

レディスセレクト店「バイワンスタジオ」 オリジナル商品が売り上げの6割に

大阪・箕面市にあるレディスセレクトショップ「X-ONE-STUDIO」(バイワンスタジオ)が元気だ。古着もミックスした品揃えでスタートしたところ、「シンプルだけれど少し癖のあるデザインのオリジナル商品が人気」(塩瀬琴羽X-ONE合同会社代表)で、売り上げを伸ばし続けている。カフェも併設した路面店で、会話や買い物をゆっくり楽しむ顧客が多い。
(小畔能貴)
バランスを重視
アパレルメーカーで海外買い付けのバイヤーなどとして活躍した後、渡米して働いた経験も持つ塩瀬さんが、22年4月に地元の箕面市で同店をオープンした。店名にあるXには様々なものを掛け合わせるという意味を込めており、ビンテージ×トレンドをコンセプトにした品揃えのほか、服だけでなく飲食ができるカフェを併設するなどしている。
インポートと海外古着をミックスした感度の高いセレクトを打ち出すが、ハワイで接客していた経験から、バランスの良いデザインの提案を重視している。「米国人はボディーラインを気にしないが、日本人は気にする。ヘルシーに見える着こなしがポイント」という。
オリジナルは、24年に売り上げが大きく伸びた。円安もあって着手したものだが、好評で売り上げの約6割を占めるほどになった。どれも白と黒を中心としたシンプルな色使いで、ほどよいデザイン性が特徴だ。「合わせやすいし、チャレンジもしやすいのでは」と売れている理由を分析する。

今年も同様の勢いでオリジナルを推している。25年夏は「日本ではあまり採用がない」細いスパゲティストラップのカップ付きキャミソール(税抜き4500円)、店のオリジナルロゴを配色刺繍で胸元にあしらったタンクトップなどを提案している。バルーンシルエットと色合いにこだわったデニムパンツ(1万6000円)などもある。
客層は70代まで
客層は20代後半から70代まで幅広い。「このエリアは富裕層が増えたし、ミニスカートをはきこなす年配の方もいる。この店で新しいおしゃれに挑戦してもらうのが楽しい」。古着などで女性にメンズを提案することもあって、男性客もいる。
路面でカフェを併設していることもあり、2時間近く過ごす人がいるなど滞留時間は長い。「顧客比率が高く、客数はそれほど多くはない」が、セット率や平均客単価は高めだ。一度の来店で5万円、中には30万円購入していく顧客もいる。オープン以来、売り上げは右肩上がりだ。
今後は、「EC比率がそれほど高くないのでこれからもっと伸ばしたい」考え。「オリジナルが好評なので、チャンスがあれば卸や海外販売もしてみたい」と話す。

関連記事
「その他」カテゴリーの最新記事
-
元エビ中・柏木ひなた 友情コラボの新曲“戦友”安本彩花が作詞作曲サプライズ報告「現実になったな」デイリースポーツ芸能
-
元モー娘。譜久村聖 20代ラスト2年ぶり写真集「『ふく(29)』の年1つ目の作品」デイリースポーツ芸能
-
玉木宏 胃もたれ対策は「食事の内容や量の調整」新胃腸薬CMで絶妙演技デイリースポーツ芸能
-
ドジャース・ベシア きっちり締めた 1回2/3を無失点「私は投げるのが大好き」デイリースポーツ
-
大谷翔平 ダル撃ち!一挙4得点口火打 首位攻防パドレス3連倒 一時同点もベッツV弾 ロバーツ監督「非常に満足」デイリースポーツ
-
手塚理美 大物俳優の父に横顔そっくりと話題の俳優次男とランチ、難関大卒 97年離婚、2児育てるデイリースポーツ芸能
-
「こんなに美しくなってるの?」金髪美女に衝撃変貌19歳に驚きの声「薄化粧でこれは美人」「脚きれい」国際舞台から姿消し3年、大人な白ワンピ姿に反響デイリースポーツ
-
パリ五輪中継→3月末退局の女子アナがグラビア初挑戦「どきどき♥」報告 キャミ、ノースリ、リブ系…攻めた服が話題「ついに!」「写真集出して」デイリースポーツ芸能
-
「瞬間誰か分かりませんでした」TV出演で別人級変貌の五輪メダリスト美女にSNSも驚愕「とても綺麗なお姉さん」「美人」デイリースポーツ