パンを“選んでもらえる”新体験。東急大井町線九品仏『Comme’N TOKYO』の人気TOP5を実食&店舗潜入してみた
自分へのご褒美や、食卓を彩るパンを求めてふらりと立ち寄るパン屋さん。日常にささやかな幸せを届けてくれるパンですが、定番以外は挑戦しづらかったり、セレクトがマンネリ化してしまったりすることはありませんか……?
九品仏店・麻布台ヒルズ店の2店舗で展開する「Comme’N TOKYO(コムン トウキョウ)」は、トングを使わない“コンシェルジュ型”の接客を行うベーカリーです。
今回は常時60種類以上のパンが並ぶという九品仏の本店にお邪魔して、レシピのこだわりや人気ランキング上位メニューをお伺いしてきました!
■ずらっと並んだパンがお出迎え
今回伺ったコムン トウキョウ本店は九品仏の駅からほど近い交差点に位置しており、アクセスも抜群です。
お店のドアを開けると、ずらっと並べられた何種類ものパンが目に飛び込んできます。
今まで見たことのないパンの量に圧倒されていると、スタッフの方が「いらっしゃいませ!」と笑顔で話しかけてくれました。
セルフ型ではないコンシェルジュ型の接客のため、どこのパン屋でも必ず置いてあるトングはなく、スタッフさんとお話しながらパンを選んでいきます。
全部おいしそうなので自分の力で絞り込むことを早々に諦め、おすすめを伺うと「このあたりですかね!」といくつか提案をしてくださいました。
さらに「チョコ系のパンが好きなのですが、あまり甘すぎるのは苦手で……」と自分の好みをお話しすると、「クロワッサン・オ・ザマンド」をおすすめしていただき、無事購入!
木を基調とした温かみのある店内は、オープンキッチンでパンを作っているところが見られるため、レジを待つ間もワクワクしました。
■毎日食べたい……こだわりが詰まった人気パンTOP5を実食
選んでいただいたパン以外にも、定番の味から季節限定商品まで個性豊かなパンが揃うComme’N TOKYO。多彩なラインナップを支えるオリジナルレシピはなんと100種類以上もあるのだとか! 続いては初めてお店を訪れる方にもおすすめの、人気上位5位にランクインしたパンを実食していきます。
◇殿堂入りした不動の1位。「生ハムとカマンベール」
最初に登場したのは、複数回行われてきた人気ランキングで毎回1位となり、殿堂入りを果たした「生ハムとカマンベール(980円)」。日によって異なる気まぐれの生地に北海道産バターがたっぷりと塗られ、生ハムとカマンベールが贅沢に包まれています。
生ハムとカマンベールの組み合わせなんておいしくないわけがない……と思いながら口に入れてみると、驚いたのは期待をはるかに超えるコクのあるバターの香り。バターは一度も冷凍せず、冷蔵のまま届いたものを使用しているのがこだわりポイントなのだとか。
分厚いカマンベールと生ハムもしっかりと存在感があり、シンプルな構成なのにとても重厚感のあるバゲットサンドです。
◇芳醇なバターの香りの虜になるクロワッサンA.O.P
人気ランキング2位の「クロワッサンA.O.P(380円)」もバターがポイントになる一品。フランス産の発酵バター「A.O.Pバター」がふんだんに使用されており、一口目からバターの芳醇な香りが広がります。
断面は薄い生地が細かく何層にも重なっており、外側はさっくり、内側はしっとりの食感がたまりません。麻布台ヒルズ店ではなるべく焼きたての状態を楽しめるように、1日に2回に分けて焼き上げることで作りたての味わいを届けているのだそう。シンプルだからこそ、バターの味わいと生地の食感がより引き立つクロワッサンです。
◇自家製ホワイトソース×ハム×チーズが大満足な味わいのクロックムッシュ
3位にランクインしたのは「クロックムッシュ(680円)」。お店ごとに個性の出るメニューですが、コムンのクロックムッシュは米粉で作られた自家製ホワイトソースとハム・チーズの組み合わせが特徴です。
ホワイトソースは米粉で作ることでなめらかで口当たりとなっており、食べ進めても重たくならない味わいに感動。年齢を重ねるごとにチーズやクリーム系のパンは手が伸びづらくなっていたのですが、ジューシーだけど軽やかな味わいでぺろりと食べられました。
◇訪れる時間によって違った味わいが楽しめる「本日のクリームパン」
上位5つの中で、唯一のデザートパンとしてランクインしているのが、4位の「本日のクリームパン」です。
「本日の」という名の通り、シェフの気まぐれでパンの種類が変わるのだとか。来るたびに異なる味を楽しめるなんて、毎日通っていろいろな味を食べ比べしたくなってしまいそう……! 試食させていただいたのは、人気食パン「桜と日本酒」で作られたクリームパン。ふわふわのパンと米粉を使用した自家製カスタードの甘さがマッチした一品でした。
◇美味しさの秘密は水分量。ふわふわ食感に桜が香る「桜と日本酒」
5位には、4位のクリームパンでも使用されていた「桜と日本酒(ホール1,000円/ハーフ500円)」がランクイン。国際大会出場時に「お国柄らしいレシピ」として開発されたこちらのパンは、桜のあんこと日本酒を生地に混ぜて焼き上げています。
見た目は通常の食パン同様の白い生地に見えますが、口に入れた瞬間ふわっと香る桜にびっくり。日本酒のアルコール感は全くなく、桜餅のようなやさしい桜の甘さが口の中に広がります。
もちもちとした食感の秘密は水分量。コムンのパンは高加水で水分量の多い生地を使用しており、さらにお酒の水分量を加えることで歯切れの良さともちっと感が生まれるのだとか。
加水率の高い生地は扱いが難しいそうなのですが、丁寧に焼き上げられた美しい生地からは職人のこだわりを感じました。
■新しいパンとの出会いを楽しんで
たくさんの種類のパン一つひとつにこだわりが詰まっており、お気に入りを探しに何度も通いたくなるComme’N TOKYO。
パン屋といえばトングとトレーを持って店内を悩みながら何周かしてしまうイメージがありましたが、お店の方と話しながらセレクトしたことで、普段の自分であれば手に取らないパンに出会うことができました。
みなさんもぜひ、一推しのパンを見つけに行ってみてくださいね。
■店舗概要
コムン トウキョウ 本店
住所:東京都世田谷区奥沢7-18-5 1階
営業時間:7:00~18:00
URL:https://commen.jp/
(取材・文:五十嵐紫月/マイナビウーマン編集部)
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