新しい恋と復縁のリアルがえぐい!! 爆モテ1人勝ち男&呪詛で生ける屍となった男【ラブ トランジット3考察】

新しい恋と復縁のリアルがえぐい!! 爆モテ1人勝ち男&呪詛で生ける屍となった男【ラブ トランジット3考察】

2025.10.22 17:00

※このコラムは「ラブ トランジット3」エピソード1〜3のネタバレを含みます。

■えぐいほど恋愛のリアルを浴びられる。それがラブトラの魅力

元恋人同士で1カ月のホカンスを過ごし、復縁か新しい恋かを選択する恋愛リアリティ番組『ラブ トランジット』待望のシーズン3が始まりました!

「全員が元恋人同士」という深い歴史があるからこそ、そんじょそこらの恋リアでは起きないような感情の揺れ動きや、予想もしない展開が生み出されるなど、人間ドラマの濃さがラブトラの魅力!

元恋人へのまっすぐな愛が伝わり、涙を禁じ得ない復縁ドラマもあれば、復縁を願う人間が、新しい恋を始めようとしている元恋人の様子を目の当たりにするなど、とにかく全てがリアルであるがゆえに、精神的なグロテスクさも孕んでいます。

特に見て欲しいのが、元恋人・Xからそれぞれに宛てられた手紙のシーン。恋人を好きになった理由や2人だけのエピソードなど、愛に満ち溢れた手紙の内容を聞いているだけで恋している時の気持ちを思い出して、胸が締め付けられるようにキュンとするのです。

■初手から呪詛を浴びせられ、アンデットとなったユウマ

そんな手紙の中で唯一異質さを放っていたのが、ともに俳優のユウマ・しおりカップルではないでしょうか。

元恋人Xからの手紙として、しおりがユウマに送ったのは「あなたと破局することになった事件をいまだに受け入れられていません。こんな強い印象与えた人、あなただけです。私は、あなたとのピリオドを探しに来ました」という、ほぼ呪いの手紙。「呪詛かな?」と思うほどに怨念に満ち溢れた内容は、ユウマが「浮気野郎(仮)」というレッテルを貼られるには十分すぎるもので、開始早々ユウマの新たな恋愛の可能性が余すところなく刈り取られ、草も生えない状態と化しました。

「一体こいつは何をやらかしたんだ?」と全員が身構えてしまい、ユウマとデートをする女子は全員もれなくその話題を恐る恐る聞き出すほど。

もうこの場を楽しむことが不謹慎くらいの空気感でユウマの目から生気が消え去り、おしゃれなホカンスに1体のアンデットが誕生しました。不憫。しかし復讐としては100点満点のやり方。

■元カノアタック事件! 蓋を開ければ2人とも被害者

しかし、ユウマはいちいち対応がポンコツすぎる。がゆえにしおりとユウマはボタンをかけ違えたような状況になっているのです。

事の発端は、ユウマの家に女が訪ねてきたと思ったら、家の外でユウマの名前をシャウト。その女をユウマが庇うのでしおりが出て行くと、ユウマはそれを追いかけもせず、連絡もしないまま4年。からの今という????すぎる展開。

オリンピックが一巡するくらいの期間を経ての連絡が、このラブトラへの出演。ホカンスでも、あの時の詫びや説明がないままに、ユウマは自分が言いたいことを先に伝えたり、「(しおりに)出ていかれちゃって」という被害者側の言い回しをしたりと、戦闘モードマックスでブチギレているしおりの地雷をバコバコと踏み抜きます。

何度もしおりのブチギレを食らっても、さすがアンデット、まだ動けるのがユウマのすごさ。しかし蓋を開けてみれば、しおりもユウマも、あの時のお互いの対応に疑問を抱いており、「相手が動くべき」と動かずにいた似たもの同士。

しおりは「追いかけてこないなら自分が大切ではないのだろう」と判断し、ユウマは「こんなに一緒にいたのに、これはただの元カノで、疑われるような関係などないことをなぜ理解してくれないんだろう」と連絡を待っていたのです。

しおりにとってはユウマへの浮気疑惑でメンタルは崩壊しているし、ユウマから見れば、突然元カノがやってきて関係をぶち壊された形です。言うなればどちらも元カノアタックの被害者であり、それぞれの自認もそうだったのではないでしょうか。

■元カノ、今カノを対等に扱ってしまったユウマの落ち度

とはいえ、この状況を招いたという点でユウマの落ち度は0ではありませんし、説明責任があります。

加えて、元カノ、今カノ、今大切にすべきはどちらかを考えたら明白だったわけですが、「彼女」という点に重きを置かず、彼女と元カノそれぞれを対等な人間として比較し、メンタルがやられている元カノを優先してしまったユウマ。「精神的に不安定な元カノの状況をしおりに分かって欲しい」なんてのはちょっと求めすぎだったのかもしれません。ここの判断軸が違っていたら、きっと今この状況にはなっていなかったのでしょう。

そして、しおりとユウマ。どちらかが勇気を出して連絡をしていれば、このかけ違えたボタンも元に戻っていたのかもしれないというのも、また悔やまれます。

刺し違える勢いでブチギレるしおりの様子を見ていると、4年経った今も過去から脱却できておらず、心の奥底ではユウマに期待をしていて、どこかで浮気じゃないことを説明して納得させて欲しい気持ちが残っているようにも見えるので、ワンチャン復縁がありそうな気もします。

■なんか勝手にバチェラー始まってた。種を蒔く男、ヒロの沼男力

ハードモードに身を置かれたユウマとは対照的に、最年少とは思えない余裕と風格によってチートレベルで爆モテしているのが経営者・ヒロ。

男らしい風貌とイケボ、がっつかない余裕のある対応で、元カノであるSNSマーケティング・みゆう以外の全女子の心をかっさらっているから恐ろしい。

ヒロが動くとその周りには夜の街灯に虫が集まるかの如く、ヒロを狙う女子がわらわらと集まり始めるなど、ユウマとヒロとで、まるで天国と地獄のような対比が生まれています。現実って残酷。

しかし蓋を開けてみれば、浮気野郎疑惑のレッテルを貼られたユウマは事実無根の潔白で、本当に浮気で破局をしていたのはヒロだったというのだから、現実って皮肉です。

しかしヒロがモテるのはよーーく分かる。それぞれに少しずつ気があるかのような恋愛の種を蒔いていくんですよね。会社員・ひなことのデートでは「マジで良かったわー。遊園地で。そしてひなこで」「俺第一印象で出したよ」と、期待させる言葉を植え付けます。

一方でモデル・ミクとのデートでは「ヒロの気持ちはミクに向いてる感はあるね。俺の気持ちがミクに向き始めてるっていうことを頭に入れといてもらって。残りのホカンスを過ごしてみて欲しいね」と、心に残る直球ストレートでストラックアウトの如く、心のど真ん中をぶち抜くのです。

この2人に粉をかけながら、自分にアピールしてくれるバックパッカー・ユリに対しては、「うわ、かわいいって思った」と、大して気がないくせに離れられなくなるような言葉をかけるという抜け目のなさ。こりゃみんなヒロが気になってしまうのも仕方ない。

「否定しない。必ず誉める。気持ちは直球で伝える」という、恋の種まきを無差別に行うせいで、ミクとひなこはそれぞれ自分がヒロといい感じだと思っている状況。とんでもない沼男です。

ここだけヒロを巡って奪い合う、女性たちのバチェラー始まってます? もうヒロには次回バチェラー出てもろて。ヒロが総取りしすぎて、他の男性陣が蚊帳の外なのが切ない。

■さて誰が復縁希望? しおりの当てつけと、ラストどんでん返し説

3人が復縁希望の今回のシーズン3。確実な復縁希望は格闘家のイッセイ。Xであるミクとの復縁のために奮闘しています。

そして2人目は、Xであるしおりから殺意レベルの憤怒を向けられているユウマ。残るあと1人が分からないような演出がされているのが気になります。おそらくここに、どんでん返しの仕掛けがあるのでは?

みんながわりかし本気のアプローチをしている中で、消去法で残るのがしおり。もちろんヒロとデートをしていたのですが、恐ろしいほどの展開の速さで序盤にデートをしていたのはユウマへの当てつけなのでは?

4年前に終わった恋愛でありながら、「こんなに?」というほど、まだユウマの対応に期待をしている様子ですし、その行動に対する期待がことごとくはずれて怒っているのもまだ好きな気持ちが成仏していないがゆえなのかも。

ヒロキングダムの時も輪の中にはいたものの、ヒロへのアピールや嫉妬は特段見えないようにも感じましたし、ヒロが気になっているなら嫉妬がめちゃ顔に出るタイプだと思うんですよね。

ということで、しおりが復縁希望なら、今回のラストはかなりの大どんでん返しです。

これからどんな心の動きが待っているのか。次回配信を期待しつつ待ちましょう。

(やまとなでし子)

『ラブ トランジット』シーズン3概要

タイトル:『ラブ トランジット』シーズン3

配信開始日:2025年10月16日(木) 20時より独占配信中

話数:全8話

10月16日(木)20時 第1話-第3話

10月23日(木)20時 第4話-第6話

10月30日(木)20時 第7話-第8話

詳細ページ:https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/B0FTD5F5HZ

製作:Amazon

コピーライト: ©2025 Amazon Content Services LLC or its Affiliates.

関連リンク

関連記事

  1. 「正直わからん...」男性がにとって聞かれても困る彼女の「見た目の変化」3選
    「正直わからん...」男性がにとって聞かれても困る彼女の「見た目の変化」3選
    ハウコレ
  2. この子と一緒だと落ち着く...男性が本命だけに見せる【安心サイン】
    この子と一緒だと落ち着く...男性が本命だけに見せる【安心サイン】
    ハウコレ
  3. 【誕生月別】2025年の秋、恋の急展開を迎える女性ランキング<第4位~第6位>
    【誕生月別】2025年の秋、恋の急展開を迎える女性ランキング<第4位~第6位>
    ハウコレ
  4. 同棲中の彼女宅に…見知らぬ“3本目”の歯ブラシが!?直後⇒「あっ…」黙り込んだ彼女が、数日後に降参した話
    同棲中の彼女宅に…見知らぬ“3本目”の歯ブラシが!?直後⇒「あっ…」黙り込んだ彼女が、数日後に降参した話
    Grapps
  5. 「息子を返して!」泣きわめく”息子依存”の義母!?すると、呆れ切っていた嫁に思わぬ【味方】が現れた話
    「息子を返して!」泣きわめく”息子依存”の義母!?すると、呆れ切っていた嫁に思わぬ【味方】が現れた話
    愛カツ
  6. 【星座別】「彼女と別れる選択肢はない。」究極の愛され女性ランキング<最下位~第10位>
    【星座別】「彼女と別れる選択肢はない。」究極の愛され女性ランキング<最下位~第10位>
    ハウコレ

「その他」カテゴリーの最新記事

  1. 大谷翔平 特注デコピンジャケットで球場入り BOSSの逸品に反響「とってもかわいい」「デコイもワールドシリーズに」
    大谷翔平 特注デコピンジャケットで球場入り BOSSの逸品に反響「とってもかわいい」「デコイもワールドシリーズに」
    デイリースポーツ
  2. 広島・新井監督がドラ1平川を絶賛「柳田選手」のようになれる! 「大きいのに足も速いし肩もすごく強い」 春季C1軍決定
    広島・新井監督がドラ1平川を絶賛「柳田選手」のようになれる! 「大きいのに足も速いし肩もすごく強い」 春季C1軍決定
    デイリースポーツ
  3. JDクラシックを制したナルカミはチャンピオンズCに参戦
    JDクラシックを制したナルカミはチャンピオンズCに参戦
    デイリースポーツ
  4. 【菊花賞】アマキヒ 気持ち入った! 国枝師「最後に何かあればなあ。頑張ってほしい」期待込める
    【菊花賞】アマキヒ 気持ち入った! 国枝師「最後に何かあればなあ。頑張ってほしい」期待込める
    デイリースポーツ
  5. 【菊花賞】エネルジコ 間隔問題なし 佐藤助手「疲れはないし、前走よりも状態はいい」
    【菊花賞】エネルジコ 間隔問題なし 佐藤助手「疲れはないし、前走よりも状態はいい」
    デイリースポーツ
  6. 【菊花賞】エリキング ラスト1冠へ仕上げに自信 福永助手「前走後のダメージもなく、順調」
    【菊花賞】エリキング ラスト1冠へ仕上げに自信 福永助手「前走後のダメージもなく、順調」
    デイリースポーツ
  7. 【菊花賞】ゲルチュタール 体重増も想定内 杉山晴師「前走が減っていたので問題ない。予定通り」
    【菊花賞】ゲルチュタール 体重増も想定内 杉山晴師「前走が減っていたので問題ない。予定通り」
    デイリースポーツ
  8. 【菊花賞】レイヤードレッド 嶋田&手塚久師とは所縁の血 雨予報は歓迎!「競馬は上手な馬だし、リズム良く運びたい」
    【菊花賞】レイヤードレッド 嶋田&手塚久師とは所縁の血 雨予報は歓迎!「競馬は上手な馬だし、リズム良く運びたい」
    デイリースポーツ
  9. 阪神ドラ1立石「祖父母が兵庫に」「明石焼きが一番おいしい」【一問一答】
    阪神ドラ1立石「祖父母が兵庫に」「明石焼きが一番おいしい」【一問一答】
    デイリースポーツ

あなたにおすすめの記事