2025年キッズニュースランキングTOP10を発表!

こんにちは!こども市場担当記者の金谷(かなたに)です。InstagramとXで「繊研新聞こども市場取材班」アカウントの中の人も務めています。
キッズ関係のファッションニュースを幅広く、定期的に取材しているメディアは、繊研だけと言っても過言ではありません。2025年も、様々なニュースを報道してきました。
今回は、Instagramでよく見られたニュース、ベスト10をご紹介します!(計測期間は25年1月1日〜12月19日 閲覧数順)
25年は新商品のニュースや新ブランドの動向に注目が集まりました。物価高でお財布事情はシビアですが、子供のファッションは楽しみたいという気持ちの表れを感じます。
10位:子供服のマーキーズ、今期最高業績を見込む 売上高100億円へ出店加速(7月15日)

子供服専門店のマーキーズ(堺市)の売上高、利益が過去最高を更新する見込みです。今期(25年7月期)の売上高は80億円を超える計画で、前期比25%増。既存店ベースでも12%増と高い成長が続きます。売上高100億円を目前に控え、引き続き出店を強化するほか、海外販売の種をまきます。
9位:ヨム「マールマール」 「ア・ベイシング・エイプ」と協業(9月12日)
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ベビー、キッズの雑貨や服を製造販売するヨム(東京)は、ギフトブランド「マールマール」で、「ア・ベイシング・エイプ」と協業した商品を発売しました。ア・ベイシング・エイプを象徴する「ベイビーマイロ」や「ABCカモ」柄を使い、ストリート感のあるアイテムを揃えました。
8位:スペイン発子供服「ボボショーズ」 京都に関西初の新店をオープン(9月17日)
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スペイン発のキッズブランド「ボボショーズ」は、8月30日、京都店をオープンしました。京都市中京区にあるセレクトショップ「エレファンツ」の2階で、関西エリアでは初。24年10月にオープンした東京・表参道の旗艦店に次ぐ、国内2店目となります。
7位:「プティマイン」 グランツリー武蔵小杉に最大店 大型店モデルの試金石に(7月24日)
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ナルミヤ・インターナショナルは、基幹ブランド「プティマイン」の大型店のモデルとなる店舗をグランツリー武蔵小杉にオープンしました。面積の約半分を新生児向けと雑貨が占め、イベントスペースも設けました。既存店増収に向けて店舗の増床を進めたい考えで、今回の店舗を試金石にします。
6位:布製ランドセル「リュッセル」 SNSで認知拡大、200万回再生の動画も(7月30日)
※《この投稿で“バズり”ました25年春夏ヒット商品記事内》 有料会員限定

タカアキ(兵庫県豊岡市)はオリジナルランドセル「リコモン」の、22年に発売した布製シリーズ「リュッセル」の認知度をSNS発信で高め、販売につなげています。
これまで最も反応を集めたのは、インスタグラムで23年1月に投稿した、リュッセル「フライ」モデルの水筒を入れられるサイドポケットを紹介したリール動画。200万回近く再生され、同商品が8月時点で完売しました。また、当時1000人ほどだったフォロワーが一気に7000人近くまで増えました。
5位:F・O・インターナショナル「ピードットプルミエ」が急成長 今期売上高8億円見込む(10月2日)
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F・O・インターナショナル(神戸市)が24年春に発売したEC主力のブランド「ピードットプルミエ」が順調に伸びています。初年度の売上高は5億5000万円で、今期(26年2月期)は約8億円を見込みます。子供服企業がECブランドを開発する事例は多いですが、このスピード感で成長するのは珍しいことです。
4位:子供へのデザイン教育進めるファミリア 小学生がデニムバッグを企画~販売(8月29日)
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ファミリア(神戸市)は、子供を対象としたデザイン教育に注力しています。今年は、創業75周年を記念し、子供たちがデニムバッグの企画から販売までを担う「子ども企画会議」を開催。8月には、選出された6人の小学生が本社に集まり、デザイナーらと共にデザインを検討、プレゼンテーションを実施しました。
3位:小学校低学年女子向け 〝空白地帯〟にヒットの芽 ギャルブームも追い風に(10月27日)
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苦戦が続く女子小学生向けブランドで、新たな芽が生まれています。ターゲットは、子供らしい可愛さから卒業し、ローティーン向けではサイズが合わない低学年女子。おしゃれの低年齢化が進む一方、この層が満足できる提案は少なく、市場の空白地帯になっています。
2位:韓国子供服「モイモルン」 百貨店限定のプレミアムラインを販売開始(11月20日)

韓国発のベビー・子供服ブランド「モイモルン」(東京、ハンセドリームジャパン)は11月から、百貨店限定のプレミアムラインの販売を始めました。日本製のオケージョンウェアで、全6型。
1位:アシックスの子供靴「スクスク」 『たまひよ』と読者の声集めて開発(7月4日)
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アシックス商事は子供靴「スクスク」で、育児情報メディア『たまひよ』と共同で企画した2品番を発売しました。公式たまひよインスタグラマーとの座談会をはじめ、読者の様々な声を集めて約2年かけて開発。子供の足の健やかな成長を第一に考えつつ、親目線での使い勝手やデザインにもこだわりました。
◇
いかがでしたでしょうか?2026年も様々な角度から、キッズファッションニュースをお届けします!

金谷早紀子(かなたに・さきこ) 07年入社。レディスの成長企業から小粒で光るECブランドまで幅広く取材。育休を経て、キッズ市場担当に。繊研新聞こども市場取材班 Instagram、Xの中の人
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