「パーリーゲイツ」生みの親、仙座学さんが再始動 ゴルフは「もっと自由であるべき」

人気ゴルフアパレルブランド「パーリーゲイツ」の生みの親として知られる仙座学さん(元TSIホールディングス上席執行役員)が再始動した。24年11月にスポーツ用品の企画・販売を手掛けるマックスマスター(東京)を立ち上げ、代表取締役会長に就任。25年10月からは韓国のゴルフブランド「YORF」(ヨルフ)の輸入販売を始めた。
(杉江潤平)
マックスマスターはゴルフなどスポーツ用品ビジネスにたけたメンバーで設立した。これまではキャディーバッグなどゴルフ関連グッズのOEM(相手先ブランドによる生産)事業が中心だったが、今後はアパレル・ブランド事業を強化し、「将来的にはそれぞれの売り上げを半々にしたい」(仙座さん)考えだ。
ブランド事業の第1弾となるヨルフは韓国人のグラフィティー作家、ジェイ・フローがアートディレクターを務める。彼の描いた絵柄や文字をカラフルにデザインに取り入れたアパレルや帽子、ヘッドカバー、キャディーバッグなどで構成する。
アート要素と融合したゴルフ用品でありながら「カジュアルで普段の生活にも着られる差別化できるブランド」と判断。9月末に日本におけるライセンス製造・販売と独占輸入販売権を得た。

現在はECと十数カ所のゴルフ場内のコーナーショップで販売している。初年度売り上げ目標は1億4000万~1億5000万円。
仙座さんはサンエー・インターナショナル時代の89年にパーリーゲイツを立ち上げ、ピーク時は国内で170億円以上(派生ライン含む)を売り上げるゴルフアパレルブランドに成長させた。TSI在籍時には、ゴルフはじめスポーツ事業を統括するTSIグルーヴ&スポーツ社長などを歴任。24年8月に退職した。
ハングリーな韓国に驚き
仙座学マックスマスター代表の話従来のゴルフの常識ではお客様は付いてこないと思っている。ゴルフの環境、ゴルフウェアの考え方を含めてもっとカジュアルにならないと。
ゴルフはもっと自由であるべき。マックスマスターを通じてゴルフの楽しさを伝えたい。
韓国のゴルフは日本と同様に物販が悪い。ただゴルフブームは継続している。韓国のファッションやエンターテインメントなどに関わる人たちのハングリー精神は驚くほどで、今や世界中が韓国にそれらを学ぶ時代だ。今後も日本に韓国ブランドを紹介する可能性がある。

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