松坂屋名古屋店、南館7フロアをパルコ運営の商業施設に転換

2025.12.18 17:00

提供：繊研plus

松坂屋名古屋店は南館の7フロアを対象にした大規模リニューアルを実施し、パルコが運営する新しい商業施設に転換する。26年2月から順次、工事に入り、27年春オープンの予定。対象は南館の地下2階と地上1～6階の約1万9000平方メートル。現在4～6階はヨドバシカメラ、1～3階はレディスファッション、地下2階はシューズ、バッグなどを中心に構成する。

リニューアルの対象外となる上層階には美術館やホール、レストラン街、地下1階にはハンズなどがあり、文化発信拠点としてのアイデンティティーは継続し、パルコが得意とするファッション・エンタメ・カルチャーをはじめとする感度の高いストアゾーンを導入。同館の北に位置する松坂屋名古屋店本館と、南の名古屋パルコをつなぐ〝ブリッジ〟として多様な世代が交わる施設に進化させるとしている。

J・フロントリテイリンググループは、名古屋・栄に26年初夏に開業予定の商業施設「HAERA」（ハエラ）とあわせ、面として栄地域の活性化を目指す。