずっと思っていた」と下地さん。簡単にモノが作れる生成AI(人工知能)の登場でクリエイションが割に合わない仕事になるのではと危惧しており、広く発信する場が少ない若手にチャンスを与えていく。
(永松浩介)
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